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赤ちゃんに必要な防災グッズとは

赤ちゃんに必要な防災グッズとは

赤ちゃん用の防災グッズを用意しよう

近年、日本の各地で災害が続き、防災グッズを準備する方も増えてきましたよね。そんな中、赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃん用の防災グッズとしてどのようなものを用意すればいいか悩むのではないでしょうか。

 

災害時に小さな赤ちゃんを連れて避難するのは、大人だけで避難するのと比べると大変。常日頃からの防災グッズの準備と、避難のシミュレーションが必要です。今回は赤ちゃん連れの家庭のための防災グッズのリストをご紹介します。

 

赤ちゃんのための防災グッズリスト

赤ちゃんがいる家庭では、どのようなものを防災グッズとして用意しておくといいでしょうか。

 

【①ミルクや離乳食】
防災グッズとして大切なのがミルクや離乳食です。大人なら少しの空腹は我慢できますが、赤ちゃんは我慢するということが難しく、すぐぐずったりしてしまいますよね。いざという時のために、それぞれ2日分程度準備しておくといいでしょう。

 

ミルク
災害時に缶に入った粉ミルクを持って行くのは大変ですよね。防災グッズとしておすすめなのは、 「液体ミルク」です。
常温で保存できますし、そのまま飲めるので調乳や哺乳瓶の用意が不要です。
ただし、保存期間が半年〜1年程度となるため、定期的に買い替えるようにしましょう。

 

また、スプーンでの計量が不要なキューブタイプやスティックタイプのミルクも持ち出しやすく便利です。
ただし、これらを赤ちゃんに飲ませるには、お湯や湯冷まし、哺乳瓶が必要です。お湯が使えるかどうかは災害時の状況にもよります。

 

湯冷ましは調乳用としても使える水を大人の飲料水と兼ねて用意しておくと荷物が少し減るので便利です。
哺乳瓶は使い捨てタイプのものを用意しておくと、水が使えず、哺乳瓶が洗えない状況の時に重宝します。

 

母乳を飲んでいる赤ちゃんも、災害時はママが精神的なストレスを抱えやすいため、母乳が出なくなってしまうこともあります。念のため、ミルクを準備してあげましょう。

 

離乳食
離乳食を始めた赤ちゃんは離乳食も用意しておきましょう。常温で保存できるレトルトタイプが便利です。使い捨てのスプーンなどもあると食べさせやすいですよ。

 

【②着替え・紙おむつ】
赤ちゃんは服を汚すことも多いので、1セットは必ず持ち歩いている人も多いと思います。
その普段の着替えセットとは別に防災グッズとしてもう1セット準備しておくと安心です。合計2日分くらいの着替えがあるのが理想的です。

 

また、紙おむつは1週間分くらいストックがあると便利です。
災害時は食料や水の援助物資が優先され、衛生用品は届くまでに時間がかかることがあります。
おむつとあわせて、おしりふきも用意しておきましょう。おしりふきは水不足で手が洗えないときにも、お手拭きとして使えるのでたくさんあったほうが便利です。

 

【③バスタオルやタオルケット】
寝るときの毛布として、またおむつ替え時のマットとして使えるバスタオルやタオルケットは最低1枚以上防災グッズとして準備しておくといいでしょう。
抱っこ紐やおくるみとしても使用できます。

 

【④母子手帳や保険証のコピー】
ケガや病気の際に必要です。
自宅が被害に遭っていたり、道路状況によっては自宅へ取りに帰れないこともあるので、防災グッズの中や普段持ち歩くバッグの中にコピーだけでも入れておくと安心です。
赤ちゃんのだけではなく、家族全員分準備しておきましょう。

 

【⑤お気に入りのおやつやおもちゃ】
災害時は大人でも不安な状況に陥りやすいです。
赤ちゃんも急に慣れない避難所で過ごすことになったり、おうちの中でも停電や断水などで不便を強いられたりすると不安になります。

 

そんなときに好きなおやつが食べられたり、お気に入りのおもちゃがすぐそばにあったりすれば落ち着きやすいでしょう。

 

防災グッズの中に好きなおやつのストックを入れておいたり、普段持ち歩くバッグの中にはいつも遊んでいるおもちゃを入れておくと、いざという時に役立ちます。
おもちゃは避難所で生活する際のことも考え、大きな音の鳴らないものがおすすめです。

 

防災グッズは定期メンテナンスをしよう

防災グッズは一度用意すれば良いのではありません。定期的な見直しが必要です。
特に赤ちゃんのために用意するものは、赤ちゃんの成長に合わせて中身を入れ替えなければいけません。1〜2ヶ月を目途に見直してみましょう。

 

特に食料や水は賞味期限に注意してください。おむつや衣服のサイズも見直してみましょう。

 

その他、赤ちゃんは成長によって体重も増え、抱っこして避難するのも大変になってきます。防災グッズを持ちながら、赤ちゃんを抱っこして避難できるかのシミュレーションも欠かさないようにしましょう。

 

ママ1人で抱っこして避難しなければいけない状況も十分あり得ます。抱っこ紐は必ず用意しておき、重すぎて全て持って逃げられそうにない時には、パパのカバンにも防災グッズを分けて入れておくなどの工夫も必要です。

 

まとめ

赤ちゃんの防災グッズは、いざという時にさっと持ち出せるように準備しておきたいですね。
どこでいつ起こるか予想できない災害。他人事とは考えず、ご紹介したようなリストを参考に、自分たちの身は自分で守るようにしましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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