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赤ちゃん部屋に安全なおもちゃを

赤ちゃん部屋に安全なおもちゃを

赤ちゃん部屋のおもちゃ

赤ちゃんの部屋には、かわいいおもちゃがいっぱいあることでしょう。それはどんなおもちゃですか?
可愛いおもちゃ?流行のおもちゃ?

 

赤ちゃんは何でも口に入れる時期やはいはいする時期など成長によって行動パターンや行動範囲が変わります。
赤ちゃんの成長に合わせておもちゃを選び与えることも必要ですが、安全性を見落としてはいけません。
赤ちゃんのためのおもちゃが、安全なおもちゃかどうかは親としてチェックしておきたいですね。

 

赤ちゃんが、お部屋で安全に遊べるおもちゃとはどんなもの?どのようにすればおもちゃによる事故を防ぐことができるの?パパやママができることを紹介します。

 

赤ちゃんに安全な部屋用おもちゃ選び

赤ちゃん部屋のおもちゃで安全に遊べるように、成長に合わせた注意点や事故の防ぎ方について提案します。
成長は赤ちゃん1人ひとりの個人差が大きいものです。パパやママが赤ちゃんの成長に合わせて安全を確認してあげてくださいね。

 

赤ちゃんが部屋で遊ぶときののおもちゃによる事故で気をつけたいのは、主に誤飲・窒息・落下物によるケガ・転倒・指などをはさむ事故になります。
赤ちゃんの成長度合いにより、行動範囲や行動パターンが変化するため、それぞれ起こりやすい事故が変わってきます。
ですが、日々の赤ちゃんのうれしい発育に不慮の事故が影を落とさないように、できるだけ事前の対策で予防してあげたいものです。

 

【首がすわっていないあおむけ寝の時期】
首がすわりきっていないため、あおむけで寝ていることが多い時期に起きやすいおもちゃの事故は、落下によるケガや窒息事故です。

 

物の動きに合わせて目で追う「追視」ができるようになると、音が出たり動いたりするおもちゃを与えることが多いですが、赤ちゃんの視界に入るよう吊り下げられたモビールなどのおもちゃが落下すると、思わぬケガや窒息の事故を招くことがあります。
落下によるケガを防ぐため、赤ちゃん部屋のベビーベッドの上や赤ちゃんの体の上に落ちるような位置にはおもちゃを吊り下げないように気をつけましょう。

 

【手足や指を動かせるようになる時期】
手足をバタバタ動かせるようになるため、寝ている体の周りにおもちゃやぬいぐるみがあると、動いた拍子に自分の顔や体の上に落下させたり被さったりし、ケガや窒息事故の原因になることがあります。
おもちゃは、赤ちゃんのすぐ近くには置かないようにしましょう。

 

【何でも口に入れる時期】
手指の発達で物を握れるようになり、何でも口にしてなめて感触を確かることは、赤ちゃんの成長にとってとても大事なことです。
けれども同時に、この時期は誤飲事故が急増します。

 

誤飲事故につながるような口に入る小さなおもちゃや口にすると有害になりそうなおもちゃを与えるのはやめた方が良いでしょう。
意外と気がつかないのが、おもちゃのパーツ部分です。口に入らないような大きなおもちゃでも、外れる小さなパーツやぬいぐるみについているボタンなどは見落としがちな危険要因ですから、細かい部分まで目を配る必要があります。

 

おもちゃの塗料や素材も親として気になるところでしょう。
そんな時は、日本の玩具メーカーのおもちゃの約70%についているSTマーク(※1)がついたおもちゃを選ぶようにおすすめします。
安全性が確かめられた上で、赤ちゃんが心地よさそうか、好きかどうかで判断しておもちゃを選んであげましょう。

 

【はいはいができるようになる時期】
寝返りやおすわり、はいはいができるようになる時期は、落下や転倒事故が増える時期です。

 

この頃の赤ちゃんは、好奇心も強くなり周りに興味を持ちますので、行動が活発になり行動範囲もグッと広がります。
赤ちゃん部屋でおもちゃの棚につかまり立ちして衝突・転倒・下敷きや、収納ベンチなどの段差から落ちるなどの事故が起こることがあります。
引き出しが開かないように留め具やガードを付け予防するようにしましょう。

 

【投げる・壊す・ひとり歩きする時期】
指や腕が発達して、あちこち物を投げたりする時期は、壊れたパーツの誤飲、転倒・指はさみなどの事故を起こします。

 

赤ちゃん部屋の中でも棚やドアにロックやストッパーをつけたり、部屋から勝手に出られないように入り口近くや段差の前にガードを置くようにしましょう。

 

※1:STマーク・・・日本玩具協会が定めた適合検査で機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性を検査し合格した安全性の高いおもちゃにつくマーク

 

まとめ

赤ちゃんの部屋にピッタリの安全なおもちゃを選ぶために親ができることは、まず、成長する赤ちゃんの行動パターンや行動範囲に合わせて、事前に事故防止ができるようなおもちゃを選ぶこと。そして、おもちゃの置く場所や赤ちゃんを危険から遠ざけることについて、よく考えることではないでしょうか。

 

おもちゃに関する事故は、ちょっとしたポイントを押さえて確認するだけでも未然に防げることが多いものです。

 

大切な赤ちゃんがケガなく成長できるように、安全性の高い、楽しくて可愛くて、ためになるおもちゃを選んであげてください。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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