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赤ちゃんがおやつを嫌がる理由と対処法

赤ちゃんがおやつを嫌がる

離乳食が3回食に進んだので赤ちゃんにおやつを与えてみたら、なぜか嫌がって食べてくれない。

「赤ちゃんに喜んでもらえると思って与えたのにどうして?」と悩んでいる方はいませんか?

おやつはもらうと嬉しいもの、というイメージのある方は多いかもしれません。

赤ちゃんもきっと一緒のはずと思っていたのに、食べてくれないとちょっと心配になりますよね。

そこで今回は、赤ちゃんがおやつを嫌がる理由や対処法について解説していきます。

 

赤ちゃんがおやつを嫌がる理由

赤ちゃんがおやつを嫌がる理由についてみていきましょう。

 

【お腹があまり空いていない】

離乳食でしっかり栄養を摂れている場合や、離乳食との間隔があまり空いていない場合はおやつを嫌がる可能性が高いと言えるでしょう。

また、運動量が少なくあまり動いていない日などでも、お腹が空いていない場合が多いかもしれません。

 

【食感や味が嫌い】

今まで食べたことのないおやつだと、おやつそのものを嫌って食べない可能性もあります。

市販されている幼児用のおやつなら食べてくれそうなイメージがありますが、赤ちゃんによっては受け付けない場合も。

 

【大きくて食べにくい】

赤ちゃんが自分で持って食べるタイプのおやつだと、どこから食べたら良いのか最初は分かりにくいかもしれません。

そのまま口に入れようとすると大きくて食べにくいので、おやつを嫌がっている可能性も考えられるでしょう。

 

【おやつよりも遊びたい】

赤ちゃんにも自分のペースがあります。

あまりお腹が空いていなくておやつよりも遊びたいという気持ちが強い場合、おやつ自体を嫌がることもあるでしょう。

また、ママがおやつの時間に別のことをしている場合、赤ちゃんはそちらが気になってしまいおやつどころではなくなっているのかも。

 

【おやつの量が多い】

赤ちゃんが喜ぶからといって、たくさんの量を用意していませんか?

おやつは赤ちゃんにとって離乳食の補食という役割がありますが、1日に100kcalくらいの量を目安にして与え過ぎないようにしましょう。

目安通りの量を与えても嫌がる場合は、離乳食でしっかり栄養を摂れているものと考えられます。

 

【他のおやつが食べたい】

今まで何度かおやつを食べていた場合、出されたものとは違うおやつを食べたいのかもしれません。

特に新しいおやつに切り替えて嫌がる場合は、「前のおやつの方が良かった」という意思表示をしている可能性があります。

 

赤ちゃんにおやつは必要なの?

そもそも赤ちゃんにおやつは必要なのでしょうか。

 

離乳食初期から後期は母乳やミルクから足りていない栄養を補うことができるため、基本的にはおやつは必要ないとされています。

離乳食完了期に入って3回食が安定したら、摂りきれなかった栄養を補う必要があるのでおやつが必要です。

特にしかし1回の食事量が少ない場合や体重の増加がゆっくりの場合、後期あたりから栄養を補うために積極的におやつを取り入れたいものです。

 

また、「嗜好品」としてのおやつはまだ必要ありませんので、赤ちゃんが食べられなくても問題ありません。

 

おやつを嫌がる場合の対処法

赤ちゃんがおやつを嫌がる場合の対処法について、解説していきます。

 

【おやつを与える時間を変えてみる】

おやつを与える時間は離乳食2回目と離乳食3回目の間で、前後2〜3時間は空けるようにするのが良いでしょう。

食後すぐや赤ちゃんのぐずったタイミングだと嫌がる可能性があるので、おやつを与える時間を少し変えてみても良いかもしれません。

 

【おやつを変えてみる】

おやつは離乳食の補食として食べるものなので、幼児用の市販のおやつを新たに買う必要はありません。

エネルギー源を補うタンパク質、不足しがちな鉄分やビタミンを補える食材から始めるのが良いとされています。

具体的には、おにぎりや牛乳、ヨーグルト、果物や野菜スティックなどが良いでしょう。

普段から離乳食で与えている食材から始めると、慣れている味なので赤ちゃんも嫌がることがないかもしれませんね。

 

【食べやすい大きさにカットする】

赤ちゃんが一人で手掴みで食べられるようになっても、市販のおやつだと大きすぎて食べにくい場合もあるでしょう。

まずは食べやすい大きさにカットしたものを、お皿に入れて食べさせるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

【少し遊んでからおやつの時間にする】

赤ちゃんがまだ遊びたいタイミングの場合は、おやつを嫌がることも考えられます。

そんな時はおやつの時間を中断し、外を散歩したり室内で親子遊びしたり、気分転換も兼ねて遊ぶ時間にしてみましょう。

少し時間が経つと赤ちゃんもおやつを食べてくれるかもしれません。

 

まとめ

とてもおいしいはずのおやつ。

赤ちゃんもきっと大好きと思っていたのに、嫌がって食べてくれないとなると困りますよね。

3回食が安定してきた赤ちゃんの離乳食の補食として、おやつは欠かせないものです。

それなのに、どうして食べてくれないの?と悩む方も多いかもしれません。

赤ちゃんがおやつを嫌がる理由と対処法を参考にして、タイミングや量などを見直してみてはいかがでしょうか。

そのうちきっと、赤ちゃんもおやつの時間が大好きになることでしょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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