赤ちゃんが急に泣くと困ってしまう…
ママになったからといって、赤ちゃんが泣いている理由はすぐにわかりませんよね。
毎日お世話をして一緒に過ごすうちに、少しずつわかってくるものです。
しかし急に激しく泣いたり、いつもと違う様子で泣いたりと、いくらママでも原因がわからず困ってしまうこともあります。
なぜ泣いているのかわかってあげられないことで、自己嫌悪に陥るママもいるかもしれませんね。
なにをしても泣きやまないと、イライラしてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんが急に泣く時の要因や対策についてご紹介します。
急に激しく泣く時や、いつもと違うと感じた場合には、是非この記事を思い出してもらえれば幸いです。
赤ちゃんが急に泣いたらまずすること
赤ちゃんが急に激しく泣いたり、普段と違う様子で泣いたりしたら、まずはいつものチェック事項を確認しましょう。
・おむつは濡れていない?
・お腹は空いていない?
・眠そうではないか
・暑かったり寒かったりしないか
どれも違うのであれば、落ち着いて赤ちゃんの様子や全身状態をよく観察します。
・どこか痛そうにしていないか?
・熱はないか?
・吐いた跡はないか?
顔や頭などの見える所はもちろん、お腹や足、腕、指先、おむつの中なども、異常がないかよく見てみましょう。
まだ話すことができない赤ちゃんは、不調や不快に感じることを、泣くことでしかママに伝えられません。
赤ちゃんからのサインを見逃さないよう、しっかりと確認してくださいね。
赤ちゃんが急に泣く要因
赤ちゃんが急に泣くには、さまざまな要因があります。
上記のように赤ちゃんの状態や様子をチェックしたうえで、なぜ泣いているのか考えてみましょう。
【異常があった場合】
<ぶつけた>
どこか痛がったり赤くなっていたりしたら、ほんの少しママが目を離した隙に、体をどこかにぶつけた可能性があります。
<虫刺され>
家の中でも、虫に刺されることはありますよね。
肌に虫刺されの跡や湿疹などの異常があれば、痛みやかゆみで泣いているのかもしれません。
<耳や鼻に異物が入った>
好奇心旺盛な赤ちゃんが、興味本位で自分で詰めてしまうこともあれば、偶然入ってしまうこともあるようです。
<危ないものに触った>
たまたま置いてあった危ないものに触ってしまい、ケガやヤケドで泣いている場合も考えられるでしょう。
<病気や体の不調>
急に激しく泣いたり、いつもと違う泣き方だったりする時は、病気や体の不調が原因になっていることもあります。
熱やのどの痛み、頭痛、鼻づまりなどの一般的な風邪症状の他、口内炎や便秘がつらくて泣いていることも。
・腸重積
・中耳炎
など、受診が必要な病気の可能性も考えられます。
【異常がなかった場合】
<びっくりした>
大きな音や強い光に、びっくりして泣いているのかもしれません。
<コリック(黄昏泣き・夕暮れ泣き)>
コリック(黄昏泣き・夕暮れ泣き)とは、思い当たる理由がないのに、赤ちゃんが激しく泣くことです。
早い赤ちゃんだと生後2週頃にはじまり、生後2~4ヶ月頃に最もひどくなるといわれています。
ピーク時には、1日に3時間以上激しく泣くことも。
一時的な現象で、その原因ははっきりとはわかっていません。
<特に理由がない>
大人からすると不思議ですが、赤ちゃんが激しく泣いてなかなか落ち着かないのには、特に理由がない場合もあります。
赤ちゃんには生後2~3週目、生後6週目、生後3ヶ月など、心も体も急成長する時期があり、その時によく「急に激しく泣いて何をしても泣き止まない」ことがあるようです。
赤ちゃんが急に泣いた時の対処法
考えられることを確認し、原因がわかったらそれを取り除いてあげましょう。
異常がなければ抱っこして落ち着かせたり、お散歩やドライブといった気分転換をしたりするのも良いかもしれません。
なにをしても何時間も泣き続けることもあります。
誰のせいでもないので、ママは自分を責めたりしないでくださいね。
割り切って赤ちゃんに声をかけながらも、イライラしたら安全を確保して少し離れるなど、工夫をしながら乗り越えましょう。
反対に体の不調や病気、ケガの可能性がある時や、ママが少しでも不安ならすぐに受診してください。
「急いで病院に行って、たいしたことなかったら。。。」なんて思わないでくださいね。
なにもなくてもママが安心できるなら、遠慮せず受診して良いのではないでしょうか。
判断に迷ったら、まずは救急電話相談の窓口に相談するのも方法のひとつです。
まとめ
赤ちゃんが急に激しく泣くのには、理由があることもあれば、特にこれといった原因がないこともあります。
まずは赤ちゃんをよく観察して、状態を見極めましょう。
原因がわかれば対処できるし、なければママも気持ちを切り替えて、泣き止むまで付き合う心構えができますよね。
どちらにしてもママは焦らず落ち着いて、赤ちゃんと向き合うことが重要です。
赤ちゃんが急に泣いて困った時には、参考にしてみてくださいね。