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授乳に関する相談はどこでできる?

授乳に関する心配事を相談したい時

赤ちゃんの授乳に、トラブルは付きもの。

しかし、授乳は赤ちゃんが生きていく上で欠かせないものですから、心配事がある時はなんとか解決しなければなりません。

誰かに相談をして助けて欲しいけれど、相談できる所にはどんなところがあるのでしょうか。

授乳に関する相談先について、5つ紹介したいと思います。

 

授乳に関する相談先①母乳外来

授乳の中でも、母乳に関する相談であればどんなことでも相談ができます。

ママのよくある母乳トラブルに関する相談(母乳が出ない、出すぎて困っている、詰まってしまった、おっぱいに痛みがある、発熱を伴っているなど)に乗ってもらうことができます。

 

他にも

・赤ちゃんが母乳をうまく飲めない時

・母乳の赤ちゃんの体重がなかなか増えない時、増えすぎている時

・おっぱいに傷ができている時

・卒乳や断乳に関する相談がしたい時

・母乳を与えると、胃の不快感や何とも言えない不安感が込み上げる時

・ママの体重が減り過ぎている時

などにも、相談が可能です。

 

母乳のトラブルに応じて、経験豊富な助産師が相談に乗ってくれるので安心です。

アドバイスをくれたりおっぱいのケアをしてくれたりしますし、お家に帰ってからも困らないようにママのセルフケアについても教えてくれることもありますよ。

投薬が必要な場合は、医師による診察もあります。

 

なお、母乳外来の受診は健康保険の適応外になることもあるので、覚えておきましょう。

ただし乳腺炎等、身体に不調が現れている際は健康保険が適応になります。

 

授乳に関する相談先②助産師会相談窓口

授乳専門の相談窓口ではなく、思春期~高齢期までの女性の健康に関する相談ができる窓口です。

相談は電話で、助産師が対応してくれます。

知識をもった助産師がサポートをしてくれるので、授乳に関する相談も可能です。

母乳外来のようにケアまで求めず、授乳に関する相談がしたい場合に利用ができます。

セルフケアのアドバイスはもらうことができますし、赤ちゃんがいて母乳外来を受診できないというママや、すぐにでも対応をお願いしたい時などに利用してみると良いと思います。

 

助産師会相談窓口は、各都道府県別に設置されています。

(地域によっては、助産師の家庭訪問をお願いできるところもあります。)

相談できる日時や時間が決まっているため、お住いの地域の情報を確認してみましょう。

 

授乳に関する相談先③市町村の相談窓口

産後のケア事業として、市町村で行っている子育てに関する相談窓口がいくつかあります。

 

【助産師や保健師の家庭訪問】

産後、助産師や保健師が家庭訪問をしてくれる、市町村のサポート事業があります。

授乳に関する相談ができるため、母乳育児のみならずミルク育児でなにか心配事がある時にも相談が可能です。

 

【電話や面談による産後のサポート事業】

もし心配事があれば、家庭訪問を待たなくても相談ができないか、市役所に問い合わせをしてみてください。

市町村によっては、いつでも対応できる相談窓口を開設している地域もあります。

電話、もしくは自分で市役所を訪問することになるかもしれませんが、助産師や保健師と時間を合わせ、相談に乗ってもらうことができます。

 

【乳幼児健診】

赤ちゃんの乳幼児健診の際にも、市町村の助産師や保健師と相談する機会があります。

もし、授乳に関する心配事があるのでしたら、この機会に相談をしましょう。

 

授乳に関する相談先④企業による育児相談会やセミナー

ショッピングセンターやベビーショップが主催している育児相談会やセミナーなどがあります。

イベントによって相談できる内容は異なりますが、

・地域の助産師や保健師による出張相談会

・栄養士による栄養相談

・乳業メーカーによる授乳相談

などが開催されているようです。

お住いの地域で開催される際は、立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。

 

授乳に関する相談先⑤SNSによる相談

赤ちゃんや子どものグッズメーカー、乳業メーカーでは、企業のSNSをフォローすることで、直接質問ができるサービスも展開されているところもあります。

助産師から回答をもらうことができるので、気軽に相談してみたい場合に活用してみてもいいですね。

もしかしたら、同じように悩みを抱えているママがいるかもしれません。

似たような事例がないか探してみると、共感できる相談に巡り会えるかもしれませんね。

 

まとめ

授乳に関する相談は、

 

  • 母乳外来
  • 助産師会相談窓口
  • 市町村の助産師や保健師
  • 企業が開催する相談会やセミナー
  • SNSでの相談

などで行うことができます。

 

ケアや医師の診察をお願いしたいのでしたら、母乳外来を受診するのがいいでしょう。

とくに、ママのおっぱいや体に不調を感じている際は、自分では対処しきれないこともあるため、早めの受診が必要です。

 

ただし、赤ちゃんを連れて病院へ行くのはなかなか大変です。

電話で相談したい場合や、もっと気軽に相談をしたい場合は、助産師会相談窓口や子育て事業の相談先を検討してみてください。

授乳の悩みは、知識を持った人に相談することで、解決策が見つかるかと思います。

アドバイスをもらいながら、また育児を頑張っていきたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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