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2歳差育児のメリット・デメリット

2歳差兄弟の育児

1人目の赤ちゃんを出産し、少し育児に慣れてきた頃。

2人目はいつにしようか?などと、夫婦で話し合うこともありますよね。

 

そこでまず思い浮かぶのは「2歳差」の育児。

3歳差だと、進学のタイミングが同じになってお金がかかるなどの理由で避けられることが多いですが、2歳差育児の場合は、どうでしょうか?

2歳差育児の場合は、上の子にまだ手がかかるため、ママの負担が大きく大変だと感じることはたくさんあります。しかし、大変ながらも2歳差育児だからこそのメリットもあるんです。

そこで今回は、2歳差兄弟の育児のメリット・デメリットについてまとめました。

2人目の出産を検討しているママは、是非参考にしてみてください。

 

2歳差兄弟の育児のメリット

まず、2歳差育児のメリットについて見ていきましょう。

 

【①育児が一度に終わる】

2歳差育児の場合、年の差がほとんどないため、育児中はママの負担が大きい反面、大変な時期が一気に終わってしまうというメリットがあります。

 

5歳差、6歳差育児だと、やっと上の子に手がかからなくなった…とひと息ついた時に、また赤ちゃんのお世話を始めなければならないので、ママの負担が長引いてしまうからです。

本格的に仕事復帰を検討しているママは、下の子の育児がひと段落するまでは落ち着かない…と感じることもあるでしょう。

 

【②子ども同士で遊べる】

年の離れた兄弟の場合、遊びが違うので、子ども同士で遊ぶ…というわけにはいきません。

しかし、2歳差であれば、同じくらいのレベルで遊びを楽しむことができるので、ママが家事に専念したい時など、少しの間子ども同士で遊ばせておくことが可能です。

 

また、兄弟同士で切磋琢磨し合いながら育つこともできます。上の子につられて下の子の成長が早いと感じられることも。お互い良きライバルとして成長していけるのは大きな魅力と言えそうです。

 

【③育児グッズの保管期間が少なくて済む】

ベビー服や育児グッズは、使える期間が短いものが多いので、新品同様にきれいなまま、下の子のお下がりに使えることがほとんどですが、意外と保管場所に困ることがありますよね。

年の離れた兄弟を作ろうと思えば、その年数分、しっかり保管しておかなければなりません。

 

2歳差育児であれば、一気に育児グッズやベビー服を使い回すことができるので、長い期間保管しておく必要がありません。これも1つのメリットと言えますね。

 

【④育児の常識がそれほど変化しない】

育児に関する様々な制度やルールは、年々変化をします。

たとえば、予防接種もその1つ。

任意接種のワクチンが、数年後には定期接種に変わることもあります。

 

また、祖父母世代の育児では、赤ちゃんのお風呂上りには果汁を飲ませる…だったものが、ママ世代の育児では、母乳やミルクを飲ませ、果汁はなるべく飲ませない…など、育児の方法も変化していますよね。

 

年の差のある兄弟だと、上の子の時の育児の常識が下の子の時には変わっている…なんてこともあり得るわけです。

これについて行くのは結構大変なことですよね。

2歳差育児であれば、さほど大きな育児制度の違いはなく、たとえ変化があったとしても、タイムリーなニュースなので、ママもしっかり情報をキャッチできることでしょう。

 

2歳差兄弟の育児のデメリット

メリットがある一方で、デメリットも勿論あります。どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

 

【①喧嘩をしやすい】

2歳差兄弟の場合、どうしても喧嘩が起きやすいというのがデメリット。

仲良く遊んでいるな…と思ったその数分後には、泣き声が聞こえてくるなど、喧嘩も多いのが2歳差兄弟の特徴です。

忙しい時間帯だと、ママはイライラしてしまいますよね。

 

しかし、喧嘩ができる相手がいるということは、子どもの社会性やコミュニケーション力を養う上で重要なことでもあります。

譲り合ったり、相手の気持ちを考えたりする機会があるのは、兄弟がいるからこそのこと。

兄弟喧嘩ばかりでイライラした時は、そんな風に考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

【②ママの負担が大きい】

2歳差育児の場合、下の子が0歳の時にちょうど上の子がイヤイヤ期を迎えてしまうということがありますよね。

下の子の夜泣きや頻回授乳でママの体力が限界に来ている時に、上の子が「イヤイヤ」と泣き叫んでいると、ママもイライラしてしまいます。

 

また、上の子がまだ自分のことをしっかりできない年齢なので、お風呂も食事も手がかかり、ワンオペ育児のママには負担が大きいと感じることもあるでしょう。

時には上の子を厳しく𠮟ってしまい、自己嫌悪に陥ることもあると思います。

 

【③経済的負担が大きい】

2歳差育児の場合、進学にかかる費用が2年に1度かかってくるため、経済的負担が大きいのがデメリットでもあります。

幼稚園や保育園の場合、在園期間が重なるので、制服や学用品のお下がりが使えない…という悩みも出てきますね。

 

まとめ

一気に小さな子のお世話に追われてしまうので、ママにとっては体力的にも経済的にもきついと感じることがあるでしょう。

しかし、実は2歳差育児の方が、大変な時期がいっぺんに終わるので、楽だと感じるママも多いんです。

夫婦でよく話し合い、無理のない家族計画を立てるようにしてくださいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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