赤ちゃんの離乳食の冷凍ストックを用意しよう
赤ちゃんのために毎日離乳食を用意するのは大変なので、ストックを作っているというママは多くいます。
しかし、ストックを作ることが、手間に感じる方もいるかもしれませんね。
しかし、まとめて作って冷凍しておくと毎日の離乳食作りがとても楽になり、結果的に時短にも繋がります。
離乳食のストック作りのコツを押さえ、離乳食の準備をスムーズに行うための準備をしていきましょう。
離乳食の冷凍ストックを作るコツ
離乳食の冷凍ストックを作る時のコツを押さえておきましょう。
【下ごしらえ状態のものを冷凍しよう】
離乳食の冷凍ストックは、主に味付けをする前の下ごしらえ状態のものを冷凍するのが基本です。
味付けまでしてしまうとアレンジがしにくくなってしまい、毎日の献立がマンネリ化してしまうためです。
味付け前の状態なら、ストック同士の組み合わせで味付けや献立のバリエーションが広がります。
【食材を一気に調理しよう】
離乳食の冷凍ストックを作る時には、食材数種類を一気に切って茹でだり蒸したりして調理をすると、1度に多くのストックを用意することができます。
食材に火が通ったら、細かく刻んだりすりつぶしたりし、フリージング容器に入れていきましょう。
このときに出るゆで汁は、野菜スープとしても使えるため、こちらもフリージングしておくといいですね。
ただし、なすやほうれん草など、ゆで汁に色が付く野菜は一緒に調理するのには向きません。
これらの野菜は湯で時間も短いため、単体で茹でても、さほど手間にはならないかと思います。
【味付けできるスープを調理しよう】
出汁や野菜スープ、ホワイトソースなどの味付けスープを多めに作ってフリージングしておくと、離乳食の味付けをするときにとても活躍します。
【調理済みでもストックとしておすすめの離乳食】
おやきやつみれ、蒸しパンなどは、一度冷凍してもおいしく食べられる離乳食です。
赤ちゃんが自分で手づかみして食べるのにも向いている食事ですが、一食分ずつ作っていると手間になってしまいます。
離乳食後期には、冷凍ストックとして多めに作っておくのがおすすめです。
【小分けに冷凍できるアイテムを活用しよう】
ストックができたら、離乳食を小分けに冷凍できるアイテムを活用しましょう。
下ごしらえ状態で味付けをしていない食材には、製氷機や離乳食のフリージング用カップなどが向いています。
一食分に分けたおかゆやスープなども、こちらに保存しておくのがいいでしょう。
おやきなどの固形で手づかみして食べられる食材には、密封ポリ袋を活用して冷凍しておくのがおすすめです。
離乳食の冷凍ストックにおすすめの食材
離乳食で使う食材の中でもフリージングに向いていて、使い勝手が良い食材を紹介します。
・おかゆ…ほぼ毎日たべるものなので、多めに作って小分けにしてフリージングしておきましょう。
・人参…すりつぶすのにも刻むのにも向いていて、赤ちゃんが食べやすい食材です。彩りがあり、味付けもしやすいので、ストックしておくと便利ですね。
・玉ねぎ…いろんな味付けにアレンジしやすく、食べやすい離乳食です。
・ブロッコリー…葉の部分はハサミで切るだけで細かくなるため、調理がしやすく手軽に取り入れやすいです。
・なす…他の食材との調理には向きませんが、柔らかく煮込めるので、赤ちゃんも舌や歯茎でつぶしやすい食材です。
・白身魚…お刺身を茹でて食べやすいようにすりつぶすか刻んでおき、冷凍しておきます。手軽にたんぱく質を取り入れることができますよ。
・卵の黄身…白身は冷凍できませんが、黄身は冷凍が可能です。離乳食に彩りを付けつつ、たんぱく質が摂取できます。
離乳食の冷凍ストックを用意する際の注意点
便利な離乳食の冷凍ストックですが、気を付けたいポイントがいくつかあります。
【使いきれる量だけ作ろう】
冷凍ストックは、一度に多く作った方がママは後々楽になります。
しかし、作りすぎてしまうと何が残っているのか把握できなくなってしまったり、使わずに冷凍庫にいつまでも入っていたりということに繋がりかねません。
ママが把握し使いきれる量を意識して、ストック作りをしましょう。
【フリージングに向かない食材もある】
離乳食のフリージングですが、向かない食材もいくつかあります。
赤ちゃんが食べやすい豆腐ですが、冷凍すると変色し、ボソボソとした食感になってしまいます。
卵の白身はゴムのように固い食感に、バナナは解凍した際に色が黒くなってしまいます。
これらは冷凍しても食べる分には問題はありませんが、食べにくかったり見た目が悪くなったりしてしまいますので、食べる時にその都度用意するか、大人の物を取り分けて使うのがいいですね。
まとめ
離乳食の冷凍ストックは、一度に多く作っておくことで、後々用意が楽になります。
時間がある時にたくさん作っておくといいですね。
ただし、作り過ぎには注意が必要です。
また、冷凍に向かない食材も中にはあるため、気を付けましょう。
赤ちゃんが毎日おいしく離乳食を食べられるよう、工夫しながら離乳食を用意してあげたいですね。