親の助けなしでの子育て
子育てをしていると、実の親・義理の親の助けはとても助かるもの。
しかし、様々な事情があり、親の手助けが得られない家庭もありますよね。
初めての子育て、右も左も分からないママとパパ2人では、不安も多いと思います。
もちろん、親の助けなしで子育てを乗り切っている家庭もたくさんあります。
そこで今回は、親の助けなしでの子育ての乗り切り方をご紹介します。
育児・家事サポートサービスの活用
ママやパパの体調不良はもちろん、リフレッシュのためにも、以下のサービスの活用がおすすめ。
親の助けがないからこそ、使えるサービスはとことん活用しましょう。
【ファミサポ】
ファミサポとは、ファミリー・サポート・センター事業の略称で、各自治体が主体となって運営している子育てのサポート事業です。
子育てのサポートをしたい人がファミサポに登録し、サポートを受けたい人の手助けをします。
サポート内容は様々ですが、子どもの送迎や預かりなどを行ってくれます。
ファミサポは、サポートを受ける側も予め登録が必要なので、いざ必要な時に慌てないためにも事前登録を行っておくと良いでしょう。
メリットは、自治体が運営しているので価格が安いこと。
しかし、サポートをしてくれる人は保育士免許などを持っていないことも多いという点が気になるママもいるかもしれません。
【家事代行サービス】
家事代行サービスを活用するのも良いでしょう。
食事の作り置きはもちろん、赤ちゃんを見ながらだとなかなかじっくりできない水回りなどの掃除などもお任せできます。
赤ちゃんが寝てから家事をして、自分の時間がとれずにストレスを抱えてしまうママも多いもの。
家事代行サービスで家事をお願いすれば、赤ちゃんを寝かしつけた後は、自分の時間はもちろん、しっかりと睡眠をとれますね。
【ベビーシッター】
ベビーシッターというと、とても敷居の高いサービスのように感じるかもしれませんが、近年では専用のアプリなどもあり、気軽にサービスを活用できます。
シッターの顔写真や経歴なども確認できるため、合いそうな人を探すことができますね。
シッターによっては、子どもが体調を崩した時でも見ていてくれたりと、親の手助けを得られないママにとっては非常に助かることもありますよ。
【一時保育】
赤ちゃんはかわいいけれど、1日中一緒にいるとママもストレスがたまってしまいますよね。
そんな時は一時保育の活用もおすすめです。
一時保育では、各自治体の保育園に限定的に子どもを預けられます。
通常、保育園は基本的に両親が働いていなければ預けることはできませんが、一時保育の場合はママ(もしくはパパ)が働いていなくても大丈夫です。
通院をはじめとした様々な都合はもちろん、ママのリフレッシュのために活用するのも良いでしょう。
一時保育は、事前に登録が必要です。
各自治体によりその方法や料金は異なるので、まずは確認してみましょう。
【病児保育】
共働きで1番困るのが、子どもが体調を崩した時。
ママかパパ、どちらかがその都度仕事を休めれば良いのですが、どうしても都合のつかない時もあるでしょう。
そんな時、子どものお世話をしてくれるのが病児保育です。
保育園では預かってくれない症状が出ていても、病児保育なら預かってくれる可能性がありますよ。
家事の負担を減らす
日々の家事や、食材や日用品の買い出しの負担を減らすのも、親の助けなしの育児をこなすポイントです。
【ネットスーパー・宅配サービスの活用】
赤ちゃんや子どもを連れてだと、買い物も一苦労。
親の助けがあれば、買い物に付き合ってくれたり、買い物の間子どもを預かってくれたりと助かりますが、親の助けがないとやはり子どもを連れていかなければなりません。
買い物を負担に感じるならば、ネットスーパーや宅配サービスを活用しましょう。
重さのある水やお米、かさばるおむつなども家まで運んでくれるのでとても便利です。
送料が高く感じるかもしれませんが、あらかじめ買うものが決まっているため、直接スーパーへ行くよりも無駄遣いが減るかもしれませんよ。
また、小さな子どもがいる家庭は送料が無料になるサービスを行っている会社もあります。
【便利家電の活用】
親の助けなしの育児と家事、そして仕事の両立はとても大変です。
そこで便利家電の力を借りましょう。
・食器洗浄機
・衣類乾燥機
・お掃除ロボット
などを活用することにより、今まで時間をかけていた家事の時間がぐんと縮まります。
節約できた時間を、家族や自分の時間に充てることができて、ママのストレスも軽減されますよ。
まとめ
親の助けなしの子育ては、「すべて自分たちで何とかしなければならない」と考えているママも多いのではないでしょうか。
しかし、今回ご紹介したように、様々なサービスやアイテムを活用することにより、負担はぐんと軽くなります。
また、ママだけでなくパパも同じ「家族」というチームの一員です。
家族で力を合わせて様々なことに奮闘しながら行った子育ては、子どもが成長した際に振り返ると、とてもかけがえのない時間に感じることでしょう。
すべて一人で背負わずに、つらいことも嬉しいことも家族で分かち合いながら、子育てを楽しんでくださいね。