赤ちゃんと公園の砂場で遊んでみよう
砂場遊びは赤ちゃんの触覚を刺激し、感性を磨いてくれる遊びです。
公園に出かけた際には、砂場でもたくさん楽しませてあげたいですね。
砂はサラサラとしているため、他の遊具に比べると少し遊ばせにくいと感じるママもいるかと思います。
赤ちゃんとの公園での砂場遊びは、いつから楽しめるのでしょうか。
持ち物や注意点もしっかり確認しておきましょう。
赤ちゃんはいつから公園の砂場で遊べる?
赤ちゃんが公園の砂場で遊び始めるのは、9ヶ月〜1歳以降が望ましいです。
これには以下の理由が挙げられます。
【お座りができるようになってから】
お座りができない状態ですと、砂の上で遊ぶのは難しいです。
寝そべった状態では遊べないですし、お座りが安定せず転倒してしまうと、口や耳、目などにも砂が入ってしまう危険性があるためです。
赤ちゃんがお座りできるようになる目安は生後6、7ヶ月以降なので、1人で座れるようになってからが、まず1つ目の砂場遊びを始める目安です。
赤ちゃんと公園の砂場で遊ぶ時の持ち物
赤ちゃんと公園で砂場遊びを楽しむ際には、以下の持ち物を持っていきましょう。
・着替え…砂場は服がかなり汚れることが予想されるため、着替えは一式持っていきましょう。
ロンパースよりも、上下で別れた服の方が着替えやすいですね。
靴を履いている赤ちゃんは、靴の替えも持っていくと安心です。
また、遊び方によってはおむつの中にも砂が入ることがあるため、おむつも交換できるように準備をしておきましょう。
最近は、撥水加工のされているプレイウェアと呼ばれているつなぎのようなものがあり、それを着るとお着替えが一段と楽かもしれません。
ただし夏の暑い時期だと熱がこもりやすく熱中症のリスクが上がるため注意が必要です。
・おもちゃ…砂遊び用のおもちゃを持っていきましょう。
スコップを持ってみたり、砂をすくって落ちる様子を楽しんでみてください。
・ハンカチ、除菌シート…赤ちゃんの口や顔周りに砂がついてしまった時、すぐに払えるようにハンカチを用意しましょう。
水道で手を洗った際にも使います。
いざという時にすぐに取り出しやすいように、ママのポケットに入れておくといいですね。
除菌シートがあると、衛生面ではより安心です。
・水筒…気を付けていても、砂が顔や口周りについてしまうことがあります。
すぐに流せるように、水筒を持っていくといいでしょう。
手に砂が付いた時にも、洗い流すことができ便利です。
また、公園で遊ぶと汗をかくこともありますので、水分補給用のベビーマグも別に持ち歩くといいですね。
・帽子、保冷剤、ハンディ扇風機…公園の砂場は、日陰にあるとは限りません。
暑さ対策のため、帽子をもっていきましょう。
また、保冷材やハンディ扇風機なども暑い日にはおすすめです。
赤ちゃんと公園の砂場で遊ぶ際の注意
赤ちゃんと一緒に公園で遊ぶ際には、以下のことにも注意しながら楽しみましょう。
【目を離さない】
砂場で遊ぶ際は、いつも以上に目を離さないように注意しましょう。
砂場で転倒すると衛生的にも良くないため、ママが常に側にいてあげると安心ですね。
また、砂の感触が珍しいため、赤ちゃんが口に砂を運んでしまうことは十分予想されます。
特に、砂を口に入れないようにしっかりと見ていてあげてくださいね。
【下調べをする】
公園の砂場は、衛生的に使えるとは限りません。
屋外なので、ゴミが混じりやすいですし、管理が行き届いていない公園ですと、猫の糞が混じっていることなどもあります。
管理会社が入っていて、日ごろからネットをかけて管理をしていたり、定期的に消毒がなされている公園などを選ぶと安心ですね。
【涼しい時間に行こう】
木が多く生えていたり、傘などを用意したりしている公園もありますが、公園の砂場が必ずしも日陰になっているとは限りません。
暑さ対策は万全に行いつつ、できれば朝の早い時間帯や、夕方の涼しい時間に遊びに行くようにしましょう。
赤ちゃんと公園以外の場所でも砂遊びができる
砂場遊びは衛生面に不安が残るため、公園の砂場を利用することに抵抗を感じた方もいるかもしれませんね。
室内遊び場の中に砂場コーナーを設けている施設があるため、そちらを利用してみるのもおすすめです。
消毒も徹底されていますし、虫が来る心配や、熱中症の心配も必要ありません。
また、自宅で衛生的に砂遊びが楽しめるおもちゃも販売されています。
赤ちゃんが小さいうちは、このような方法で砂遊びをすることもできるので、検討してみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんと砂遊びをするのは、個人差を見ながら、9ヶ月〜1歳を過ぎた頃が望ましいです。
砂遊びをする際は、砂を食べてしまわないことに注意しつつ、赤ちゃんから目を離さずに一緒に遊んであげたいですね。
しっかりと下調べや準備をして、砂遊びを楽しんでみましょう。