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寝かしつけ絵本の選び方

寝かしつけに絵本は最適?

赤ちゃんの寝かしつけの時間は、親子の特別な時間でもある一方、大変で悩みの種となることもある時間ではないでしょうか。

そんな寝かしつけに、絵本を使うのはどうでしょうか。

日中忙しい中では、なかなか絵本の読み聞かせの時間が取れないという方も、寝る前の時間ならゆっくりととれるかもしれません。

今回は寝かしつける際にぴったりの絵本の選び方や読み聞かせ方、おすすめの本などを紹介していきます。

 

寝かしつけ絵本の選び方

寝かしつけの絵本を選ぶポイントはどんなところでしょうか。

 

【月齢・年齢に合った絵本を選ぶ】

まず考えたい点は、赤ちゃんの月齢です。

普段の絵本もそうですが、寝かしつけ絵本も赤ちゃんの発達段階に合ったものを選んでみましょう。

 

・0歳代

0歳代の赤ちゃんに選ぶ絵本は、大きな絵、目に入りやすい赤や黒の色を使ったものがおすすめです。

言葉は擬音語だけなど、シンプルなものがいいでしょう。

 

触って楽しめる絵本も喜ばれます。

音の出る絵本は、日中はいいですが、寝かしつけ絵本としては向いていないかもしれません。

大きな音が出ると、寝る前に気持ちが昂ってしまい、なかなか寝られなくなることがあるからです。

音が出るものだとしても、小さな音で、ゆったりとした気持ちになれる音楽が流れるものであれば問題ないかもしれません。

 

・1歳代

言葉が少しずつ出てくる子が多い1歳代の赤ちゃんには、感情表現や基本的な日常の要素が取り入れられた絵本がおすすめ。

赤ちゃんが見たことある、知っているものがたくさん出てくると、絵本に興味を持ってくれそうですね。

言葉は短いものを選ぶのがおすすめです。

 

・2、3歳以上

2歳頃になると、好みや興味が向いている先がはっきりする子もいます。

子どもが興味を持っている内容の本、キャラクターの本などであれば、寝る時間が楽しみになってくれるかもしれません。

 

3歳以上になると、少しストーリー性のある絵本が好む子がいます。

ただし、長すぎると途中で飽きてしまったり、話の内容がよくわからなくなってしまったりする子もいるので、短めのお話をセレクトするといいですね。

目安としては「年齢+1分」で読めるものです。

 

【リズム感が良く、主人公も寝るお話がおすすめ】

寝かしつけの絵本は、リズムやテンポが良く、ゆったりとした心地のよい雰囲気で進むものが最適です。

びっくりするような場面や刺激的な場面のある絵本は、眠気が覚めたり、眠れなくなってしまう可能性があるので、避けましょう。

また、絵本の中の主人公(登場人物)が寝るお話なら、「一緒にねんね」という安心感にもつながるかもしれません。

 

【評判とレビューを調べる】

絵本を選ぶ際には、先輩ママやパパの評判やレビューを参考にすることもおすすめです。

最近ではSNSなどにも口コミが多く載っているので、参考にして気になったものを選ぶといいでしょう。

 

おすすめの寝かしつけ絵本

いくつかのおすすめの寝かしつけ絵本を紹介します。

これらの絵本は、子供たちに楽しい寝る前の時間を提供し、成長と学習に貢献することができます。

 

【ねむねむごろん】

作・絵:たなかしん

 

可愛らしい絵と、単純なリズムの言葉が続く絵本です。

動物たちが、次々に眠くなり、ごろんと寝転がります。

大きなあくびの姿には、眠気が誘われるような気がします。

動物たちの格好を真似して、一緒にごろんと寝転がって見ながら、心地よく眠れる体勢にしていくのはどうでしょうか。

 

【おやすみ、ちいさなこ】

作: バーナデット・ケアルス
絵: ポーラ・ボウルズ

 

イギリスの教育学・児童心理学者による、最新心理学、マインドフルネスを基にした寝かしつけ絵本です。

ママやパパに向けた、マインドフルネスについての説明も最初に書かれています。

子どもが心穏やかに眠るための、たくさんのヒントのある絵本です。

 

【おやすみなさい】

作:新井 洋行

 

動物たちにお布団をかけ、寝かしつけができる、仕掛け絵本です。

ママやパパにいつもしてもらっていることを、動物たちにしてあげた後は、目をつぶって「おやすみなさい」をします。

みんな一緒に寝られる楽しさが感じられるかもしれません。

 

【いいこ ねんね】

文:内田麟太郎

絵:長谷川義史

 

「いいこ、ねんね。いいこ、ねんね」

優しい歌がリズミカルで心地よい、心が落ち着く絵本です。

 

【おつきさまこんばんは】

作:林 明子

 

40年近く続くベストセラー絵本です。

お月さまの優しい顔と、絵のタッチに、心穏やかになれます。

 

寝かしつけ絵本の読み方

寝かしつけ絵本は、次のようなポイントに気を付けて読み聞かせしてあげましょう。

 

【ゆったりと、落ち着いた声で読む】

寝る前の絵本は、できる限りゆったりとしたリズムで、落ち着いた声で呼んであげてください。

赤ちゃんが安心するような、優しい声で読むといいですね。

 

【お気に入りの本を繰り返し読む】

寝かしつけの絵本は毎日同じでも構いません。

同じ方がストーリーも分かっていて、安心して寝られる子もいます。

お気に入りの本を何度も読んであげてください。

 

まとめ

寝かしつけの際に絵本を読むことで、ゆったりとした時間が過ごせ、赤ちゃんとのコミュニケーションの時間になります。

絵本を寝る前のルーティンとして取り入れてみませんか。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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