https://www.babys-care.net/life/

赤ちゃんに狭い部屋はよくない?

赤ちゃんと狭い部屋で過ごすのは大丈夫?

赤ちゃんが生まれると、それまでの部屋のレイアウトを変えて、赤ちゃんのスペースを作りますね。

最初はおむつ替えするスペース、お昼寝するスペースくらいかもしれませんが、成長するごとに赤ちゃんが過ごすスペースは広がっていきます。

特にハイハイや伝い歩きなど、自分で動けるようになると、部屋のレイアウトにも悩みが出てくるかもしれません。

好奇心旺盛にいろんなところを自由に動き回ることは、運動能力や認知能力を発達にも良い影響があると言われることがあります。

 

しかし、部屋が狭くて、十分に動き回るスペースがとれない・・・というケースもあるでしょう。

とはいえ、引っ越しをするのも難しい場合もありますよね。

そこで今回は、狭い部屋でも赤ちゃんと快適に過ごす方法について考えてみましょう。

 

赤ちゃんに狭い部屋はよくない?

狭い部屋で赤ちゃんと過ごすことは、赤ちゃんにとって、よくない環境なのでしょうか。

考えられるデメリットをまとめました。

 

【赤ちゃんが動ける範囲が制限される】

狭い部屋だと、行動範囲がどうしても制限されてしまいます。

赤ちゃんの運動面での発達の1つである”ハイハイ”をするスペースがなく、赤ちゃんが十分な運動をする機会が減ってしまうことがあります。

もちろん、ハイハイをしなくても運動能力や成長自体に問題はありませんし、するしない、始める時期は個人差も大きいです。

ただ、狭い部屋だと、動ける範囲が狭いので、思いっきり遊べる環境ではないことが多いでしょう。

 

【誤飲などの事故に注意する必要がある】

狭い部屋では、赤ちゃんが誤って小さな物を口に入れてしまうリスクが高まります。

片づけて忘れていた小さなおもちゃや小物が目につきやすく、赤ちゃんが誤ってそれを口に入れる可能性があるのです。

誤飲や窒息の事故を防ぐためには、赤ちゃんの周囲を安全に保つことが重要です。

特に小さな部品や食品は必ず赤ちゃんの手の届かない場所に保管し、起きているときにはできるだけ赤ちゃんから目を離さずに見守ることが必要です。

 

【収納スペースが少ない】

狭い部屋では、収納スペースが少ないこともあります。

赤ちゃんの衣類やおもちゃなどは成長するごとに、どんどん増えていきます。

それらを収納するスペースが限られていると、部屋が乱雑になりやすく、赤ちゃんの安全や快適さに影響を与える可能性があります。

物を増やさない工夫をする必要があるでしょう。

 

【家事音などで赤ちゃんの眠りを妨げてしまうことも】

赤ちゃんがお昼寝するときや、夜眠るときのスペースが、リビングやキッチンから近い、または同室である場合、家事音や他の家族の生活音が赤ちゃんの眠りを妨げてしまうことがあります。

その結果、赤ちゃんの睡眠リズムが崩れてしまうことも。

赤ちゃんの眠りは成長や発達にとって非常に重要な役割をしています。

眠っているときには、できるだけ音を立てないなどの工夫が必要になります。

 

赤ちゃんと狭い部屋で過ごすときのポイント

狭い部屋で赤ちゃんと過ごすのは、絶対に良くないというわけではありません。

家庭の事情で、引っ越しは難しい、環境を変えることが難しいことも多いですよね。

そのため、赤ちゃんと狭い部屋で過ごすときには、以下のようなポイントを意識して、安全に、快適に過ごせるように工夫をしてみるのはどうでしょうか。

 

【手の届く範囲に気を付ける】

赤ちゃんが手の届く範囲にあるものには十分な注意が必要です。

狭い部屋では、誤飲のリスクが高まってしまうので、赤ちゃんの周囲には、危険な物品や小さな部品を手の届かない場所に保管することが重要です。

また、電化製品やコード類なども赤ちゃんの手の届く範囲に置かないように気を付けましょう。

 

その他、部屋で過ごすときには、できる限り赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

どうしても離さなければいけないときには、赤ちゃんにとって安全な場所であることを確認してから離れます。

ベビーフェンスやベビーゲートなどを使い、赤ちゃんが安心して過ごせるスペースを作る、スペースを分けるのもおすすめです。

柔らかいマットやラグを敷いておくと、赤ちゃんが万が一転倒しても大丈夫なようにしておくのもいいでしょう。

 

【定期的に出かける】

定期的に、子育て支援センターや公園などに出かけるのもポイントの1つです。

特に子育て支援センターなどでは安心して十分にハイハイをさせてあげられるなど、運動量を確保してあげられることが多いでしょう。

 

また、赤ちゃんは外に出ることで新しい刺激を受け、様々な経験をすることができます。

他の子どもたちと交流し、社会性やコミュニケーション能力も発展させられることでしょう。

 

まとめ

狭い部屋での赤ちゃんとの生活にはデメリットもありますが、適切な対策や注意をすることで、問題はないことが多いです。

狭いからこそ、いつでも赤ちゃんと一緒に過ごせますし、掃除もしやすく衛生的に保ちやすいというメリットもあります。

そのため、赤ちゃんとの生活は狭い部屋でも十分に可能です。

今の環境の中で、赤ちゃんと楽しく過ごせるよう、いろいろと工夫をしてみましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php