絵本のサブスクってどんなもの?
最近は様々なサービスのサブスク(サブスクリプション:商品やサービスを一定期間、定額で利用できるシステム)がありますよね。
絵本や書籍(特に月刊誌などの雑誌)には、定期購読、年間購読、予約購読などと言って、サブスクという言葉が一般的になる前から同じシステムはありましたが、最近ではデジタル絵本をアプリ上で配信しているものもあります。
どちらにしても、書店へ購入しに出かけたり、図書館へ借りに行ったりする必要なく、自宅で絵本を楽しめるので、忙しいママやまだ赤ちゃんが小さくて外出が大変なママにはおすすめのサービスですよ。
今回はそのような絵本のサブスクには具体的にどのようなものがあるのか、種類別にご紹介します。
絵本のサブスクの種類①定期購読(予約購読)タイプ
定期購読(予約購読)は、サービス提供側が選んだ絵本が自宅へ送られるというタイプのサブスクです。
雑誌などによくあるサービスですが、絵本にも昔から定期購読サービスはあり、毎号、絵本を購読することを前提に、購読契約を事前に結びます。
【内容】
契約を1度行えば、解約するまで自宅へ絵本が送られてきます。(1年間契約など期間限定での契約も有り)
絵本が送られてくるペースや冊数は、毎月1冊、または2ヶ月に1冊など、契約した内容によって異なります。
絵本の内容は月齢によって、または興味のある分野などと選べるプランや、または絵本の専門家にお任せできるプランなど、サブスク会社によっても異なります。
ママやパパの要望に合う会社やプランを選ぶといいでしょう。
【月額利用料金の目安】
月額利用料金はサービス会社や、契約するプランによっても異なりますが、月々500円前後~4,000円程度のものが一般的です。
この月額利用料金プラス、送料が別途かかる場合もあります。
絵本のサブスクの種類②アプリ配信タイプ
音楽配信や映像配信サービスなどをイメージすると分かりやすいと思いますが、スマホやタブレットなどのアプリ上で、デジタル絵本を読めるという絵本の配信サービスもあります。
紙の絵本は届きませんが、まずはデジタル絵本を楽しんで、子どもが気に入ったら購入を検討するという方もいるようです。
【内容】
アプリの内容はサブスク会社によって様々。
・読んだ本を記録できるもの
・絵本を読み聞かせしてくれる音声がついているもの
・絵本選びのプロが好みに合わせて絵本を選んでくれるもの
・英語など他の言語表示に切り替えができるもの
などもあります。
【月額利用料金の目安】
こちらも月額利用料金は会社や契約プランごとに様々で、月々300円台~1,000円台までと幅広いです。
月内に〇冊までは料金内で自由に読め、それ以上はプラス料金がかかる、というシステムのものもあります。
絵本のサブスクの選び方
自宅へ絵本が送られてくるサービスと、アプリ上で読めるデジタル絵本のサービス、どちらもそれぞれ魅力的で、どう選べばいいのか悩む方もいるでしょう。
【絵本サブスクの選び方①サブスク内容で選ぶ】
まず、サブスク内容は必ずチェックしましょう。
毎月どのような本が届くのか、何冊届くのか、またアプリ上での配信であればどのくらいの本が読み放題なのか、本を読める以外にもどのようなサービスが利用できるのかなど。
ママとパパが絵本のサブスクにどのような要望を持っているかによって、選ぶサブスクも変わってきます。
要望に合った内容のものを選びましょう。
【絵本サブスクの選び方②付加サービスで選ぶ】
絵本以外にどのような付加サービスやコンテンツがあるのかもチェックしておくといいでしょう。
≪定期購読によくある付加サービス例≫
・お届けした絵本についての説明がある
・読み聞かせ方法や育児アドバイスなどが書かれた冊子が付いている
≪アプリによくある付加サービス例≫
・読んだ本の記録ができる
・読み聞かせ音声機能が付いている
・他の利用者のレビューを見られる
など。
ママとパパが気に入る付加サービスがあるか、確認しておくのがおすすめです。
【絵本サブスクの選び方③月額利用料金で選ぶ】
月額利用料金もサブスクを選ぶ上で大切な要素ですね。
月々の料金は安いものでも、続けているとその料金が負担になってくることも。
続けやすい利用料金であるかどうか、契約前に見極めておきましょう。
中には「最低〇回以上(〇ヶ月以上)は購読しなければいけない」という回数縛りを設けている場合もあります。
また、年間契約など、まとめて支払った場合、途中で辞めると契約違約金や手数料がかかってしまうことも。
絵本は好みの問題もあるので、子どもが気に入るかどうかは実際に契約してみないと分からないことも多いですよね。
好みに合わず辞めたいと思った時にすぐ辞められるのか、契約前に回数縛りや契約違約金などについてもチェックしておきましょう。
まとめ
絵本のサブスクには大きく分けて、自宅へ絵本が送られてくる定期購読タイプのものと、アプリで配信されているものの2種類あります。
それぞれ、サービスを提供する会社によっても内容が異なるので、契約する際には内容を吟味して選びましょう。