赤ちゃんスタイは成長によって変える?
赤ちゃんにスタイは欠かせないアイテムですよね。
ですが、赤ちゃんの下着や服とは違って、明確なサイズがないので買い替えの時期に悩みますよね。
成長に合わせて大きいサイズを選べば良いというわけではなく、首がすわると首回りがスリムになることも。
スタイのサイズは目安として、首回りのサイズを確認して選ぶ方法もありますし、服のサイズと同じように「50〜60cm」など表記がある場合もあります。
また、首回りのサイズの他に赤ちゃんの姿勢や動作、よだれの量も変化していきます。
ぜひ成長に合わせたスタイを選んで、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。
それでは、赤ちゃんの月齢別にスタイの選び方をご紹介いたします。
赤ちゃんのスタイ【生後0〜3ヶ月】
生後0ヶ月というと新生児ですよね。新生児の頃でもスタイは必要です。
その理由として、新生児の頃はよだれはあまり出ませんが、授乳による吐き戻しが多いためです。
それでは、生後0〜3ヶ月のスタイの選び方をみていきましょう。
【スタイの選び方】
首回りのサイズ:20〜30cm
この頃はよだれよりも授乳による吐き戻しで、服や寝具を汚さないためにスタイを使います。
まだ寝返りを打てないので、寝ているときはスタイではなくガーゼでも十分です。
選ぶなら、素材としては肌にやさしいガーゼが良いでしょう。
寝ている時間の多い時期なので、紐やリボンで留めるタイプのスタイは危険なのでやめておきましょう。スナップボタンが前に付いたタイプを選べば、赤ちゃんが寝ているときでも外しやすいのでおすすめです。
赤ちゃんのスタイ【生後3〜6ヶ月】
続けて、生後3〜6ヶ月の赤ちゃんのスタイ選びについてみていきましょう。
この頃の成長の特徴として、赤ちゃんの首がすわり始めるので、スタイの付け外しが少し楽になります。
また、よだれの量が増えるので、今までガーゼだけで十分だった赤ちゃんも、スタイデビューする時期といっても良いかもしれません。
【スタイの選び方】
首回りのサイズ:30cmくらい
よだれの量が多くなるので、吸水性の高い素材を選ぶようにしましょう。
吸水性がよくてもそのまま長時間使い続けるのではなく、頻繁に取り替えてよだれかぶれを防ぐようにしましょう。
生地の部分が広いスタイだと、赤ちゃんの口元を拭くのに便利です。ただ、赤ちゃんがスタイに気づき口に入れてしまうこともあるので、よだれ以上に濡れている場合もありますので、スタイの替えはたくさん持っていても良いかもしれません。
また、首がすわると首回りがすっきりする赤ちゃんがほとんどです。今まできつかったスタイも取り外しがしやすくなります。
赤ちゃんのスタイ【生後6〜9ヶ月】
生後6〜9ヶ月の赤ちゃんのスタイ選びについてみていきましょう。
寝返りからハイハイ、おすわり、つかまり立ちができるようになる時期です。
また、よだれの量も増えるためスタイがもっとも欠かせない時期ではないでしょうか。
そして、この時期は離乳食が始まりますね。離乳食にももちろん、スタイは欠かせません。
【スタイの選び方】
首回りのサイズ:30cmくらい、個人差が大きい
この時期は離乳食も始まり、身長や体重の個人差が大きくなります。
そのため、成長度合いに応じてボタンの場所を調節できるものを選ぶと、買い替えが少なくなるので便利です。
<日常用>
よだれの量が増えるので、厚手のコットン生地もおすすめです。また、赤ちゃんが口に入れても安心なガーゼやオーガニックコットン生地も良いでしょう。
<離乳食用>
日常用とは別に、離乳食用のスタイを用意しましょう。
離乳食の時期はまだ上手に食べることができません。そのため、ごはん粒や口に入れた汁物を出してしまう場合もあるので、広くキャッチしてくれるスタイがおすすめです。
防水性で、何度も洗うので丈夫なものを選びましょう。
赤ちゃんのスタイ【生後9〜12ヶ月】
活発に動くようになっている赤ちゃんが多いのではないでしょうか。
おでかけすることも増えるので、日常用とは別に、ちょっとおしゃれなスタイを用意してあげるのも良いですね。
【スタイの選び方】
首回りのサイズ:30cmくらい、個人差が大きい
<日常用>
運動量が増え、首回りが少しスリムになる赤ちゃんもいます。
首回りにゆとりがありすぎると、首とスタイの間からよだれや汚れが垂れてしまうので、調節可能なタイプがおすすめです。
<離乳食用>
少しだけ固形の物も食べられるようになる時期ですね。
自分でつかみ食べをすることもあるでしょう。そうなるとさらにこぼすことも増えます。
こぼした物をしっかりキャッチできるスタイがおすすめです。
<おでかけ用>
そろそろおでかけする機会も増えるのでは。日常用のスタイとは少し趣向を変えて、服に合わせたスタイを選んでみてはいかがでしょうか。ただし、おでかけ中でもよだれは出ますし、汚れることももちろんあります。
デザインがおしゃれなだけではなく、洗いやすい素材を選ぶと安心です。
まとめ
赤ちゃんに欠かせないスタイ。より赤ちゃんが快適に過ごせるように、成長に合わせて選んであげましょう。