ベビーマッサージの資格とは
ベビーマッサージの資格は、育児中だけでなく、子どもと関わる仕事を持つ人や子育てが終わった主婦などに人気のある資格です。ベビーマッサージの資格は、NPO(特定非営利活動法人)や社団法人が発行する民間資格で、国家資格ではありません。
資格は、ベビーマッサージに関する一定以上の知識とスキルを持っていることを証明し、どのような団体で、どのようなベビーマッサージを学んだのかということを証明するものです。各団体によってもカリキュラムや習得にかかる時間数・費用などが異なります。
無資格でもベビーマッサージの教室を開講することは可能ですが、受講する側が、安全性を考慮して選ぶため、講師の資格の有無が基準にされることが多いようです。
また、既存のベビーマッサージ教室でも、ほとんどの場合、主催者が資格の有無を重視して講師を選ぶため、資格がないと教えるのは難しいでしょう。
資格取得にあたっては、取得した資格をどのように利用するかによって、受ける講座の種類が異なります。自分や友人・知人の赤ちゃんのためにベビーマッサージをしたいという場合は、1日で講習が完結するものが良いでしょう。
仕事としてベビーマッサージを行いたいという場合は、ベビーマッサージセラピストの養成講座などを受講し、資格を取得するのがおすすめです。
ベビーマッサージ講座
ベビーマッサージ資格の取得を考えるなら、まず色々な団体に問い合わせをして、どの団体の講座を受けるか検討するようにしましょう。主な団体は以下のとおりです。
・ロイヤルセラピスト協会(RTA)
・国際インファントマッサージ協会(IAIM)
・ベビーマッサージ協会
・日本アタッチメント育児協会
・乳幼児子育てサポート協会
スクールでのカリキュラムを受講した後に、自宅で受けられるWEBの認定試験を受け、合格すれば資格取得できるような講座もあります。また、資格を取得後もフォローを受けることができ、自宅でベビーマッサージ教室を開くことや、スクールの講師ができるような団体もあるようです。
どの団体を選ぶかは、目的や内容・費用などによっても変わってきます。加えて、ベビーマッサージ資格を認定している団体の永続性や安全性も重要です。せっかく取得しても、その団体がなくなれば、資格も無効となってしまいます。
団体の所在地、代表者の名前や経歴、設立趣旨や理念などが明記されていないような団体から取得するのは、控えた方がよいでしょう。