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離乳食期の上手なお弁当作りのコツとは

離乳食期の上手なお弁当作りのコツとは

離乳食期のお弁当はどう作る?

生後6ヶ月くらいになるとスタートする離乳食。
母乳やミルクだけの時期とは違い、外食時の赤ちゃんのご飯をどのように準備するのか悩みますよね。

 

市販の離乳食を持参したり、離乳食を提供してくれるレストランを選ぶという方法もありますが、これ以外にも家族でピクニックに出かけたり、保育園の遠足に行ったりするなど、お弁当が必要になった場合にはどうすればよいのでしょうか?

 

大人と違い、離乳食期のお弁当は持ち運び方もメニューも悩んでしまうもの。
そこで今回は、離乳食期のお弁当作りのコツや注意点についてご紹介します。

おかゆを持って行くコツは?

離乳食期のお弁当で悩むのが主食。
離乳食初期~中期では、まだおかゆを主食としていることも多く、お弁当にするには難しいと感じてしまいますよね。

 

そこでまずはこのような離乳食期の主食をお弁当に持って行くときのコツをお伝えします。

 

【離乳食初期】
おうちでは10倍がゆを食べている時期です。
この時期は、あえてお弁当は用意せずにミルクで済ますのがおすすめです。
1日くらいなら、離乳食を食べなくても問題ないでしょう。

 

10倍がゆのように水分が多いものは、傷みやすいため食中毒の危険があります
また、水分の多いおかゆをそのまま保存容器に入れて持って行くと、ご飯が水分を吸ってしまい、食べる頃にはベチャベチャになったり、逆に固まって食べられなくなってしまうことがあります。

どうしてもお弁当が必要という場合は、市販の離乳食を使うようにしましょう。

 

【離乳食中期】
いろいろな味に慣れてきたころで、おうちでは7倍がゆとおかずを食べる時期です。
野菜や魚のペーストをおかゆに混ぜたおじやをお弁当にすると容器がひとつで済みますね

 

ただし、漏れないようにふたのしっかり閉まる容器に入れましょう。
水分が多い食事のため菌の繁殖の可能性はいつでもあります。少しでも不安が残る時は控えましょう。

 

真空断熱スープジャーなど保温できる容器がおすすめです。口が広いタイプを選べば、スプーンですくいやすいでしょう。

 

【離乳食後期~完了期】
後期以降のお弁当は手づかみ食べができるメニューが便利です。
おかゆではなく、サンドウィッチやおやきなら、一品で主食とおかずを兼ねることができますね。

 

ごはんの場合はおかゆから軟飯に変わります。
お弁当箱を用意するならばふたのきっちり閉まる二段重ねのもの、仕切りのあるもので、ごはんとおかずが分けられるタイプが良いでしょう

 

中期と同様、常に菌の繁殖が起こりうることを念頭に対策をとりましょう。

離乳食期のお弁当作りの注意点

離乳食のお弁当を手作りする際に1番気を付けたいのが食中毒です。
梅雨時期や夏だけでなく、どの季節であっても以下の点に気を付けるようにしましょう。

 

【清潔な容器、新鮮な食材を使う】
調理器具や弁当箱はきちんと洗浄し、清潔なものを使用します。

 

拭き残しの水滴などが付いていると食中毒の原因となることもありますので注意しましょう。
食材は手で触らず清潔な菜箸を使い、おにぎりも素手でではなくラップを使ってにぎるようにします。

 

【冷凍食品は自然解凍しない】
大人のお弁当の場合、あらかじめ冷凍した食材を持ち出して自然解凍させる方法もありますが、抵抗力の少ない赤ちゃんのお弁当の場合は避けましょう

 

【よく冷ましてからふたをする】
食材が温かいうちにふたを閉めると、内部で発生した水蒸気が水滴となり雑菌が付きやすくなります。
必ず食材の熱を逃がしてからふたをします。

 

【早めに食べさせる】
手作りお弁当は、作ってから2時間以内を目安に食べるようにしましょう。食べる予定の時間から逆算して作ると良いですね。

 

2時間以上たってから食べさせる必要のある場合は、市販の離乳食や外食を利用したほうが良いでしょう

 

また、食べ残しのお弁当をあとで食べさせようとはしないでください。
一度口を付けた食べ物には口中の雑菌が付着しています。もったいないですが、残った場合は廃棄しましょう

 

【直射日光、高温に注意】
お弁当は必ず保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて持ち歩きましょう
それでも、野外で過ごす場合などはお弁当の保管場所にも注意が必要です。

 

日陰や保冷クーラーなどを利用して直射日光が当たらないようにしましょう。
特に、車の中は高温になりますので放置はしないようにしてくださいね

市販離乳食はお弁当に便利

このような時は市販離乳食の利用も検討してみましょう。

 

・食品の傷みが気になる時期(夏場、梅雨の時期)
・昼、夜と2食分お弁当が必要な時(手作り離乳食お弁当を半日以上持ち歩かない)
・食べた後の容器を持ち帰れない時(市販離乳食なら捨てられます)

 

フリーズドライタイプのものなら離乳食初期から利用できます。お湯さえ調達できれば温かい食事をあげることができますね。

 

また、離乳食後期以降は主食とおかずがセットになった市販離乳食もあります。
量の調整が必要な場合は、バナナなどを持参すると良いでしょう。

まとめ

離乳食のお弁当作りは、抵抗力のない赤ちゃんが口にするため、食中毒にはくれぐれも注意するようにしましょう。

 

いつもと違った屋外での食事を、赤ちゃんと一緒に楽しんでみてくださいね。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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