赤ちゃんの成長に育児サークルは必要?
育児サークルは子育てサークルとも呼ばれ、幼稚園や保育園に通っていない小さな年齢の子と親が集まる会です。
特に赤ちゃんの年齢でのサークルでは、ママ同士が交流することが目的になっていることも多々あります。
赤ちゃんが刺激を受けたり赤ちゃん同士のお友達ができたりと、成長につながるメリットがたくさんあります。
もちろん、ママにとってもママ友作りの場となるので、近所にお友達が居ない人は情報収集のためにも積極的に参加したいところです。
しかし、人によっては「ママ友作りは面倒」「知らない人と友達になるのが不安」など、参加をためらってしまうこともあると思います。
そこで今回は、育児サークル参加時の不安点を具体的にご紹介させていただきます。
興味はあるけど、実際にどんなデメリットがあるのか気になる方は是非最後までご覧ください。
赤ちゃんから見た育児サークルの不安点
赤ちゃんを連れて参加する育児サークルは、良い刺激を受ける一方で、他の子との交流によって様々なトラブルが起きる可能性があるのも事実です。
特に月齢の小さな赤ちゃんだと、家族以外の人と交流するのが初めての機会ということも多いでしょう。
貴重な成長の機会でもありますが、以下のような点には気を付けたいものです。
【不安① 病気やケガ】
サークルの規模にもよりますが、たくさんの親子が集まる場では病気などをもらってしまう場合もあります。
また、家にはない遊具で遊んだり普段とは違う動きをする中で思わぬケガをしてしまう可能性もあります。
【不安② 赤ちゃん同士のトラブル】
月齢が大きくなったり1歳を超えるようになってくると、赤ちゃん同士も一緒に遊ぶことがあり、上の子を含め、少し大きな子が一緒に遊ぶという場合もあります。
その中でおもちゃを取り合ったり、たたく・たたかれるというトラブルが起こることもあります。
【不安③ 赤ちゃんへの負担】
新生児のときは寝たい時間に寝て、起きたい時間に起きていた赤ちゃんですが、サークルに参加すると開催時間に合わせなければなりません。
途中で眠くなったり、お腹が空いたりしてぐずってしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんの性格によっては、人見知りをすることもあります。赤ちゃん自身が楽しめないのではないかという不安もありますね。
ママから見た育児サークルの不安点
育児サークルは、ママ同士の出会いの場と言っても過言ではありません。当然、最初のうちは知らない人が多く、慣れない環境に気疲れしてしまうママもいるでしょう。
赤ちゃんの成長のためとは思っても、正直考えただけで気が重いと感じるママも少なくありません。
【不安① 人間関係】
何と言ってもママの不安はこれではないでしょうか。
知らないママと気が合うか、友達を作れるかなど、不安に思いますよね。
また、ママの輪がもうできていて、後からは入れないかもしれないなど、悩みは尽きないでしょう。
稀なケースではありますが、時には宗教の勧誘などが目的の人に出会ってしまうこともあるようです。
【不安② 心理的な負担】
サークルによっては出欠の連絡を必ず入れないといけないこともあります。
ささいなことですが、赤ちゃんの機嫌が悪くて急にお休みするなど、突然のお休み連絡を入れるのが気が重いというママもいるようです。
特にサークルのルールが厳しいところは負担に感じることがあるでしょう。
また、他の赤ちゃんと自分の子の成長を比べてしまい、「成長が遅いかも?」と心配になってしまうこともよくある話です。
【不安③ 金銭的・時間的負担】
無料のものもありますが、実費・材料費を含めて参加費用がかかる場合もあります。
また、小規模なサークルではママ達に何か当番があったり、場合によっては役員のような役が回ってくることもあるかもしれません。
育児サークルの不安を解消するコツは?
不安な点はどのように解消できるでしょうか。心がけ次第で気が楽になることもあります。
【①赤ちゃんとママに合ったサークルに参加する】
育児サークルは様々な種類があります。
内容や規模はもちろんのこと、周りの評判なども調べてから参加した方が失敗が少ないです。ママと赤ちゃんに合ったところに参加しましょう。
ベビーマッサージやヨガなど、習い事感覚で参加できるサークルなら目的が明確なので比較的安心して参加できるようです。
【②無理をしない】
赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあるので、無理をしないことが大切です。
頑張ってサークルに参加することでママが疲れてしまったら本末転倒ですね。
冬場のインフルエンザ流行時などは、無理をせず欠席したり、しばらく通ってみて、あまりにも負担に感じるようであれば退会するのも1つです。
【③割り切るところは割り切る】
心から気が合うママ友ができることが理想的ですが、そうでなくても、今だけの関係と割り切ることも重要です。
適度な距離を保ち、上手に交流しましょう。どうしても自分に合わないなと思ったら、サークルを変えてみても良いかもしれません。
まとめ
育児サークル参加は、赤ちゃんの成長にメリットがある一方で、当然デメリットも存在します。両者をしっかり見極めて、参加の有無を検討してみましょう。
参加するなら、内容を見極めてママと赤ちゃんに合ったサークルを上手に選んでくださいね。