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赤ちゃん用加湿器のメリットデメリット

赤ちゃん用加湿器のメリットデメリット

加湿器はいつからいつまで使う?

加湿器は冬の寒い時に大活躍をする電化製品です。
気温が下がることで湿度も下がるため、本格的な冬になって気温が低くなってきたタイミングで使い始めるという人もいます。

 

しかし、一般的には真冬から使い始めるのではなく、もう少し前から使い始めることでより効率的に使用することができます。
具体的には朝晩が冷え込み始める10月〜11月頃で、暖房器具を使い始めるのと同じ時期に加湿器も使い始めるのがおすすめです。

 

そして暖房器具が不要になってくる3月〜4月頃にその役目を終えるのが一般的です。
加湿器は冬のイメージが強いですが、いつからいつまで使うか、実際に使う季節をチェックしてみると1年のうち半分近く使用する事がわかります。
加湿器は1年の半分以上の時期に活躍する、快適に過ごすために欠かせない電化製品なのですね。

 

赤ちゃんがいるご家庭でも、適切な使用時期を意識しながら使い始めてみると良いでしょう。

 

赤ちゃん用に加湿器を使うメリット

加湿器は寒く乾燥する時期も快適に過ごすことができるアイテムですが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか。
特に赤ちゃんがいるご家庭にはどんなメリットをもたらすかについてチェックしてみましょう。

 

【風邪やインフルエンザの感染予防】
空気が乾燥すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなると言われています。
厚生労働省のホームページでもインフルエンザ予防に「適度な湿度の保持」を推奨しています。
具体的には「空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。(※)」と記載されています。

 

※厚生労働省のホームぺージ(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html)より

 

【食品や物の劣化を防ぐ】
お部屋が乾燥することで影響を与えるのは人体だけではありません。
水分を含むもの食品や家具などのものや、プリンタなどの電化製品も悪影響を受けてしまいます。

 

人体と違って食品や物に関しては、一度水分が失われてしまうと元に戻すことは非常に困難なため、冬場は特に乾燥による劣化を予防する必要があります。

 

冬に食べたくなるみかんなどの青果も、乾燥によって品質が落ちてしまいます。

 

特に赤ちゃんのいる家では、食品は新鮮に保っておきたいですね。加湿器を使って適度な室温を保つことで劣化を予防することが大切です。

 

【肌や髪のコンディションを整える】
湿度が下がることで赤ちゃんやママにとって特に困るのは「肌や髪が乾燥する」ということではないでしょうか。
髪が乾燥するとパサついてうまくまとまらなくなったり、髪が傷んでしまうといった影響が出ます。

 

そして肌が乾燥すると、肌が傷つきやすくなったり、かゆみが出てくる場合もあります。
特に赤ちゃんの肌は繊細ですし、自分で顔などをひっかいてしまうことで肌のトラブルにつながる場合もあります。

 

お肌のケアにプラスて部屋の中を快適な湿度に保ってあげることで、赤ちゃんのお肌に関するマイナートラブルを予防することができます。

 

【省エネ効果も】
加湿器を使用することで赤ちゃんやママの体、食品や物に良い影響があることがわかりましたが、実は家計にも良い影響を与えることができます。
暖房器具を使用する際に加湿器を併用することで、空気中の水分量が増えます。
これにより体感温度があがることから、暖房効率も上がり、省エネ効果も期待できます。

 

特に赤ちゃんが小さい内は家の中で過ごす時間が長いので、この効果は見逃せませんね。

 

赤ちゃん用に加湿器を使うデメリット

いいことづくめの加湿器ですが、もちろんデメリットもあります。
効率よく加湿器を使用するために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

 

【加湿のしすぎでカビが発生】
締め切った部屋で加湿をし続けると、室内の湿度がどんどん上がります。
湿度が60%を超えると、カビの繁殖に最適な環境を作ってしまうので加湿のし過ぎには注意が必要です。
適度に換気をしたり、湿度計で湿度をチェックしながら使用すると良いでしょう。

 

【加湿器のお手入れが大変】
加湿方式にもよって異なりますが、加湿器自体のお手入れをすることも重要です。
他に比べてお手入れが難しい超音波式加湿器などでは、手入れが行き届かないと加湿器内部で雑菌が繁殖するといったトラブルが発生します。
赤ちゃん用に使用する場合は、清潔に使えてお手入れのしやすいスチーム式がおすすめです。

 

【加湿器を倒すなどのトラブル】
赤ちゃんがいるご家庭の場合、赤ちゃんが加湿器を倒してしまうトラブルが発生することがあります。
万が一に備えて倒れにくい形状の加湿器を選んだり、倒してもやけどをしないタイプを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

加湿器は寒い冬を健康でかつ快適に過ごすために重要な電化製品です。
正しい使い方で効率よく加湿することで、赤ちゃんもママも快適に過ごすことができます。
これから加湿器の購入を検討している方は、使用期間やメリット・デメリットを加味しながらライフスタイルに合った加湿器を選びましょう。

この記事を書いたライター

きくちまい
きくちまい

2歳と6歳の子どもを育てているライター歴3年の在宅ママライターです。 幅広いジャンルで執筆中。日本中のママへ、わかりやすくて「なるほど!」な情報をお届けします!

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