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赤ちゃんの定期検診の項目と気をつけること

乳幼児定期健診は、赤ちゃんの発育、栄養状態、先天的な病気を含めた健康状態を見逃さないために実施されます。早い時期に病気や異常が発見できれば治療もしやすく、将来的に問題になることも少ないためです。
健診を受ける時期は、行政で義務付けられている3~4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳健診以外は、各自治体によって異なりますが、12ヶ月健診までは、「3ヶ月ごとが目安」と覚えておくとよいでしょう。
また健診は、ママから小児科医に情報を提供する機会でもあり、普段気になっていることや心配なことを小児科医や保健師に相談するチャンスですので、大いに活用しましょう。

1ヶ月検診

検査項目

  • 母乳やミルクの飲む量と吸いつきの様子
  • おへそがジクジクしていないか
  • うんちの色や形状
  • 泣き方や音や光に対する反応

1ヶ月検診では、先天的な異常がないかどうか、赤ちゃんの身長、体重(ミルクの飲み具合)、胸囲、頭囲の計測と、とれたへその緒の後は乾いているかの確認、心臓の診察、股関節脱臼の検査、検尿、母乳のビタミンK不足による頭蓋内出血予防のためにビタミンKの投与をおこないます。
母乳の悩みがあるときは、その場で飲ませてもらうこともあります。ママは、産後気になることがあれば遠慮なく質問しましょう。

また病院によっては、母乳指導や育児相談が受けられます。赤ちゃんだけでなく、ママも産後1ヶ月の婦人科健診を受けます。

3~4ヶ月健診

検査項目

  • 首のすわり具合
  • あやすと笑うか
  • 声をかけると振り向くか
  • うんちの回数や形状
  • 皮膚がジクジクしたり極端にカサカサしていないか

身長・体重・胸囲・頭囲の身体計測、首のすわりなどの発達のチェック、股関節脱臼、斜頚や心臓の異常のチェックなどもします。
この健診では「あやすと笑うか」「目で物を追うか」「首のすわり方」「原始反射が消失しているかどうか」などが、発達状態をみる上で重要なポイントになります。あやしたときの様子、おもちゃの握り方など、お家での様子をよく観察し、質問をされたら答えられるようにしておきましょう。脂漏性湿疹など、何か不安を抱えている場合は、この機会に相談してみましょう。

また、BCGの予防接種や、離乳食開始の説明もあります。
検診は3ヶ月になった直後より、4ヶ月に近い時期に受けると、発達具合がわかりやすいです。

6~7ヶ月健診

検査項目

  • 寝返りやおすわりの状態
  • 離乳食の回数
  • 神経芽細胞腫の検査の有無
  • 皮膚の状態

保健所ではなく、近所の小児科などで受けます。
6~7ヶ月検診では、寝返りやおすわりなどの体の発達、心の発達、引き起こし反応や顔に布をかけてとるテストなどを行います。この時期は、運動機能や知能の発達異常が見つかりやすい時期です。
7ヶ月頃の赤ちゃんなら、手離しや手をついてしばらくすわっていられるかどうか、おもちゃを上手につかむことができるか、などを見ます。お家でのおすわりの様子、おもちゃを要求して取るときの様子などをよく観察しておきましょう。
また「神経芽細胞腫」の検査が済んでいるかどうかも確認しましょう。
夜泣きをする赤ちゃんも増えてくるので、悩んでいるなら相談してみましょう。

そろそろ赤ちゃんの免疫が切れる頃です。感染症にかかりやすくなるので、この機会にかかりつけの小児科を探しておくとよいでしょう。

9~10ヶ月健診

検査項目

  • ハイハイやつかまり立ちの様子
  • 指で小さいものをつかむか
  • 音に対する反応や、ものを見るときの様子
  • 予防接種は何を受けたのか
  • 人見知りの状態

近所の小児科などで受けます。はいはいやつかまり立ちなどの体の発達と、積み木をつかむテストなどで精神面の発達をチェックします。発達は大きく個人差が出るときですので、はいはいができていなくても心配し過ぎないようにしましょう。赤ちゃんが何かできるようになったら、日付を母子手帳に記入しておきます。

これまでの健診で先天的な病気や異常はすでに発見されていますが、視力や聴力など、判別ができなかった病気が見つかることもあります。そろそろ人見知りが激しくなり、診察を嫌がる赤ちゃんも増えてくるので、その分、下痢や嘔吐をしやすい、よく熱を出す、風邪をひくとゼーゼーいいやすいなど、お家での様子をよく観察して、聞かれたことに答えられるようにしておきましょう。

12ヶ月健診

検査項目

  • ひとり立ちや伝い歩きをするか
  • 大人の真似をするか、「バイバイ」など、簡単な言葉がわかるか
  • 食事の状態
  • 遊びの様子

12ヶ月健診を実施している自治体は少ないですが、生後12ヶ月目は育児不安の2度目のピーク(一度目は生後1ヶ月)がくるという報告もあります。気になることや不安なことがあれば小児科を受診して相談してみるとよいでしょう。
この健診では、発育状態、大泉門の開き具合、陰嚢水腫がある場合は消失しているかどうかなどを見ます。
無事に1歳を迎えたことの記念に、わが子の成長を確認する意味でも受けておくとよいでしょう。