赤ちゃんと雪遊び
冬になって雪が降ると、赤ちゃんに雪遊びを経験させてあげたいと思う方もいますよね。
雪遊びといえば、雪だるまを作ったり、そり滑りをしたり…という遊びが思いつきますが、まだ0歳の赤ちゃんには早いでしょうか。
また、スキーなどのウィンタースポーツが好きなママやパパは、赤ちゃんと一緒に楽しみたいと思う方もいるでしょう。
赤ちゃんはいつ頃から雪遊びを楽しめるようになるのでしょうか。
今回は赤ちゃんが雪遊びを楽しめるようになる目安の時期、赤ちゃんを連れてスキー場へ行く目安の時期をご紹介します。
赤ちゃんの雪遊びは生後1ヶ月を過ぎてから
赤ちゃんの雪遊びは生後4週間を過ぎた生後1ヶ月以降に始めるのが目安です。生後1ヶ月頃になると、外気浴を少しずつ始める時期。
お散歩がてら、雪と戯れる時間を作ってあげるのがいいですね。
とはいえ、小さな赤ちゃんは雪で遊ぶといっても、どのように楽しめばいいのでしょうか。
【ねんね時期の赤ちゃんと雪遊び】
生後1ヶ月頃から4ヶ月頃のねんね時期の赤ちゃんは、ママが抱っこして、外気浴がてら、雪を見せてあげるという雪遊びがいいでしょう。
ただ見るだけではありますが、上から降ってくる雪や積もった雪を見たり、冷たい冬の空気を感じたりするだけでも、赤ちゃんにとっては新鮮な遊び。
ただし、寒いですし、外での用事がない場合、外気浴は10分程度で切り上げましょう。
【おすわり時期の赤ちゃんとの雪遊び】
生後5~6ヶ月頃になると少しずつ支えてあげるとおすわりができるようになりますね。そんなおすわり時期の赤ちゃんには、短時間であれば雪に触れる時間を作ってあげるのがおすすめです。
手で物を触ることも楽しめるので、雪の冷たさに触れさせてあげるのもいいですね。冷たくてびっくりして泣いてしまう子もいるかもしれませんが、それも貴重な体験です。赤ちゃんサイズの防水加工の雪遊び用手袋なども活用しながら、雪遊びを楽しみましょう。
ママが抱っこしたまま雪で遊ぶのであればいいですが、赤ちゃんを直接地面に座らせるのであれば、お尻から冷えてしまいます。お尻の下に厚手のレジャーシートを敷いてから座らせるなど、防寒対策をしましょう。
【おすわりが安定した赤ちゃんとの雪遊び】
しっかりと安定したおすわりができるようになったら、そり滑りの遊びがおすすめです。ただし、急に動かすと赤ちゃんが後ろへ転倒してしまいます。ゆっくりと前へひいてあげましょう。
また、道具を使って遊ぶことも徐々にできるようになるので、雪をスコップで掬わせてあげたり、シャベルで雪をかいたりする遊びも楽しいですよ。
雪の中でも活発に動くと、赤ちゃんは汗をかきます。防寒のために厚着をしているため、なおさら汗をかきやすい状態です。
雪遊び中は脱水症状に気をつけて、小まめに水分補給をしましょう。また、長時間気温の低い雪の中で遊ぶと体力を消耗しやすいので、長くても30分くらいで切り上げるようにしましょう。
雪遊びの後は汗をしっかりふいたり、お風呂やシャワーで汗を流しましょう。風邪や汗疹の原因にならないよう、気をつけてくださいね。
【あんよ時期の赤ちゃんとの雪遊び】
1歳前後のあんよができるようになった赤ちゃんは、楽しめる雪遊びの幅も増えてきますよ。
うっすら雪が積もったところに、指で絵を描いて楽しんだり、雪を丸めて小さなお団子を作ってみたり。また、それを壊して遊ぶのも楽しいでしょう。
たくさん雪が降る地域では、小さな雪だるまを一緒に作って遊ぶのもいいですね。家族の人数分雪だるまを作って、おままごとも楽しめますよ。
よちよちと上手に歩けるようになったとはいえ、雪が積もったところは滑りやすいので、転倒に注意しなければいけません。雪の中を歩く時は、防水加工されたスノーブーツを履き、しっかりと手をつないであげましょう。そして、赤ちゃんから目を離さず一緒にさまざまな雪遊びを楽しみましょう。
赤ちゃん連れスキーの目安は1歳
赤ちゃんを連れてスキー場へ行くのは、歩き始める1歳頃からが目安です。歩き始めてからの方が、雪遊びの幅が広がりますし、赤ちゃんの楽しみも増えます。
また、託児所付きのスキー場も多くありますが、0歳から預かってくれるところを探すと場所も制限されます。おんぶしてウィンタースポーツを楽しむママやパパもいますが、万が一の転倒時には危険です。
赤ちゃんも一緒に雪遊びを楽しめ、ママやパパも好きなウィンタースポーツを楽しめる年齢になるまで、少し待ちましょう。
ウィンタースポーツ自体を子どもが楽しむには、個人差はありますが3,4歳からです。
まとめ
雪遊びというと、しっかりと雪に触れて遊ぶというイメージがありますが、ひらひらと舞う雪を見る、少しだけ触れるだけでも十分に雪遊びです。
親子で一緒に季節の遊びを楽しむことは、赤ちゃんの成長にも良い影響があるはずですよ。
簡単な雪遊びでも赤ちゃんが風邪をひいたり、転倒しないよう、しっかりと対策することは大切です。冬の遊びを一緒に楽しんでみてくださいね。