お風呂のおもちゃはどう収納するといい?
赤ちゃんとのお風呂タイム。
少しでも楽しくお風呂に入ってもらおうと、お風呂におもちゃを用意している家庭もありますよね。
しかし、お風呂は湿気の多い場所。
お風呂におもちゃをそのまま置いておくと、ぬめりやカビが生えてしまって気になるという方もいるのではないでしょうか。
定期的にお手入れすることも大切ですが、普段の収納の仕方もポイントです。
今回はお風呂のおもちゃを衛生的に保つためには、どのように収納しておくといいのか、収納のポイントと具体的な収納方法をご紹介していきます。
お風呂のおもちゃ収納ポイント①乾かす
お風呂のおもちゃによくある、ぬめりやカビなどの原因はやはりお風呂の湿気です。
お風呂自体もカビが生えやすいので、入浴後は水気を拭きとったり、換気などに気を付けている人もいるかと思いますが、お風呂のおもちゃに関してもそれは同じ。
水気をとり、風通しを良くして乾かすことで、ぬめりやカビを防げます。
しかし、だからと言って入浴後におもちゃの水気を1つ1つふき取るのは大変ですよね。
そこで重要なのが、お風呂のおもちゃを片付ける場所です。
どうしてもバケツなどにポンと入れておくと、おもちゃについた水気が下へと溜まり、下にあるおもちゃが乾かずにカビやすくなります。
バケツ自体も乾かず、中にぬめりが発生することも…
それを穴の多いかごやネット、メッシュタイプの収納用品など、水気が収納用品自体に溜まらないものを使うと、おもちゃが乾きやすいですよ。
【具体的な収納方法】
・底にも穴が開いているバケツ、かごに入れる
・洗濯用のネットをお風呂のおもちゃ収納として活用する
・ハンモック式やメッシュタイプの収納グッズを使う
(100円ショップなどにも、お風呂のおもちゃやグッズを収納するための、メッシュタイプの収納用品がありますよ。)
これらに収納した後、窓を開けたり、換気扇でお風呂全体を換気しておくと、おもちゃ自体も乾いてきます。
ただし、風通しの良い収納用品へ収納していても、おもちゃの量が増え、収納用品に詰め込んでしまうと、おもちゃ同士の間が乾きづらくなります。
お風呂は湿気のために、ぬめりやカビが発生しやすい環境なので、お風呂のおもちゃは増やし過ぎないことも大切です。
また、お風呂のおもちゃはお風呂に置いておかないといけないわけでもありません。
乾かすためにも、湿気の多いお風呂から出し、洗面所などに並べて置くなども1つの方法でしょう。
お風呂のおもちゃ収納ポイント②浮かせる
お風呂のおもちゃの収納ポイントの2つ目は”浮かせること”です。
シャンプーボトルなどをお風呂の棚などに収納しておくと、底がヌメヌメして赤カビが生えてきた…という経験はありませんか。
棚や床、または湯船の淵などに直置きすると、底に水気が溜まり、それがぬめりの原因になるのです。
これはおもちゃも同じこと。
濡れたおもちゃの水気が下に落ち、床とおもちゃの間に水が溜まることで、ぬめりが発生するのです。
そうならないためには、直置きは避け、浮かせて収納するのがベスト。
つまり、吊るす収納にしておくと便利です。
【具体的な収納方法】
・壁にフックを貼り、収納かごを吊るす
・タオルバーにS字フックなどを使って吊るす
・浴室乾燥機付きのお風呂など、天井にバーがついている場合は、S字フックなどを使って吊るす
フックと言えば、お風呂の壁には吸盤タイプのフックなどを使う人も多いですが、だんだん吸着力が落ち、おもちゃごと落ちてしまうのが嫌だという人もいますね。
どうしても吸盤内に空気が入ってしまうことで、吸着力が落ちてしまうのです。
最近の多くのユニットバスの壁の中には、亜鉛メッキ鋼板が入っているため、マグネットがくっつくこともあります。
マグネットがくっつくようであれば、吸盤タイプと同じく特別に壁にバーを付けたり、シールを貼るなどしなくてもいいので、賃貸住宅に住んでいる方にも安心です。
マグネットの場合は、時間経過で落ちにくいですし、位置の調整も簡単。
一度、マグネットが使えるか試してみるのをおすすめします。
お風呂のおもちゃの手入れ方法は?
ご紹介したような収納方法で普段から収納していても、定期的なお手入れは必要です。
特に赤ちゃんの場合は、おもちゃを口に入れたり、なめたりすることがあるので、少しのぬめりもないよう、衛生的に保ちたいですよね。
お手入れは、重曹やクエン酸などの天然成分のものを使って洗うのがいいでしょう。
また、お風呂以外で使うおもちゃと同じく、洗った後は天日干しすると除菌効果もあるので、おすすめです。
より詳しいお手入れ方法を知りたい方は、以下のコラムも参考にしてみてください。
参考:赤ちゃん成長ナビ「お風呂用おもちゃの簡単お手入れ方法」
まとめ
お風呂のおもちゃはどうしても、お風呂場の湿気でカビが生えやすい状態です。
お気に入りのおもちゃにカビが生えてしまうのは悲しいですよね。
お風呂タイムを楽しく過ごすためにも、お風呂のおもちゃの収納方法を見直し、また定期的なお手入れも行いながら衛生面にも気を配ってみましょう。