赤ちゃんのいる家族
赤ちゃんが家族の一員となると、ママやパパにとっては子どもができ、おじいちゃんやおばあちゃんにとっては孫ができることになります。
赤ちゃんが生まれて来てくれたことで、生活が一変し、家族の形も変わります。加えて、ママとパパの間、ママとおじいちゃんおばあちゃんの間など、それぞれの家族間の関係にも変化が出てくるでしょう。家族の絆が一層強くなったと感じる瞬間も増えるかもしれません。
【赤ちゃんとママ・パパの関係】
赤ちゃんにとってママやパパはかけがえのない存在です。 ママやパパにとっても赤ちゃんは大切な存在です。
しかし、そう思っていても、時には赤ちゃんにイライラしたり、可愛くないと感じるときも出てくるかもしれません。
特に、出産直後のママは、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足から気持ちが不安定になることがあります。 赤ちゃんのお世話に疲れたり、イライラする日があっても、愛情不足ではありません。お世話の負担が軽くなる方法を見つけるようにしましょう。
【赤ちゃんとおじいちゃんおばあちゃんの関係】
「孫は目の中に入れても痛くない」などと例えられるように、おじいちゃんおばあちゃんにとって赤ちゃんは宝のような存在です。
赤ちゃんにとってもおじいちゃんおばあちゃんは、ママ・パパ以外の大切な家族となります。
出産後は、おじいちゃんおばあちゃんの手を借りて赤ちゃんのお世話をすることも出てくるでしょう。
しかし、昔と今の育児の常識が変わってきたことで、時にはおばあちゃんとぶつかり合うこともあるかもしれませんが、感情的にならずに、今のやり方を理解してもらうようにしましょう。
赤ちゃんが生まれてからの夫婦関係
夫婦の関係が、赤ちゃんの誕生を機に変わることもよくあります。愛情が一層深まったという場合は良いですが、時には逆に距離ができてしまうこともあるかもしれません。
ママが赤ちゃんの方ばかり向いていて、パパがないがしろにされているように感じたり、パパが家族を顧みてくれないと感じることが出てくるかもしれません。
また、特に0歳の間は、赤ちゃんのお世話や家事で手一杯のときにパパが家にいないことが続いたり、家にいても育児や家事を分担してくれないことで、ママの不満が募るケースも多くみられます。すれ違い、溝が生まれることが、時には離婚の原因となってしまうことも少なくありません。
赤ちゃんのいる生活では、夫婦2人きりの時間をゆっくりとることは難しいかもしれませんが、困ったり悩んだら早めに夫婦で相談し、解決するようにしましょう。
ときには、おじいちゃんおばあちゃんに赤ちゃんのお世話を任せて、夫婦だけの時間を作るのも良い方法です。
夫婦間の溝が深まってしまう前に、話し合いの場を設けたり、出産前のように2人でお出かけをする機会を設けるのも良いでしょう。