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赤ちゃんに絵本を読んだ時に泣く理由と対処

赤ちゃんに絵本を読んであげると泣いてしまう…

絵本は親子のコミュニケーションにとても良いとされているものです。

言葉の発達を促す効果も期待でき、赤ちゃんの頃からたくさん読んであげたいと考えているママもいることでしょう。

しかし、赤ちゃんに絵本を読んであげたら泣いてしまう…そんな悩みを抱えている方もいるかと思います。

楽しいはずの絵本ですが、読み聞かせをすると泣いてしまうことがあるのはなぜなのでしょうか。

理由と対策を探っていきましょう。

 

赤ちゃんに絵本を読んだ時に泣いてしまう理由

赤ちゃんに絵本を読んであげた時、泣いてしまうのには以下の理由が考えられます。

 

【赤ちゃんの個性や性格】

絵本が大好きで夢中で読み聞かせを聞く赤ちゃんもいる一方で、絵本を嫌がるという赤ちゃんもいます。

それは赤ちゃんの個性や性格が原因になっていることがあります。

 

赤ちゃんが様々な体験から物事を吸収し、楽しいことにたくさん気が付いていくのは、これからです。

月齢が小さいうちから絵本に関心を寄せる赤ちゃんもいますが、よく分からないものに興味を持てない赤ちゃんがいるのも、当たり前のことと言えるでしょう。

興味を持てないことに対してじっとしていることは、赤ちゃんには難しいこと。

最後まで絵本を見るのが苦痛になってしまい、泣いてしまうことが考えられます。

 

成長とともに絵本がどんなものなのか、絵本の楽しさに気が付くことができる日が来ると思いますので、ママができる範囲で無理なく絵本を取り入れていけたらいいかと思います。

 

【絵本が怖い】

月齢の低い赤ちゃんの視力は発達段階です。

赤ちゃんが認識しやすく興味が持ちやすいよう、赤ちゃん絵本の中には色彩が鮮やかで、はっきりとした表現で描かれているものもあります。

実はこれが、赤ちゃんにとっては「怖い表現」と感じてしまうことがあるようです。

また、いないいないばぁなどの絵本も、赤ちゃんの性格によってはびっくりしたり、顔が怖いと感じたりることがあるようです。

 

【過度な表現で読んでいる】

読み聞かせをしているママがあまり過度な表現で読んでしまうと、赤ちゃんは絵本よりもママに意識が行ってしまい、絵本に集中できないことも。

時にはびっくりしたり怖くなったりして、泣いてしまうことがあります。

 

【しつけのしすぎ】

しつけの絵本は赤ちゃんの教育に大いに役立つものなので、上手く取り入れていきたいですよね。

しかし、赤ちゃんは大人の心にも敏感なところがあります。

大人がしつけに必死になりすぎると、赤ちゃんも大人の下心を敏感に感じ取ってしまうことがあります。

 

赤ちゃんに絵本を読んだ時に泣く時の対処

できれば赤ちゃんには絵本を楽しんでもらいたいですよね。

絵本を読んだ時に泣いてしまうケースでは、以下の対処法をしてみてください。

 

【無理強いせずに絵本から離れる時間を作ってみよう】

絵本を嫌がって泣いているようでしたら無理強いはせず、少し絵本から離れる時間を設けてみましょう。

日常的に絵本に触れようとしても「嫌だ」や「怖い」という感情を抱いてしまうと、なかなか忘れることができません。

少し時間を置くことで絵本へのマイナスな感情が薄れていき、再び読み聞かせをするころには新しい気持ちで楽しめるかもしれません。

 

【絵本のテイストを変えてみよう】

読み聞かせに選んだ絵本が、赤ちゃんの好みに合っていない可能性があります。

 

《柔らかく優しい絵本》

ラストのタッチが柔らかく、優しい雰囲気の絵本を探してみましょう。

赤ちゃんが親しみやすい絵本になります。

 

《動物がテーマの絵本》

動物は赤ちゃんが特に興味を引きやすいものです。

動物がテーマだったり主人公だったりする絵本がおすすめです。

 

《単純な絵本》

特に、絵本に集中できない赤ちゃんにおすすめなのが、言葉が少なく次々とページがめくれていくくらい単純な赤ちゃん絵本です。

絵本の読み聞かせとしては物足りなく感じるかもしれませんが、この時期は絵本の内容よりも絵本に親しみ楽しむことが大切です。

「わんわん」「もぐもぐ」「ちゃぷちゃぷ」など、繰り返し言葉が出てくる絵本は単純で特に赤ちゃんの気を引きやすい絵本です。

 

【赤ちゃんが成長するのを待ってみよう】

赤ちゃんの心と身体が成長してくると、絵本の理解力も付いてくるでしょう。

個人差はあれど、いつかは絵本を楽しめる月齢に成長します。

絵本を読むと泣いてしまうようであれば、赤ちゃんが成長するのを待ってみるのも方法です。

 

【図書館に行ってみよう】

赤ちゃんの好みの絵本を探すために、図書館に行ってみるのもおすすめです。

図書館にはキッズ・ベビースペースが設けられており、ゆったりした雰囲気の中でいろんな本を読み聞かせしてみることができます。

特に赤ちゃんが興味を引くような絵本を借りてみてもいいですし、特にお気に入りの一冊に巡り会えたら本屋さんで購入するのもいいでしょう。

 

まとめ

赤ちゃんに絵本を読んであげると泣いてしまうということが、稀にあります。

原因は様々ですが、時間を置いたり読み聞かせる絵本を工夫してみたりることで、赤ちゃんが絵本を楽しめる時期がやってくるかもしれません。

焦らず赤ちゃんのペースに合わせて、絵本を楽しめる方法を探っていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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