赤ちゃんと旅行する時の哺乳瓶の消毒
赤ちゃんとの旅行。
たくさんの荷物の準備が必要ですが、中でもミルクを飲んでいる赤ちゃんは、ミルクや哺乳瓶を持っていく必要がありますね。
家に居る時は哺乳瓶は洗ったあと、電子レンジ等を使って消毒するので、数本あれば十分ですが、旅行時は気軽に洗ったり消毒したりできないので、何本持っていけばいいか悩むかもしれません。
あまりにもたくさん持っていくと重いですし、どうにか旅行先でも消毒ができるといいなと思う方もいるでしょう。
哺乳瓶は隅々まで洗えていれば、消毒は1日に1回程度でOKという意見もあります。
ただし、免疫が付き始める生後3ヶ月頃までは毎回消毒される方も多いようです。
旅行先ですぐに洗えないとなると、小さい赤ちゃんの口に入るものですし、気になるという方もいるでしょう。
そんな時にはどのように消毒すればいいのか、旅行先での哺乳瓶の消毒の仕方のアイデアについてまとめました。
旅行中の哺乳瓶の消毒アイデア
旅行中の哺乳瓶の消毒はどのようにするといいのでしょうか。
いくつかのアイデアを紹介します。
【フリーザーパックと薬剤】
哺乳瓶が入る大きめのフリーザーパックと、哺乳瓶等の消毒用の薬剤を持っていきます。
薬剤は水に溶かす錠剤や粉タイプのものが、荷物としてかさばらないので便利です。
まずフリーザーパックに、水で洗った哺乳瓶を入れます。
おしゃぶりなど、一緒に消毒したいものがあれば、一緒に入れましょう。
フリーザーパックが薄くて心配なら、二重にするといいでしょう。
そこへ水を入れ、薬剤を溶かします。
フリーザーパックの口を締め、一定時間(1時間以上と記されている薬剤が多い)消毒させるとOKです。
時間はかかりますが、薬剤を1度作っておけば24時間は同じ薬液で消毒できるので、宿泊先に作って置いておくといいですね。
【宿泊先へお願いする】
宿泊先によっては、赤ちゃんの哺乳瓶の電子レンジでの消毒をお願いできるところがあります。
事前に宿泊先へお願いできるかどうか、問い合わせてみましょう。
電子レンジでの消毒用品は、持っていかなければいけない場合も多いです。
また、対応してもらえるのであれば、対応時間もチェックし、旅行の日程と照らし合わせて、いつ消毒をお願いするか考えておきましょう。
消毒用品の準備が必要か、また対応時間も含めて宿泊先に確認してみてください。
【熱湯で消毒する】
薬剤やレンジでの消毒用品などを持っていくのを忘れてしまった、という方は、熱湯を使うのはどうでしょうか。
多くの宿泊先には、お茶やコーヒー用にポットが用意されていることが多いでしょう。
そのポットでお湯を沸かし、洗った哺乳瓶へ入れます。
哺乳瓶を倒したり、触ったりしてヤケドしないように気を付け、一定時間放置します。
ただし、この方法は煮沸消毒ではないため、消毒という意味では不十分なところがあります。
心配な方は旅行先の近くで薬剤を調達するなど、他の方法での消毒をおすすめします。
使い捨て哺乳瓶・液体ミルクも選択肢の1つに
どうしても旅行先での消毒が難しい場合には、使い捨て哺乳瓶やパックミルクを使うのはどうでしょうか。
【使い捨て哺乳瓶なら荷物がかさばらず手軽】
使い捨て哺乳瓶という商品が、さまざまなメーカーから販売されています。
名前の通り、使用後は捨てられる哺乳瓶のことです。
未開封時は蛇腹式になっていて、飲ませる時に広げて使うタイプの哺乳瓶や、何個も重ねて持っていける哺乳瓶など、荷物の軽減に便利な哺乳瓶です。
使い捨てである分、ゴミは出ますし、経済的ではありませんが、旅行時はもちろん、誰かに赤ちゃんを預ける時や災害時などにも便利です。
できる限り持っていくものを減らしたいという方は、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
【液体ミルクに取り付ける専用の乳首もあり】
また、パックに入った液体ミルクを旅行先へ持っていくというのもいいかもしれません。
液体ミルクのパックにそのまま付けられる乳首が販売されています。
乳首だけなら洗いやすく、アルコールタイプの除菌シートでケアもしやすいですよね。
液体ミルクなので、ミルクを調乳する手間も省けますし、哺乳瓶にミルクを移し替えるなどの手間も省け、何かとバタバタしてしまう旅行中も便利かもしれません。
ただし、使い捨ての哺乳瓶、液体ミルクともに、哺乳瓶の乳首やいつもと違うミルクを嫌がって飲まない子もいます。
旅行前にお試しで飲ませてみるなど、練習しておくといいかもしれません。
まとめ
赤ちゃんとの旅行では、普段とは勝手が違うので、いろんな場面で「こんなときはどうしたらいいんだろう?」ということが出てくるかもしれません。
少しでも安心してお出かけするためにも、予想できる事態に対しては、事前に準備しておくようにしましょう。
その中の1つである、旅行先での哺乳瓶の消毒方法には、いろいろ選択肢があるので、自分や赤ちゃんに合ったものを準備してみてくださいね。