https://www.babys-care.net/life/

新生児のチャイルドシートの乗せ方

新生児のチャイルドシートの乗せ方

0歳~6歳までの乳幼児には、チャイルドシートの着用が義務付けられています。

新生児期の赤ちゃんも対象となっており、お出かけで車に乗る際には、必ずチャイルドシートを着用しなければなりません。

万が一の事故の際、赤ちゃんの命を守ってくれる大切なものですから、しっかりと用意をしておきたいですね。

 

しかし、新生児期の赤ちゃんの体は小さく、首や腰が据わっていないため、チャイルドシートに乗せようとしても難しく感じることがあります。

チャイルドシートの乗せ方のポイントや注意点をしっかりと押さえ、赤ちゃんの安全を守りながら楽しくお出かけをしましょう。

 

新生児期に乗せるチャイルドシート

チャイルドシートは、使用する時期によって種類が異なります。

新生児期に使用するチャイルドシートは必ず0ヶ月から使用できる乳児用のものを使用しましょう。

 

チャイルドシートは後ろ向きの状態で、後ろの座席に設置します。

これは、万が一に事故が発生した際に、赤ちゃんの体にかかる衝撃を吸収、分散してくれ、頚椎への損傷を最小限まで食い止めるためです。

 

チャイルドシートの角度は、45度に設置します。

新生児期の赤ちゃんは首も腰も据わっていません。

この角度にすることで赤ちゃんの気道を塞ぐことなく、安全に快適にチャイルドシートに乗ることができます。

 

チャイルドシートは自己流ではなく、説明書をよく見て取り付けましょう。

特に新生児を乗せる場合は、体を安定した状態で座らせるのに必要なクッションなどの付属品が多数必要になることもあるため、揃っているか確認が必要です。

座席にしっかり固定されているか、チャイルドシートを引っ張って確認します。

 

新生児期のチャイルドシートの乗せ方のポイント

新生児期の赤ちゃんをチャイルドシートに乗せる時のポイントを押さえていきましょう。

 

【①チャイルドシートに乗せる前の準備】

新生児期の赤ちゃんを抱っこしながらチャイルドシートに乗せるのは、意外と大変です。

赤ちゃんを抱っこする前に、チャイルドシートに乗せやすいよう、準備をしましょう。

 

・チャイルドシートが乗っている座席部分の車の扉をできるだけ大きく開ける(スライドドアの場合は全開に)

・チャイルドシートのベルトを緩め、赤ちゃんを乗せやすいように広げておく

・回転式のチャイルドシートの場合は、ドアの方へ向けておく

 

【②赤ちゃんを乗せる】

赤ちゃんを抱っこし、チャイルドシートに乗せます。

首とお尻を支えて抱っこをし、お尻の部分がチャイルドシートの深いところにすっぽり収まるように乗せてあげましょう。

 

【③正しい姿勢で乗れているか確認】

・赤ちゃんのお尻が浮いていないか

・背中はシートに密着しているか

・首や体が変な体勢になっていないか

・苦しそうにしていないか

 

確認しましょう。

 

【④ベルトを装着する】

ベルトに赤ちゃんの腕を通し装着します。

この時、ベルトにねじれが無いかきちんと確認しましょう。

 

カチっと音がすれば、きちんと装着されています。

深く入ったように見えても、最後までベルトが入っていないとカチッと音がしません。

抜けてしまう可能性があるため、しっかり入っているかどうか、ベルトを引っ張って確認しましょう。

 

【⑤ベルトの締め付けを確認】

赤ちゃんに合わせて、ベルトの締め付けを調整します。

チャイルドシートは慣れていないと、ベルトが緩すぎたり逆にきつくなり過ぎたりしてしまうことも。

 

赤ちゃんの鎖骨と肩ベルトの間に、大人の指が一本入る位が理想の締め付けです。

チャイルドシートに乗る際は都度確認して、丁度良く調節してあげてください。

 

新生児をチャイルドシートに乗せる時の注意点

新生児期の赤ちゃんをチャイルドシートに乗せる際は、以下の事にも注意してあげてください。

 

【素早くやろう】

慣れないチャイルドシートを素早くやるのも難しいものですが、素早くやらないと赤ちゃんがぐずってしまいます。

ベルトを緩めておくなどの事前の準備を行っておき、テキパキと装着してあげたいですね。

 

【赤ちゃんに目が届く工夫をしよう】

赤ちゃんを後部座席に後ろ向きで乗せると、運転席からは赤ちゃんの様子が把握しにくくなります。

ママが隣に乗る場合は問題ありませんが、ママが運転手の場合は赤ちゃんが見えないと不安ですよね。

チャイルドシートに装着するベビーミラーを活用すれば、鏡越しに赤ちゃんの様子が把握できて安心です。

 

【保護シートを活用するとさらに安心】

チャイルドシートと座席の間に保護シートを敷くのもおすすめです。

座席を汚れから守ってくれるだけでなく、チャイルドシートを乗せるとできてしまいがちなカビも予防してくれます。

ISOFIXに対応していないチャイルドシートや車では、座席とチャイルドシートの間に隙間ができて滑ってしまうこともあるのですが、保護シートには滑り止め効果もあるため、使うとより安心です。

 

まとめ

新生児期の赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのは、慣れるまでは大変です。

テキパキと乗せてあげられるように、手順やポイント、注意点を確認しておきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php