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離乳食の食器は洗剤で洗うだけでOK?

離乳食に使う食器は洗剤で洗うもの?

離乳食がスタートする頃になると、離乳食に使う食器をどのように洗えばいいのか悩むママもいるかもしれませんね。

哺乳瓶は哺乳瓶用の洗剤を使い、その後消毒していたという方も多いので、離乳食の食器も消毒まで必要なのではないかと思う方もいるでしょう。

 

また、洗剤も赤ちゃん用のものもありますが、一般的な洗剤で洗うのは良くないのでしょうか。

今回は赤ちゃんの離乳食の食器をどのように洗えばいいのかという点と、使用する洗剤の選び方についてまとめました。

 

離乳食の食器は洗剤で洗えばOK?消毒は?

哺乳瓶は使うたびに消毒をしているという方もいるかもしれませんね。

であれば、「食器も消毒が必要なのでは?」と思う方もいるでしょう。

 

結論から言うと、離乳食用の食器は消毒をする必要はありません。

赤ちゃんは、大体生後3ヶ月頃から免疫力がつき始めると言われています。

離乳食を始めるのは生後5~6ヶ月頃の方が多いので、その頃には食器は洗剤を使ってきれいに洗い、しっかりと清潔な布巾で水気を拭いて乾かせばOKです。

 

赤ちゃんの体調が悪いときや、食中毒が心配な時期などには消毒するのもいいですが、哺乳瓶と比べて洗いにくいものでもないので問題はありません。

消毒する際には、哺乳瓶の消毒液などに漬け置きする方法が簡単ですよ。

 

離乳食食器用の洗剤は赤ちゃん用を使う?

離乳食の食器は洗剤で洗い、消毒は毎回しなくてもOKということが分かりました。

では、どのような洗剤で洗えばいいのでしょうか。

赤ちゃん用の食器用洗剤というものも売られているので、それを使わなければいけないのではないかと考えるママもいるかもしれません。

しかし、必ずしも赤ちゃん用で洗わなければいけないわけではなく、赤ちゃんの離乳食の食器も、大人と同じ一般的な洗剤を使っても大丈夫ですよ。

 

それぞれの洗剤の特徴と使うメリットデメリットをまとめました。

 

【赤ちゃん洗剤を使うメリット・デメリット】

赤ちゃん用の洗剤と大人も使う一般的な洗剤との主な違いは、洗剤の成分

一般的な洗剤には油汚れをしっかりと落とすために、”界面活性剤”が含まれていることが多いのに対し、赤ちゃん用の洗剤には自然由来の成分を使ったものが多いです。

香料なども無添加、着色料なども無着色なため、野菜や果物まで洗える洗剤として市販されているものもあります。

万が一すすぎ残しがあったり、普通の洗剤を使うことに抵抗があるママには安心の成分と言えるでしょう。

 

また、すすぎ残しがないよう工夫されている商品もあります。

さっぱりと洗えて、すすぎ残しの心配がないのも安心できるメリットですね。

 

しかし、離乳食のメニューでは油を使う料理は多くないとは思いますが、油汚れは落としにくいという場合もあります。

 

【一般的な洗剤を使うメリット・デメリット】

赤ちゃんの離乳食の食器を一般的な洗剤で洗ってももちろん問題はありません。

一般的な洗剤を使えば、赤ちゃん用と大人用と分けて洗剤を購入する手間や費用もかからず楽ですね。

 

しかし、一般的な洗剤は赤ちゃん用の洗剤のところで説明したように、界面活性剤や香料などが含まれているものもあり、すすぎ残しに注意する必要があります。

最近では界面活性剤が環境汚染の要因になっているということも言われることがあります。

環境に配慮しながら、赤ちゃん用の洗剤のような無添加洗剤と一般的な洗剤を使い分けるのもいいですね。

 

また、同じ洗剤を使う場合でも、大人の食器の汚れが離乳食用の食器に移ってしまわないよう、大人用の食器を洗うものとはスポンジを分けましょう。

 

離乳食用の調理用具は?

離乳食の食器に関しては、洗剤だけで洗い、しっかりと乾かせばOKですが、調理に使ったまな板や包丁はしっかりと清潔にすることを心がけましょう。

特に、生ものを切った後は消毒を行いましょう。

また、家族に体調が悪い人がいるとき、食中毒が流行りやすい梅雨時、夏場などは1日の終わりなど、定期的に消毒を行うといいでしょう。

消毒といっても、消毒液を毎回使う必要はなく、洗剤で洗った後に熱湯をかけるだけでもOKです。

その後、しっかりと乾かしてください。

離乳食のうちは、調理用具を赤ちゃんのものと大人のものと分けるのもいいですね。

 

また、食器や調理用具を洗った後のスポンジも水滴がついたままで放置しておくと、雑菌が増殖しやすいです。

そのスポンジで食器や調理用具を洗うと、雑菌が食器に移ってしまいます。

しっかりとスポンジの水気を切り、晴れている日は外で乾かしましょう。

外で乾かせない日も水気を切ったら、置くのではなく吊るしておけば乾きやすくて衛生的に保てます。

消毒する際は、定期的に熱湯に数分漬け、水で冷やしてから水気を切って乾かすようにするといいでしょう。

 

まとめ

離乳食をスタートする頃には、赤ちゃんの免疫力もどんどんとアップしていますし、身の回りにあるものを何でも口に入れて確かめる子も多い時期のため、低月齢の頃ほど神経質になりすぎる必要はありません。

しかし、やはり食器は口に入れるものの器ですから、赤ちゃんのものだけでなく、大人も清潔に使いたいものですよね。

赤ちゃん洗剤、一般的な洗剤どちらで洗ってもいいですが、丁寧に洗剤で洗ったら、水滴を拭き取って清潔に保ちましょう。

必要あれば消毒を行うなどしてくださいね。

赤ちゃんの離乳食用食器の選び方

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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