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哺乳瓶の消毒はいつまで行う?

哺乳瓶の消毒はいつまで続けるの?

哺乳瓶を使うママにとって、とても手間な作業が哺乳瓶の消毒ではないでしょうか。
哺乳瓶の消毒は、煮沸やレンジ、薬液などの方法がありますが、どれも時間や手間がかかり、正直面倒だなと感じるママは多いはず。

 

特に完全ミルク育児や、ミルクよりの混合育児の場合だと、使用する回数も多いため、頻回に消毒をしなければなりませんよね。
夜間の消毒作業は眠さも加わって、非常に億劫です。

 

そんな哺乳瓶の消毒作業、一体いつまで消毒をしなければならないの?と疑問に感じているママもいると思います。

そこで今回は、哺乳瓶の消毒の必要性と期間について、詳しくご紹介します。

 

哺乳瓶の消毒が必要な理由

そもそも、なぜ哺乳瓶の消毒が必要なのでしょうか。

 

生後間もない赤ちゃんは、免疫力と回復力が低い状態です。
そのため、赤ちゃんの身の回りは常に清潔にしておきたいですよね。

その中でも哺乳瓶は、赤ちゃんが口に含むといった意味で最も清潔に保ちたいベビーグッズの一つです。

 

では、なぜ哺乳瓶の消毒が必要なのでしょうか。
「食器用洗剤で洗うだけではいけないの?」と思うママもいるかもしれませんね。

 

哺乳瓶には、赤ちゃんの唾液やミルクなどが付着しています。
しっかり洗ったように見えたとしても、洗い切れなかった汚れが残っていることも。
特にニップルは、先が細くなっていてくぼみなどもあることから、ミルクかすがたまりやすくなっています。

そんな洗い残した唾液やミルクかすから細菌が発生してしまうこともあります。

しっかり洗いきれているか分からないこともあるため、哺乳瓶の消毒作業をした方が安心なのです。

 

哺乳瓶の消毒はいつまで?

哺乳瓶の消毒は、一体いつまで行えばよいのでしょうか。

様々な意見がありますが、基本的にはしっかりと洗いきれていて、乾燥ができていればしなくても良いとも言われています。

また、毎回隅々まで洗っているのであれば、1日1回程度の消毒でも問題ないという意見もあります。

とはいえ、生後間もない新生児の赤ちゃんの哺乳瓶を全く消毒しないのは気になる…というママもいることでしょう。

消毒をしないと不安、という場合は生後3ヶ月頃までは続けてみてもよいかもしれません。

赤ちゃんの免疫力がつきはじめるのは、大体生後3ヶ月頃からです。
そのため、生後3ヶ月を過ぎれば消毒なしでも問題ないでしょう。

 

また、赤ちゃんは生後5ヶ月頃になると、寝返りをしだします。
そして生後6ヶ月頃には、寝返りがえりをして、部屋中をころころと移動するようになります。

それと同時に、赤ちゃんは部屋にあるおもちゃや気になるものを自分の口に入れるようになります。
それでも家にあるものをすべて消毒をする、というのは現実的ではありませんよね。

ですから、消毒、消毒…と、神経質になり過ぎないことが大切かもしれません。

 

ただし、哺乳瓶の消毒をやめたとしても、食器用洗剤でしっかりと洗い、乾燥をさせることは大切です。
特にニップルの先は、ミルクの洗い残しが起こりやすいので、専用のスポンジなどを用いてきれいに洗いましょう。

 

先輩ママはいつまで哺乳瓶を消毒した?

哺乳瓶の消毒は基本的には不要ですが、やはり気になるママは多いもの。

実際、先輩ママはいつまで消毒を続けたのか、よく聞く意見を以下でご紹介します。

 

【指やおもちゃを舐めるようになるまで】
赤ちゃんの指しゃぶりは、生後2~4ヶ月頃から、おもちゃを赤ちゃん自身が手に持って舐める行為は生後3~4ヶ月頃から始まります。
おもちゃはまだしも、赤ちゃんの手を常に消毒することは現実的ではありませんよね。

 

そのため、指しゃぶりやおもちゃを舐めるようになったら、生後6ヶ月を待たずに「消毒の意味がない」と感じてやめるママも少なくないようです。

 

 

【離乳食を開始するまで】
離乳食を開始すると、赤ちゃん用の食器やスプーン、スパウトなどを使用するようになります。
それらをすべて消毒することはあまり現実的ではなく、また赤ちゃんもどんどんと気になるものを口へ入れるようになることから、離乳食開始と同時に哺乳瓶の消毒をやめてしまうママは特に多いようです。

 

離乳食が始まっても食器を消毒したい場合は、薬液消毒やレンジでの高温消毒に対応したものを選ぶ必要があります。
もちろん、それらに対応している商品もあるため、購入前にしっかりと確認するようにしましょう。

 

 

【1歳になるまで】
1歳になるまでは、哺乳瓶の消毒を続けていたというママもいました。
1歳になる頃には赤ちゃんの体も丈夫になり、消毒をする必要はほぼなくなります。

 

・卒乳の時期まで消毒をした
・薬液を使い切るまでは消毒をした

 

というママもいて、哺乳瓶の消毒を辞める時期は家庭での差が大きいようですね。

 

まとめ

赤ちゃんの哺乳瓶の消毒をやめる時期に、しっかりとした正解はありません。
ただし、使った哺乳瓶はきちんとと洗い、乾燥させる。これは徹底するようにしてください。

 

消毒をやめたとしても、赤ちゃんが風邪を引いたり、お腹を壊していたりして抵抗力が低い状態の時は、消毒を行ってあげると安心かもしれませんね。 

薬液が残ったとしても、急性胃腸炎の時など使えますので、無駄になることはないですよ。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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