https://www.babys-care.net/life/

赤ちゃんとの冬場のお風呂の入り方

赤ちゃんとの冬のお風呂

冬は寒い季節です。

赤ちゃんもお風呂に入るまでは寒いでしょうし、不快に感じてしまうこともあるかもしれませんね。

せっかくお風呂で体が温まっても、湯冷めをしてしまうと風邪を引く原因になってしまうこともあります。

 

赤ちゃんの冬場のお風呂は、どんなことに気を付けて入ったらいいのでしょうか。

ポイントをしっかり押さえ、冬のお風呂も気持ちよく入れるようにしてあげましょう。

 

赤ちゃんの冬場のお風呂の入り方

①お風呂のお湯は38℃~40℃で沸かします。

お風呂に自動機能が付いていても、誤差が出ることがあるので、湯温計で測ってあげると安心です。

 

②赤ちゃんの足に、38℃くらいのお湯をシャワーでかけてあげ、温かさに慣れさせます。

慣れたら体全体にも優しくシャワーを当てていきましょう。

 

③縦抱き抱っこで湯船に浸かります。

あまり長湯せず、体が温まる程度で上がりましょう。目安は5分以内です

 

④体や頭を洗います。

 

⑤再び湯船で体を温めます。(スキップしても可)

長湯すると冬でものぼせてしまうため、3分~5分程度で上がりましょう。

 

⑥お風呂から上がったら、体をすぐに拭いてスキンケアを行い、服を着させます。

湯冷めしないよう、暖かくして過ごしましょう。

 

赤ちゃんの冬のお風呂で用意したいもの

赤ちゃんの冬場のお風呂では、いつものアイテムに加えて用意しておきたいものがあります。

 

【暖房機器】

お風呂ヒーターや、持ち運びに便利な小型の電気ストーブを用意すると便利です。

浴室や脱衣所をあらかじめ温めておくことで、赤ちゃんが服を脱いでも寒い思いをせずに済みます。

また、入浴後に湯冷めをするのも予防できるので、あると便利ですね。

 

ただし、暖房機器は赤ちゃんが触れるとヤケドをしてしまう危険性があります。

赤ちゃんがいる時は、スイッチは必ず切るようにしましょう。

 

【バスローブ】

体をすっぽりと包んでくれるポンチョ型のバスローブは、赤ちゃんの濡れた体を拭きつつ、保温してくれる効果があります。

ママも湯上りは赤ちゃんのお世話に追われて、自分の身支度がままならないということもあるかと思います。

湯冷めをしてしまわないよう、赤ちゃんもママも、羽織れるバスローブがあると便利ですよ。

 

赤ちゃんの冬のお風呂のポイント

赤ちゃんと冬場にお風呂に入る際のポイントを紹介します。

 

【部屋は暖めよう】

冬は寒いので、風邪を引かないように部屋を2ヶ所暖めておく必要があります。

 

まずは、脱衣所浴室です。

先ほども紹介した暖房機器を使って温めるのがいいですね。

 

しかし、家庭によっては浴室や脱衣所にどうしても暖房機器を置くことができないということもあるかと思います。

その場合、湯船にお湯を貼る際に浴槽の蓋を開けておくか、熱めのシャワーを出しておくと、湯気で浴槽内が温まります。

 

もう1ヶ所は、リビングや寝室など、お風呂上りに過ごす部屋です。

お風呂に入っている間に暖房をつけて、湯冷めしないように温めておくようにしましょう。

 

【準備は事前に済ませておこう】

冬場のお風呂は寒いため、手早く済ませる必要があります。

お風呂に入る前に段取りを確認しながら、必要なものを準備・設置しておきましょう。

 

・お湯を入れる前に、浴室や部屋を暖め始める。

・赤ちゃんのお風呂に必要なアイテム(石鹸やガーゼなど)を、使いやすい場所に設置しておく。

・お風呂上りに使うバスタオルは広げて置き、赤ちゃんに着せる服、おむつ、ボディークリームなどは、使いやすいように出しておく。(ボタンなども開けて、広げておく)

・バウンサーなどが必要な場合も、事前に設置しておく。

 

などといったことが挙げられます。

 

【できればパパと協力して行おう】

赤ちゃんとのお風呂はワンオペでもできますが、もしパパの協力が得られるのでしたら、2人で行うのがいいですね。

まずは、赤ちゃんの体を先に洗ってしまい、湯上り後のスキンケアや着替えは、パパにバトンタッチします。

その後、ママは自分の体を洗ったり、スキンケアの時間に回しましょう。

 

夏場は赤ちゃんも、ママが体を洗っている間はベビーチェアに座って待っていたかもしれません。

しかし、冬場は湯船に浸かっていないと、体が冷えてしまう可能性があるためです。

 

なるべく効率よく手早く済ませ、赤ちゃんもママも体が冷えないような工夫をしたいですね。

 

【1人でお風呂に入れる場合は】

家庭の事情もそれぞれですので、ママが1人で赤ちゃんのお風呂を行わなければいけないということもあるでしょう。

 

その場合、赤ちゃんが裸でお風呂にいる時間を、なるべく短くする工夫をしてみてください。

例えば、洗顔はお風呂に入る前に済ませておくなどです。

 

また、赤ちゃんはお風呂に入る前より、体が濡れてしまった後の方が、体が冷えやすくなっています。

ママが1人でお風呂に入れる場合は、一緒に入るのではなく、先にママだけお風呂で体を洗うようにしてみるのがおすすめです。

(その際、赤ちゃんはバウンサーの上などに乗せてあげ、脱衣所で待たせ、浴室の扉は少し開けて、赤ちゃんの様子が分かるようにしておきましょう。)

ママが洗い終わったら赤ちゃんの服を脱がせ、手早くお風呂を済ませるようにするといいですよ。

また赤ちゃんを洗うときに必ずママも洗わないといけないわけではありません。赤ちゃんが寝ている間や、パパが赤ちゃんを見ている間などにママはゆっくり入るといいかもしれませんね。

 

まとめ

冬場のお風呂のポイントは

・手早く効率よく行う

・なるべく赤ちゃんの体が濡れている時間や裸になる時間を短くするよう段取りを考える

・部屋が寒くないようにする

ということです。

寒い季節ですが、工夫しながらお風呂の時間を乗り切り、健康的に過ごせるようにしたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php