大切なベビーグッズを断捨離するには?
赤ちゃんの誕生とともに揃えた、大切なベビーグッズ。
ママやパパには思い出の詰まったグッズでしょう。
しかし、成長とともに早ければ1年、遅くても数年後には使わなくなることがほとんど。
気づけば部屋が不要なベビーグッズであふれてしまうこともあります。
思い出が詰まっているため簡単には捨てられないし、でもこのままでは片付かない…
そんな悩めるママやパパのために、今回はベビーグッズの断捨離方法を詳しくご紹介します。
ベビーグッズ断捨離方法①「残すものの量」を決める
ベビーグッズには、大型でかさばるベビーベッドやベビーカー、小さくて比較的処分しやすいベビー服やおもちゃなど、さまざまな種類があります。
特に服やおもちゃは、子どもの成長を見守りながら使ってきたこともあり、処分するのが難しいものです。
「いつか大きくなった子どもに、思い出話と一緒に渡してあげたい」という気持ちから、つい手元に残してしまいがちです。
しかし、何でもかんでも残してしまうと、部屋がすぐに物であふれかえってしまいます。
そこで、まずは「残すものの量」を決めることがポイントです。
例えば、「衣装ケース1箱分」「トランク1個分」といった具体的な量を設定しましょう。
そこへ入りきらない分は断捨離をし、また定期的に中身を見直して整理を続けていくのがおすすめです。
このように、あらかじめルールを決めることで、不要なベビーグッズがそれ以上増えず、断捨離をスムーズに進めることができます。
ベビーグッズの断捨離方法②処分方法を考える
残すものを決めたら、次に不要なものをどう処分するかを考えましょう。
ベビーグッズのよくある断捨離方法をいくつか紹介します。
【友人や親せきにあげる・下の子に残す】
一番手軽な方法は、友人や親せきに譲る、または下の子へお下がりすることです。
ベビーグッズの中には高価なものもありますし、まだまだ着られる服はもったいないので、欲しがる方もいるでしょう。
譲った方が喜んでくれたら、それだけでも嬉しいですよね。
下の子に残す場合は、保管するスペースをとってしまいますが、思い出のグッズを近くにまだ置いておけますね。
ただし、保管状態やデザインなどによっては譲られた方が困るものもあります。
譲っても大丈夫なものか確認し、譲る相手の意向も必ず確認しましょう。
【リサイクルやフリマアプリで売る】
最近では、リサイクルショップやフリマアプリを使ってベビーグッズを断捨離する方も増えています。
リサイクルショップをでは、ベビーグッズを持ち込み査定してもらうことで、買い取ってもらえることがあります。
ベビーベッドなど、大物で自分ではお店に持っていけない場合は、引き取りサービスなどをしてもらえるお店もあるので確認してみましょう。
ただし、品物の状態によっては買い取りを拒否されたり、予想よりも安く査定されたりすることもあります。
フリマアプリを利用し、断捨離する方も増えています。
フリマアプリだと、自分で値段を設定して売ることができます。
そのため、リサイクルショップよりも高く売れる可能性があります。
ただし、出品するためには写真を撮ったり、説明文を作成したりと、少し手間がかかります。
また、必ずしも売れるとは限りませんし、売れるまで時間がかかることがあります。
【寄付をする】
「まだ使えるものを、誰かの役に立てたい」と思うなら、寄付という方法もあります。
近所の保育園や児童館、児童養護施設などで寄付を募集していたら、そちらに届けるのもいいでしょう。
絵本などはインターネットを通じて寄付できるものもあります。
ただし、グッズの状態によっては寄付にそぐわないものもあります。
また、送料や手続きに費用がかかる場合もあります。
【家の中で再利用する】
下着や古くなった洋服など、あげることも売ることもできないものは、再利用することを考えましょう。
例えば、掃除のたびに使い捨てのふきんとして活用する、小さくなった洋服の端切れを使ってバッグを作るなど、リメイクしてみるのもいいかもしれません。
再利用することで、物が場所を取らなくなり、環境にも優しい選択となるでしょう。
ただし、リメイクには時間と手間がかかるため、できる範囲で無理なく進めることが大切です。
【最後の手段は捨てる】
上記のような方法を試しても、それでも残ってしまったものは捨てるしかありませんね。
思い入れのあるアイテムの場合は、処分する前に写真を撮っておくと、思い出を形に残せます。
ベビーベッドやベビーカーなどの大型品は、自治体の指示に従って正しく処分しましょう。
まとめ
ベビーグッズの断捨離は、思い出にあふれた物たちと向き合い、少しずつ手放していく過程であり心の整理にもつながる大切なプロセスです。
大切なのは、無理をせず自分のペースで進めること。
残す物の量をあらかじめ決め、処分方法を考えながら、思い出を大切にしつつスッキリとした生活空間を取り戻しましょう。
家の中も整えば、新たな家族の成長や生活の変化にも柔軟に対応できるはずです。
今ある物に感謝し、これからの未来を見据えた断捨離を進めることで、家族とともにさらに心地よい生活を楽しんでください。