ベビーヨガは自宅でできる!
産後の体形って気になりませんか?運動したくても育児に追われたり、自分の体調が整わないこともあり、なかなか難しいと感じているママは多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがベビーヨガ。ベビーヨガは運動不足になりがちな産後のママの運動や、赤ちゃんとのスキンシップの手段として良い方法です。
難しいと思われがちなベビーヨガですが、実は自宅で気軽に始められます。
そこで今回は自宅でベビーヨガを行う方法やおすすめのポーズ、そして注意点についてご紹介します。
自宅でベビーヨガ~準備するもの~
まずは自宅でベビーヨガを行う際に必要なものからご紹介します。
【広いスペース】
ベビーヨガが行えるスペースを確保します。ママと赤ちゃんが寝転んでも、家具などに当たらないスペースを確保しましょう。
ヨガのポーズを行う際は、テーブルの角などに当たってケガをしないように注意してくださいね。
【動きやすい服装】
体を動かすので、ママも赤ちゃんも動きやすい服装で行いましょう。ママの服装は、動きやすい部屋着や運動着を選びます。
タイツやストッキングなどの足先の出ないものは、立って行うポーズの際に転んでしまうかもしれないので、裸足で行うのが望ましいです。
また、赤ちゃんの服装は、動きやすい服で少し薄手のものを用意するようにしましょう。
ベビーヨガをすると、体温が上がりやすくなるので、薄手服装にした方が、汗で体が冷えてしまうのを防ぐことができますよ。
【赤ちゃんとママの飲み物】
ベビーヨガで汗をかくこともありますので、終わった後にはママも赤ちゃんも水分補給をしましょう。
【ヨガマットやバスタオルなどの敷物】
ベビーヨガを行う際には、ヨガマットやバスタオルを用意しましょう。
ただし、フローリングの上にバスタオルを敷いてヨガをすると、滑りやすい為、注意してください。
畳やカーペットの上にバスタオルを敷いた方が安定すると思います。
自宅でできるヨガ①がっせきのポーズ
では早速、赤ちゃんと一緒にできる簡単なヨガポーズをご紹介します。
「がっせきのポーズ」は、ママの骨盤調整に良いポーズなので、産後の腰痛に悩むママにおすすめですよ。
【やり方】
①両足の裏を合わせて座ります。
背中が丸まらないように注意しましょう。お尻の前の方で座るようにすると背筋が伸びやすくなります。
②足の裏を合わせたところに赤ちゃんを座らせます。赤ちゃんの脇の下から腕を通し、赤ちゃんの足裏を合わせてあげましょう。
③ママの足を上下にバタバタと揺らし、股関節をほぐします。
④ママの体をゆらゆらと左右に振ります。
⑤お尻を中心にして、円を描くように体を揺らしましょう。右回り、左回りと行います。
⑥体の動きをゆっくりと止めて、息を吸って背筋を伸ばします。
⑦息を吐きながら、前屈をします。
自宅でできるヨガ②猫のポーズ
「猫のポーズ」は赤ちゃんのお世話で硬くなりがちな、背中の筋肉をリラックスさせる効果が期待できます。
【やり方】
①赤ちゃんを床に寝かせ、ママは赤ちゃんと目線が合うところで四つん這いのポーズをします。足幅をしっかりと開いて、足の甲はしっかりと床につけましょう。
また腰が反らないように、お腹に力を入れて背中をまっすぐにします。
②息を吐いて、吸うときに腹筋に少し意識を向けて頭を上げてます。尾骨を上に向ける要にして、背中をそらせます。
③息を吐きながら、目線をお腹に向けて背中を持ち上げます。手のひらと膝で、床をぐっと押しましょう。
④②、③を繰り返し行います。頭を上にあげたときに「いないいない」、お腹をのぞき込む姿勢の時に「ばぁ」とすると、赤ちゃんとのスキンシップになりますよ。
自宅でのベビーヨガの注意点
自宅で行うベビーヨガには気を付けたい点が5つあります。
【食後2時間以上空ける】
授乳や離乳食直後は、吐き戻したりすることもありますので避けましょう。食後2時間程度空けると良いですよ。
【ママと赤ちゃんの体調が良いときに行う】
赤ちゃんの体調に少しでも変化があるときには、ベビーヨガをするのは避けたほうがいいでしょう。また産後のママの体調は不安定なので、ママの体調が良いときに行いましょう。
【赤ちゃんの機嫌が悪いときは避ける】
赤ちゃんの機嫌が悪いときは、無理に続けるのはやめましょう。赤ちゃんのペースに合わせてあげてくださいね。
【赤ちゃんを強く引っ張ったり、曲げたりしない】
赤ちゃんの体は未発達なので、強く体を引っ張ったり曲げたりといった無理な姿勢は止めましょう。ベビーヨガには赤ちゃんの発達段階に合わせたポーズがありますので、成長に合わせて行ってください。
【予防接種後24時間以内は避ける】
予防接種の後は赤ちゃんの体調に変化が現れる場合があります。予防接種後24時間は様子を見て、体調に変化がなければベビーヨガを行いましょう。
まとめ
ベビーヨガを自宅で行う時に用意するものや、おすすめのポーズ、そして注意点についてご紹介しました。自宅でも簡単に行えるので、外出しにくいときの運動として取り入れるのにぴったりです。
独学でやるのに不安を感じる方は、ベビーヨガのオンラインレッスンを利用してみるのも良いかもしれません。
運動とスキンシップが一緒に行えるベビーヨガを取り入れて、親子で楽しい時間を過ごしませんか?