出産祝いのメッセージのNGワードって?
出産祝いを贈る際に、メッセージを添えるという人は多いですよね。
お祝いの気持ちを伝えるためのメッセージですが、そんなメッセージの中にも使用してはいけない「NGワード」があるのはご存じでしょうか。
せっかくのお祝いも、NGワードがあることによって、時には相手を非常に不愉快な思いをさせてしまうこともあります。
そこで今回は、出産祝いのメッセージのNGワードや、避けた方が良い言い回し、そしてメッセージ実例についてご紹介します。
【要注意】出産祝いのメッセージのNGワード
【出産祝いのNGワード】
出産祝いのNGワードは、「死ぬ」といった誰でも分かるようなものはもちろんのこと、以下のものも避けるべき言葉です。
・消える
・切れる
・流れる
・薄い
・苦しい
・絶える
・終わる
これらは、あまり縁起が良くない、不吉なことを連想させる言葉ですよね。
赤ちゃんとのこれからの新生活に向けてのメッセージとしては、ふさわしくありません。
また、これらの言葉は、出産祝いでないお祝いのシーンでも避けるべきでしょう。
【句読点は避けるべき?】
「、」「。」などの句読点は、お祝いのメッセージにはふさわしくないと聞いたことのあるママもいると思います。
句読点は、「終わる」「切れる」「分ける」などといった意味から、あまり縁起が良いものではないと考える人もいるようです。
もちろん、まったく気にしない人もいますが、気分を害する人もいるかもしれません。
そのため、可能な限り句読点を避けた方が無難です。
句読点がないと、文章が不自然になるのでは?と考えるママもいるかもしれません。
しかし出産祝いのメッセージは、手紙のように長々と書くものではありませんよね。
そのため、句読点がなくても不自然に感じることは少ないですよ。
【避けた方が良い言い回し】
上記のように明らかに避けるべきNGワード以外にも、避けた方が良い言い回しもあります。
<頑張ってね>
「頑張ってね」などといった言葉は、一見ポジティブに聞こえる言葉ですが、とらえ方によってはプレッシャーになることも。
また、出産・そして慣れない育児と今でも十分に頑張っているママに、これ以上「頑張って」と言うのは、少し無神経と思われてしまうかもしれませんね。
「子育て頑張ってね」という激励のメッセージを贈りたい場合は、「子育て楽しんでね」や、逆に「子育て頑張りすぎずに楽しんでね」のような言い回しにすると良いでしょう。
<2人目の話>
出産を終えたばかりなのに、2人目の話をするようなメッセージも避けましょう。
たとえば、ママの希望の性別と異なる赤ちゃんが生まれてきた場合に、「2人目は女の子だといいね」などといったメッセージは出産祝いにはふさわしくありません。
それどころか、このような話題は非常にデリケートなもの。
いくら親しい仲だとしても安易に発していい言葉ではないので気をつけましょう。
<ママ似・パパ似>
赤ちゃんに初めて会う前に、出産報告のメールやSNSなどで写真を見る機会もあると思います。
その後改めて出産祝を贈る際に、「パパにそっくりで可愛いね」などとメッセージを添えようと思う人もいるかもしれません。
しかし、「どちらに似ている」というのは、贈る相手を考えた方が良いでしょう。
例えば、ママとの知り合いの場合、あまりにも「パパに似ている」というのは、あまり気分が良くないと感じるママもいます。
その逆で、パパとの知り合いの場合は、「ママに似ている」というワードは避けた方が無難かもしれません。
もちろん、直接会って、会話の中でそのような話題が出ることもありますよね。
直接顔を合わせての会話は、相手の反応を見ながらフォローをすることもできますし、言い方次第でこちらに悪気がないということも伝わります。
しかし、文章のみのメッセージ上では、このような言葉は、受け取る側はモヤモヤした気持ちを抱えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
【関係別】出産祝いのメッセージ例
出産祝いのメッセージ例を、関係別でご紹介します。
【会社関係】
この度は赤ちゃんのご誕生おめでとうございます
心ばかりのお祝いの品を贈らせていただきます
お子さまの健やかなご成長とご家族のご多幸をお祈りしております
【親族】
〇〇さんご出産おめでとうございます!
可愛らしい赤ちゃんのお顔を写真で見られて嬉しく思っています
本当にお疲れ様でした
これから赤ちゃんとの新生活楽しんで下さいね
【友人】
〇〇ちゃん出産おめでとう!
学生時代からの友達がママになるなんて感慨深いよ
落ち着いたら遊びに行かせてね
子育ては大変なこともあるけど
お互いに頑張りすぎないで楽しもうね
まとめ
今回は、出産祝いに添えるメッセージについて、文例も交えてご紹介しました。
「メッセージって一体何を書いていいか分からない…」と、悩んでしまう人もいると思います。
しかし、NGワードや言い回しにさえ注意すれば、堅く考えすぎずにお祝いの気持ちを文章にするだけで大丈夫ですよ。
出産祝いは、受け取る側はもちろんのこと、贈る側も幸せな気持ちになれるお祝いですよね。
そんな幸せな気持ちを、ぜひメッセージにも添えて贈るようにしましょう。