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1歳誕生日ケーキに生クリームは使えない?

1歳の誕生日ケーキには生クリームは使えないの?

赤ちゃんの1歳の誕生日は特別な日です。

ケーキを用意し、盛大にお祝いしたいと考えているママもいることでしょう。

 

ケーキは一般的には生クリームが使用されていますが、赤ちゃんは生クリームが食べられないと聞いたことはありませんか。

そのため1歳の誕生日では、生クリームを使わずにママ手作りしたケーキを用意しているという方もいます。

ケーキに使う生クリームの代替品などについても、確認しておきましょう。

 

1歳の誕生日に食べられるケーキはある

誕生日ケーキですが、以下の条件を満たせば赤ちゃんでも食べることはできます。

 

・順調に離乳食が進んでいて、完了期である

・アレルギーの有無をしっかりと把握していて、特にアレルギーがない(ある場合は、アレルギー対応のケーキを用意する)

 

ただし、1歳の誕生日ケーキでは生クリームを使ったケーキを大量に食べることはできません。

食べてもほんの1口程度です。

 

もし、赤ちゃんのケーキを用意したいのでしたら、1歳児でも食べられる生クリームが使われていないケーキをお店で取り扱っていることがあるため、そちらを用意するか、ママの手作りケーキが望ましいです。

 

1歳の誕生日に生クリームケーキが望ましくない理由

生クリームですが、離乳食が順調に進んでいるのであれば、1歳ごろの赤ちゃんが食べても差し支えのない食材です。

ただし、それはあくまで離乳食の風味程度に使えるということ。

分量で言えば、大さじ1杯ほどの量です。

 

【生クリームを使った誕生日ケーキが食べられない理由】

生クリームは、牛乳や植物の脂肪分からできている食材です。

少量でしたら食べられますが、大量の生クリームがのったケーキは、赤ちゃんの胃や消化器官に負担をかけてしまう可能性があります

 

さらに、ケーキに使われる生クリームには砂糖が大量に含まれているものもあります。

砂糖も、赤ちゃんの消化器官に負担をかける食材なので、大量に摂取することはできません。

 

【赤ちゃんの味覚にも影響が】

小さいころから甘みの強い食事をする赤ちゃんは、将来的に濃い味の食べ物を好む傾向があると言われています。

濃い味を好むようになると、塩分や糖分、脂肪分が多い食事を多く食べるようになり、生活習慣病などの発症リスクが高まります。

赤ちゃんのうちは、素材の味を生かした薄味の食事が基本。

ケーキは常習的に食べるものではありませんが、赤ちゃんの味覚を養うという意味でも、1歳のうちはできるだけ控えたいと思う方もいるでしょう。

 

【特別な日なので少量なら食べられる】

誕生日は特別な1日です。

もし、赤ちゃんの写真撮影用などで市販の誕生日ケーキを用意して、少しでも味わってもらいたいと考えている場合、生クリームは数口程度でしたら、食べることもできます。

 

生クリームは植物性と動物性のものがあります。

赤ちゃんが口にするのでしたら、牛乳の脂肪分からできている動物性のものを選ぶのがいいでしょう。

植物性のものは乳製品を加工して作られており、添加物の入ったものもあるからです。

 

2歳の誕生日くらいになると、赤ちゃんの消化器官もしっかりとしてきます。

生クリームもお腹に負担をかけにくくなるため、ケーキの量も増やしてもいいでしょう。

あくまでケーキは「特別な日に食べる」ものです。

食べられるからといって、常習的に与えるようなことは避けましょう。

 

1歳の誕生日ケーキの生クリームの代替品は?

1歳の誕生日では、生クリームを多く使ったケーキは避けた方がいいと分かりました。

生クリームの代替品として、水切りをしたプレーンヨーグルトを使ったケーキでしたら食べることができます。

 

【水切りヨーグルトの作り方】

《用意するもの》

・プレーンヨーグルト…400g

・キッチンペーパー

・ざる

 

《作り方》

・ヨーグルトをキッチンペーパーでくるみます。

・キッチンペーパーごとざるに入れて、半日ほど冷蔵庫に入れておきます。

・程よく水分が抜けたらキッチンペーパーを外し、ヨーグルトをスプーンや泡だて器でなじませるように混ぜます。

 

《作り方のポイント》

・ヨーグルトは水切りをすると量が減ります。

 ケーキに使う際は余裕を持って400gの大容量パックを使用するのがおすすめです。

・水切りはやりすぎると、パサパサした食感になってしまうことがあります。

 ケーキに使用する半日前くらいから用意をしましょう。

 (朝に作るのであれば、前日の夜に用意をするといいです。)

・誕生日ケーキを手作りする際、スポンジ部分は食パンやパンケーキで代用するママが多いようです。

 もしくは、赤ちゃんが食べられる市販のスポンジキットを使って作るという方法もあります。

 

まとめ

1歳の誕生日を迎える時期の赤ちゃんは生クリームを食べることはできます。

しかし、ケーキに使われる生クリームは消化器官に負担をかけるため、食べたとしても1、2口ほどにするのが理想。

赤ちゃんが満足するまで美味しく食べられるようにするには、水切りをしたヨーグルトを生クリームの代わりに使用してみてください。

 

1歳のお誕生日は美味しいケーキを食べて、思い出に残る一日にしてあげたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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