赤ちゃんの寝る時の服装選び
赤ちゃんは起きている時間よりも寝ている時間の方が長いため、寝る時の服装選びの方が重要です。
また、生まれてすぐの赤ちゃんは、自分で体温調節をすることができません。
そのため、服装で上手にコントロールする必要があります。
服装選びでもっとも注意したい点が月齢と季節です。
ほとんどを寝て過ごす、新生児から3ヶ月くらいまでの月齢の赤ちゃんには、寝ている時だけの服装は必要ありません。パジャマを検討するのは生後6ヶ月以降で十分でしょう。
また季節に関しては、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、例えば冬に大人よりも厚着をさせて寝かせると、汗で体が冷えてしまうことも考えられます。
寝る時の服装は特に、月齢と季節に注意して選ぶようにしましょう。
月齢別の服装選び
【新生児の寝る時の服装】
新生児の頃は一日中寝て過ごすため、トップスとボトムスが一体のロンパースを選びましょう。
また、寝ていてもお世話がしやすいように前開きのものを選ぶと便利です。
まだ夜の区別がついておらず、朝昼夜関係なく授乳が必要なため、無理に寝る時の服装に着替えさせる必要はありません。
【生後3ヶ月頃の寝る時の服装】
夜に続けて長時間寝ることができたら、朝と夜の区別をつけるためにパジャマか寝る時専用の服装を選びましょう。
まだ首がすわっていない場合は着替えをさせるのが難しいため、前開きが便利です。
【生後6ヶ月以降の寝る時の服装】
一人でおすわりができるようになったら、セパレートタイプを選ぶことも検討しましょう。
上下で分かれているため寝ている時にお腹が出てしまわないか心配になりますが、ボトムスに腹巻がついているものや、トップスとボトムスをボタンで留めることができるものもあります。
季節別の服装選びの注意点
赤ちゃんの寝る時の服装選びを季節別にまとめていますので、選ぶ際の目安にしましょう。
【春と秋の寝る時の服装】
おすすめの服装:短肌着またはコンビ型肌着+薄手のパジャマ
春と秋は日中の気温差が大きいため、肌着で上手に調節をしましょう。
朝方の冷え込みが気になる時期は、ベストやスリーパーを使うと便利です。
【夏の寝る時の服装】
おすすめの服装:半袖肌着のロンパース1枚
暑い夏の夜は半袖肌着のロンパースだけで十分です。
エアコンをつけたまま寝る場合、冷えすぎないか心配になりますが、室温を26〜28度に設定し、大人が寒くない程度であれば大丈夫です。風が直接当たらないように調節しましょう。
また、セパレートタイプのパジャマだと、暑くて赤ちゃんが動き回る可能性もあります。
【冬の寝る時の服装】
おすすめの服装:長袖の肌着+パジャマかカバーオール
冬は寒いからといって、着せすぎないように注意しましょう。
室温を調節し、大人よりも1枚薄着を目安に調節しましょう。
また、冷え込みが厳しい日のために、厚手のパジャマやスリーパーを準備しておくと安心です。