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子育て中の夫婦仲が悪化する原因は?

子育て中の夫婦仲が悪化する原因は?

子育て中の夫婦関係は大丈夫?

産後クライシスやワンオペ育児など、出産後や育児中に夫婦が抱える悩みや問題が増え、夫婦仲が悪くなることがあります。悪化すると離婚にまで至るケースもあるため、なるべく早めに改善した方がいいですね。

 

子育て中の夫婦仲を改善するにはどのような点に気を付ければよいのでしょうか。
今回は、子どもができる前の仲良しだった夫婦関係に改善するポイントや子育て方針を決める大事さ、夫婦の時間を確保するアイデアをご紹介します。

 

子育て中の夫婦関係が悪化する理由とは

子どもができた時は共に喜びを分かち合っていたのに、いつの間にか夫婦関係が悪化してしまったというカップルは意外と多いようです。
子育て中の夫婦間の亀裂の原因はどのようなものがあるでしょうか?

 

【①子育て方針の違い】
子どもが生まれると、よくあるのが教育方針によるすれ違いです。
男女の違いや育ってきた環境の違いにより、考え方や意見の食い違いがあるのは当然のことですが、それをきっかけに大きく気持ちが離れてしまうことがよくあります。

 

しかし、どちらも「わが子の幸せを願っている」のは同じこと。お互いが子どものことを想っていることには変わりないのですから、そのことをしっかり理解し、互いを尊重する姿勢が大切ですね。

 

【②家事や育児の分担が上手くいっていない】
ワンオペ育児という言葉が定着しましたが、これも夫婦仲が悪化してしまう原因になります。
妻にばかり家事や育児を押し付けてしまったり、負担や責任を負わせてしまったりしていませんか?平日は夫が仕事で忙しいという家庭も、休日はママのリフレッシュタイムを設け、家事や育児のバランスを取るようにしたいですね。

 

【③夫婦間のコミュニケーション不足】
夫婦喧嘩は些細なことがきっかけで起きることがほとんどです。
冷静に話し合えば解決できそうなことでも、子どもができると育児に追われる毎日で、ゆっくりと話し合う時間が取れないこともあるでしょう。
次第に気持ちのすれ違いが大きくなり、酷いと離婚に発展することもあります。

 

子どもが寝た後や、子どもが保育園に行っている間などを利用して、話し合いの時間を設けるようにしましょう。

 

子育て中に夫婦の時間を作るには

共働き世帯が増えている今、夫婦の時間を作ることは非常に難しくなっています。しかし、夫婦間のすれ違いは、コミュニケーション不足から起こることがほとんどです。子育て観の違いはもちろん、育児や家事分担についてもしっかりとコミュニケーションが取れていれば改善することができます。

 

では、忙しい毎日の中で、夫婦の時間を作るにはどうすればよいのでしょうか。以下にその一例をご紹介します。

 

≪夫婦時間を確保する方法≫
・子どもを寝かしつけた後の時間を夫婦の時間にする(一緒にテレビを観たり、お酒を飲むなど)
・週末はなるべく一緒に夕食を共にする
・一緒に入浴して話をする
・一緒に家事をこなしながら話す
・実家に子どもを預けてたまにはデートをする
・共通の趣味があれば時間を共有する

 

上記はあくまで例ですが、メールや電話ではなく、顔を合わせて話をする時間を少しでも設けたほうが、すれ違いを防ぐことができると思います。
また、互いのスケジュールを把握するために、共有のスケジュールアプリなどを活用し、「言った」「聞いてない」というトラブルを防ぐ夫婦も増えているようです。各家庭に合ったやり方で、夫婦のすれ違いを減らしていきましょう。

 

気持ちの「すれ違い」を防ぐには

時間を共有することで、物理的な意味での「すれ違い」を防ぐことができますが、いくら一緒の時間を過ごしても、気持ちがすれ違っているようでは夫婦仲の修復はできません。
気持ちのすれ違いを改善するには、以下のような点に意識して相手に接するようにしましょう。

 

【①常に感謝の気持ちを忘れないようにする】
些細なことでも構いません。
「おむつを替えてくれてありがとう」
「おいしいご飯を作ってくれてありがとう」
「仕事を頑張ってくれてありがとう」
など、日常の生活の中で起こりうる様々なことに感謝の気持ちを持ち、なるべく言葉にして表すことが大切です。

 

【②相手の意見も尊重する】
子育て観に違いがある場合は、なるべく夫婦で話し合い、最善の方法を導き出すようにしましょう。
特にしつけにおいては、夫婦の意見が一致していないと、叱られたときに子どもが混乱してしまいます。
話し合う際は、一方的に自分の意見を押し付けるのではなく、相手の意見も尊重することが大切です。相手の考えも理解しながら、より良い方向性を見出していけたらいいですね。

 

【③思いやりの気持ちを持つ】
相手への思いやりの気持ちがあれば、自然と家事や育児を一方的に押し付けることはなくなりますよね。互いに不満やストレスを溜めないよう、相手を思いやることは大切です。時にはリフレッシュの時間をそれぞれ設けるなど、干渉しすぎないことも必要です。

 

まとめ

夫婦喧嘩は、子ども将来の人格形成にも大きく影響すると言われています。わが子のために、いつまでも夫婦円満でいることは非常に重要なことです。少しのすれ違いから溝が深まってしまわないよう、今できることから始めてみましょう。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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