キャンプ遊びは赤ちゃんでも楽しめる?
キャンプ遊びは家族で楽しめるアウトドアレジャーとして人気ですよね。赤ちゃんとも一緒にキャンプを楽しみたいと考えたときに気になるのが、何歳から一緒にキャンプができるのかということではないでしょうか。
基本的にはキャンプに年齢制限はありません。キャンプ場でも利用料金に違いがあれど、「〇歳以下はNG」というルールを設けているところは少なく、0歳の赤ちゃんでも一緒にキャンプを楽しむことができます。しかし、赤ちゃんを連れてのキャンプを楽しむには注意点もたくさんあります。今回はその注意点をご紹介します。
キャンプ遊びをする時の注意点
キャンプでは野外でさまざまな遊びやバーベキューなどの食事を楽しんだり、テント泊など普段とは違った過ごし方を楽しんだりできるところが魅力です。野外での活動が多くなるので、普段お散歩やピクニックなどで外遊びに慣れている赤ちゃんでも、特別に注意しなければならないことがいくつかあります。
【1.目を絶対に離さない】
キャンプでは大人はテントを立てたり、食事の準備をしたりなど、することがたくさんあります。そのため、赤ちゃんから目を離しやすくなってしまいがちです。テントに寝かせておいたら、いつの間にか起きていてテントからハイハイして出てしまい、迷子になってしまった、事件や事故に巻き込まれてしまったというのは絶対に避けたいものですね。
特にキャンプ場は川や海の近くや山奥深くである場合も多いので、水難事故や遭難の心配も多くなります。また、普段は赤ちゃんから目を離すことがない大人も、非日常的な自然に癒され、その解放感から、つい赤ちゃんから目を離すことも多くなってしまうかもしれません。注意しましょう。
【2.火に気を付ける】
キャンプではバーベキューなど火を使うことが多いですよね。うっかり赤ちゃんが火を触ってしまわないように気を付けましょう。
赤ちゃんをおんぶしていると、ママも気づかない間に背中の赤ちゃんが火を触ってしまっていたり、無意識のうちに赤ちゃんの足を火に近付けてしまっていたりすることがあります。火を取り扱う時には、抱っこやおんぶしている赤ちゃんのことも考えながら細心の注意を払いましょう。
【3.体調の変化に気を付ける】
野外での活動は体力が奪われることが多く、体力のない赤ちゃんは思わぬ体調不良になりやすいです。特に熱中症や低体温症は野外で過ごしているうちにいつの間にかなってしまうことがあります。赤ちゃんの様子も随時確認してあげてください。
また、自然の中で遊んでいると、いくら予防をしていても虫に刺されることが多いです。赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので虫に刺されやすいうえ、大きく腫れあがってしまうこともあります。
これらの体調の変化や虫刺されがひどくなった場合など、いざというときのために、キャンプ場近くの病院を事前に探しておくことも必要です。また、バーベキューなどでは大人はお酒を飲む方もいますが、その場合車を運転して病院へ連れていくことができなくなります。
まだ赤ちゃんのうちはパパママどちらかがお酒を控える、また徒歩やタクシーなどで行くことのできる病院が近くにあるキャンプ場を選ぶなど工夫も大切です。
【4.周囲の人の迷惑にならないように気を付ける】
キャンプ場にはたくさんの人が集まります。混み具合はキャンプ場や時期にもよりけりですが、自分たちだけでキャンプをしているわけではないことも考慮することが大切です。特に夜間はテント泊をする方も多いですが、テントの中の声は外にも結構響きます。消灯時間を過ぎても赤ちゃんが泣いている、大きな声を出しているというのが周囲とのトラブルの元となることも。
場所見知りをしてしまう赤ちゃんもいるので、普段は夜泣きをしない赤ちゃんでもなれない場所で過ごす時間が多いと夜泣いてしまう子もいます。赤ちゃんのうちは、テント泊ではなく、コテージ利用やキャンピングカーでのキャンプも選択肢のひとつにしておきましょう。夜泣きで周りに迷惑をかけてしまうことを考えると、キャンプも楽しめなくなってしまいますよね。
【5.あくまで赤ちゃん中心のキャンプに】
キャンプの楽しみ方、キャンプでの遊び方は人それぞれですが、赤ちゃんが一緒の場合は赤ちゃんを中心とした遊びの計画を立てることが重要です。バーベキューやお酒を楽しみたい!という大人の意見も大切ですが、そちらに集中すると、赤ちゃんから目を離してしまいがちになってしまいます。
草花に触れて楽しんだり、川の水の冷たさを感じさせてあげたりなど、小さな赤ちゃんでもさまざまな非日常的な体験ができるのがキャンプ遊びの魅力です。一緒になって楽しめることを考えてプランを立てましょう。
まとめ
キャンプ遊びは0歳の赤ちゃんでも工夫次第で楽しめます。お家の中や公園遊びなどでは体験できないことがたくさん体験できるでしょう。しかし、野外で長時間過ごすことになると、思わぬ出来事や体調不良などの危険も伴います。
今回ご紹介したような注意点を念頭に置き、気を付けながら自然の中で過ごす面白さを親子で味わってみてください。