外食時の赤ちゃんの食べ物はどうする?
子育て中でも気軽に外食を楽しんでいるママも多いと思います。
赤ちゃんの成長とともに、外食の機会も増えていきますが、そんな時、赤ちゃんの食べ物はどのように注文したらよいのでしょうか?
「赤ちゃんの食べ物と言っても持ち込みをするのはマナー違反なの?」
「赤ちゃん連れでも、2人分注文したほうがいいの?」
など、気になることも多いですよね。
一般的には、下記の3つのケースで外食を楽しむママが多いようです。
・離乳食メニューを注文する
・注文せず大人のメニューから取り分ける
・注文せず離乳食を持ち込む
それぞれのケースで、覚えておきたいポイントを整理してみましたので、ご覧ください。
①離乳食メニューを注文する
離乳食メニューを用意してあるお店で、それらを食べられる月齢の赤ちゃんであれば注文するのが理想的です。
お店によっては月齢に合わせて数種類用意してあったり、低アレルゲンメニューまで内容が充実しているお店もあります。
赤ちゃんの好みや離乳食の進度に合わせて選べると助かりますね。
お店での離乳食メニューの提供方法には大きく分けて2通りあります。
【①市販離乳食の提供】
市販されている離乳食がそのまま、もしくは食器に盛り付けられて提供されます。
食べたことのないメニューで食材の内容が心配であれば、お店の人にお願いしてパッケージの原材料を確認させてもらいましょう。
食べたことのあるおなじみのメニューであれば、それを注文すれば安心ですね。
【②お店で調理した離乳食の提供】
メニューはお店によっても様々ですが、うどんや雑炊、リゾットなど食べやすくて栄養満点のメニューを提供してくれるお店もあります。お店の味や盛り付け方など、ママも勉強になるかもしれませんね。
赤ちゃんメニューやキッズメニューが充実しているお店は、ベビーチェアや使い捨てエプロンなど赤ちゃんとの外食に便利なグッズの用意があったり、ベビーカーも楽に通れる通路やトイレのおむつ替え台など、赤ちゃん連れに優しい設備を用意してくれるところが多いようです。
最近では、ホームページやSNSなどで確認できるお店も多いので、ぜひ事前に確認しておきましょう。
②大人メニューから取り分ける
まだ月齢の低い赤ちゃんの場合、離乳食メニューを注文しても食べきれない子もいますよね。
そんな不安がある時は、食べ残してはもったいないので、ママやパパの食事から取り分けることも多いでしょう。
取り分けしやすいメニューは主に以下のようなものです。
和食:ご飯、焼き魚、寄せ鍋、味噌汁
洋食:スープ、温野菜
中華:中華がゆ、水餃子
麺類:うどん、にゅうめん
このように、大人の食事から取り分けて与える場合の注意点は以下のとおりです。
【①食物アレルギーに注意する】
大人メニューにはアレルギー食材が表示されていないこともあります。
気になるようであればお店の人に確認し、誤って与えてしまわないよう注意しましょう。
【②薄味にして与える】
麺類などは取り分けメニューとして利用しやすいですが、赤ちゃんにとっては出汁の塩分が多いです。
そんなときは、取り分け用の食器を1つ注文して出汁を水で薄めてみましょう。水で薄めればつゆの温度も下がるので、すぐに食べさせられます。
また、和食の定番焼き魚も塩分が多いのでごく少量にする、お味噌汁も具だけを取り分けるなど工夫が必要です。
温野菜などはドレッシングやマヨネーズを別で持って来てもらえるか確認してみるといいかもしれません。
【④赤ちゃんでも1人1品注文のお店もある】
お店によっては未就学児であっても「1人1品注文」を義務付けているところもあります。
大人の取り分けをすることでマナー違反になることもあるため、事前に確認しておいたほうが安心です。
③離乳食を持ち込む
月齢に合った離乳食メニューが提供されていない、または、取り分けしやすい大人用メニューがないという場合は離乳食を持ち込むこともあるでしょう。
離乳食の持ち込みをする際の注意点は以下のとおりです。
【①持ち込み可能か事前に確認する】
レストランによっては、たとえ離乳食であっても一切持ち込み禁止としているお店もあります。
また、市販のものなら良いが、手作り離乳食はダメという場合もあるようです。
事前に確認しておいた方が安心ですね。
万が一、離乳食の持ち込みが禁止な場合は、ミルクや母乳での授乳は可能であるか確認しましょう。
個室であれば良いというお店もあるため、やはりこちらも確認しておくといいと思います。
【②ゴミは捨てずに持ち帰る】
離乳食の持ち込みが可能なお店でも、基本は空の容器などのゴミは捨てずに持ち帰るのがマナーです。
あらかじめビニール袋などゴミ袋を持参しておくと良いでしょう。
まとめ
外食ができると、お出かけのバリエーションも増え、ママのリフレッシュの機会も増えますよね。
しかし、赤ちゃんとの外食は様々な不安があると思います。
今回ご紹介したようなメニューの注文方法だけでなく、赤ちゃん連れに配慮のあるお店を選んだり、メニュー内容や持ち込みの可否についてあらかじめ確認しておくなどして、赤ちゃんとの外食を楽しんでください。