女の子の子育ては悩むことも多い?!
昔から男の子に比べて女の子は「育てやすい」と言われることが多いですよね。 もちろん個人差はあるものの、ママにとっては同性なので、子どもの行動や気持ちに共感しやすいというのはあるでしょう。
しかし、それだけに自分と比べすぎてしまったり、理想の女の子像を押し付けてしまったりと、子育てに悩むことも。 今回は女の子を育てているママがよく悩むことを取り上げ、育てる上でのポイントをまとめました。
女の子の子育ての悩みとは?
女の子を育てるママの悩みとはどんなものでしょうか。女の子育児の「あるある」をまとめました。
【①こだわりが強い】
女の子は自我が芽生えるのも早い傾向にあるため、服を1つ選ぶのにも小さなころからこだわりを見せたり、ヘアスタイルにこだわりを見せたりしますよね。 時にはママのお化粧に興味を持ったりする子もいるでしょう。
男の子と比べ、「かわいい」「おしゃれ」「自分の好きなもの」にこだわりを持つのが圧倒的に早い子が多いのが特徴です。 おませなところがかわいらしい部分ではありますが、毎朝服選びでママとバトルになったり、お化粧品でのいたずらが激しいと困ってしまうことも多いでしょう。
【②口が達者】
比較的女の子は言葉の発達が早いと言われ、2歳くらいでしっかりとママと対等におしゃべりを楽しめる子も多いようです。 そのため、つい子ども相手に口げんかになってしまったり、子どもの発言にママがイラっとしてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
おしゃべりは楽しいですが、生意気に感じるような発言はママを悩ませてしまいますよね。 しかもママの会話をよく聞いているので、ママの口癖を真似してくることもあります。それを外出先で言われて恥ずかしい思いをした!というママもいるのではないでしょうか。
【③同性だからこそ理想を押し付けてしまう】
ママもかつては女の子。過去の経験から「~しないと大人になって困るよ!」と言ってしまったり、自分と比べて「ママはできていたよ」などの言葉をかけてしまったりしていないでしょうか。
また、「こんな女の子になりたかった」という理想を知らず知らずのうちに押し付けてしまっていることも。 親子と言えどママと子どもは別人格です。自分との比較や理想に当てはめてしまうのはほどほどにしたいですね。
【④友だち関係が難しい】
ママも経験したことがある方も多いと思いますが、女の子は小さなころから友だち関係が難しいこともあります。 コミュニケーションが上手な子が多いので、親密化しやすいだけに、トラブルも起きやすいのでしょう。 成長につれ複雑になる人間関係に、不安を持つママも少なくないようです。
女の子の子育てで大切にしたいポイント
悩みも多い女の子の子育てですが、育児中、大切にしたいポイントはどのようなものでしょうか。
【①気持ちを受け止めてあげる】
女の子はまず気持ちを受け止めてあげましょう。個性はあるといえど、同じ女性同士。分かり合えることはたくさんです。
「おしゃれがしたいんだね」「お化粧してみたいよね!」「お友だちと仲良くしたかったけれど、上手に仲間に入れなかったのね…」など。 感受性が強い子も多いので、女の子の先輩としてしっかり話を聞き、気持ちを受け止めてあげましょう。
アドバイスよりも、ただ聞いてもらいたかっただけ、共感してもらいたかっただけ、というのは大人でもありますよね。
【②適度な距離感を保つ】
同性なので、自分の考えていることは娘も考えていること、と思ってしまいがちなママ。 でも子どもと自分は別と考え、子どもの考えや理想があることをまず知っておきましょう。
親子とはいっても客観的な目線を持ち、適度な距離感は必要です。 どうしても娘に言い過ぎてしまいそうになったり、自分と比較してしまったりすることで悩んだ時には、パパを頼るのはどうでしょうか。 異性の目線から、ママと子どもの関係を冷静に見てくれ、アドバイスをくれるかもしれませんよ。
【③優しく丁寧に注意する】
子どもを叱るとき、咄嗟にきつく大きな声で叱ってしまうこともあるかもしれませんが、女の子の場合はきつく叱ると、それを真似して言い返してくることも。 いつの間にかママと子どもで口げんかが勃発していたということも多いと思います。
言葉の理解も早い子が多いので、叱るときや注意するときは、理由を添えながら優しく丁寧に言い聞かせるようにする方が効果的です。
また、「だからあなたはダメなのよ」などの人格を否定するような叱り方や、人と比較するような叱り方も避けましょう。 子どもが真似をするようになると、子ども自身の人間関係をこじらせてしまうことにつながりかねません。
「〇〇ちゃんなら分かってくれると思うんだけど、~だから、ママはこうして欲しかったな」などと優しく諭すように注意ができるようになるといいですね。
まとめ
女の子は育てやすいと言われてはいますが、個性もありますし、男の子とは違った大変さもあるようです。 ママとは同性ではありますが、同じ人格であったり、同じ考えを持っているわけではないので、そこをしっかり意識して接してみましょう。 素敵な母娘関係が築いていけるといいですね。