https://www.babys-care.net/life/

クラシック音楽の赤ちゃんへの効果

クラシック音楽の赤ちゃんへの効果

赤ちゃんとクラシック音楽の相性は?

「赤ちゃんにクラシック音楽を聞かせると良く寝る、泣きやむ」というような話を聞いたことはありませんか?その他にも、クラシック音楽は赤ちゃんの発達に好影響があるという話もあり、具体的にどのようなメリットがあるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

 

赤ちゃんはママのお腹の中にいる時から聴覚が発達していて、産まれてからもいろいろな音をよく聞いています。声や物音の他にも、音楽にもよく反応してくれますよ。その音楽の中でも赤ちゃんに聞かせる音楽としておすすめのクラシック音楽。今回は音楽が赤ちゃんに与えるメリットとともに、なぜクラシック音楽がおすすめなのか、また聞かせるときの注意点をご紹介します。

 

赤ちゃんに音楽を聞かせるメリット3つ

赤ちゃんに音楽を聞かせると、次のような効果が期待できると言われています。

 

【メリット1.リラックスできる】
自分の好きな音楽を聞くとリラックスできるという人も多いのではないでしょうか。その理由は音楽を聞くとストレスの元となるホルモンの分泌を抑制させるからとのこと。これは赤ちゃんにも同じで、音楽を聞かせることで心身がリラックスし、結果的に眠気に誘われよく寝てくれるということにつながるそうですよ。

 

【メリット2.脳が活性化する】
音楽を脳で処理する時にはバランスよく左右の脳が働くため、脳が活性化すると言われています。音楽に含まれている生活音や声と違った音程やリズムは、赤ちゃんにとっては新鮮な音。気分を変えてくれ、泣きやむ赤ちゃんもいますよ。楽しい気分になり、音楽に合わせて体を動かしたり、声を発したりすることもあるでしょう。

 

また、遊んでいる時に音楽をかけると、集中力が高まることも。脳の発達にも良い影響があるのです。

 

【メリット3.耳が育つ】
音楽にはさまざまな楽器が使われていたり、音程やリズムがあったりと、生活音や声とは違った音が楽しめますよね。日常的にさまざまな音を聞いていると、徐々にいろんな音を聞き分ける力がついてきます。音感やリズム感が育つだけでなく、言葉の発達や将来的に外国語の取得の際に役立つこともあるようです。

 

クラシック音楽がおすすめの理由

あらゆる音楽の中でもクラシック音楽がおすすめと聞くことがよくあると思いますが、それはなぜなのでしょうか。

 

【理由1.シンプルで美しいメロディ】
クラシック音楽の中には主な旋律が何度も繰り返される構成のものもあり、それが気分を明るく前向きにさせてくれる効果があると言われています。多くの人が美しいと感じやすいシンプルなメロディが魅力のひとつです。

 

【理由2.あらゆる楽器の音が聞こえる】
弦楽器、木管楽器、金管楽器など、多くの楽器が使われているオーケストラ楽曲は、音楽の魅力を最大限に味わうことができます。もちろん生演奏には勝てませんが、オーケストラ演奏のCDを聞くだけでも赤ちゃんはさまざまな楽器の音を聞くことができますよね。音の幅広さをより感じられるのも、クラシック音楽の魅力です。

 

【理由3.心地よさを感じる周波数】
クラシック音楽の中でもゆったりとしたモーツァルトの曲がおすすめされることが多いですよね。モーツァルトの名曲と呼ばれるものの中には明るく優しい曲調のものが多く、その周波数が注目されています。モーツァルトの楽曲にはα波という高周波が多用されていて、単調でもなく不規則でもないバランスの取れた”1/fのゆらぎ”というリズムを生み出しているとのこと。

 

このリズムは赤ちゃんがママのお腹の中にいる頃に聞いていた、ママの心臓音や血液が流れる音とよく似ており、心地よさを感じやすいと言われています。

 

赤ちゃんに音楽を聞かせる際の注意点

さまざまな良い効果が期待できる音楽ですが、赤ちゃんに聞かせる場合には注意点があります。

 

【注意点1.音の大きさに気を付ける】
音楽を大音量で聞かせると、赤ちゃんもびっくりしてしまいます。ゆったりとした気持ちで聞けるよう、赤ちゃんにやさしく話しかける時くらいの音量で音楽を聞かせてあげましょう。

 

【注意点2.ママも楽しみながら聞ける音楽にする】
クラシック音楽のよいところを先述しましたが、赤ちゃんにクラシック音楽以外はNGかというとそうではありません。それ以外でも、ママが楽しく、リラックスできる音楽なら、きっと赤ちゃんも一緒にリラックスしてくれますよ。

 

また、クラシック音楽の中にも激しい曲や怖そうな曲調のものもあります。ゆったりとリラックスできる曲を選曲してあげましょう。

 

【注意点3.かけっぱなしはNG】
いくらさまざまな効果が期待できるからと言っても、ずーっとかけっぱなしの状態はNGです。赤ちゃんが寝ているとき、食事中などはやめるなど、生活の中でもメリハリをつけて聞かせてあげましょう。

 

まとめ

赤ちゃんに聞かせるならクラシック音楽をはじめとした音楽がおすすめな理由と注意点をご紹介しました。しかし、もちろん、音楽だけでなく、人の声にも同じようなリラックス効果はあります。何より赤ちゃんが大好きで安心する声はママやパパの声。ママも一緒に音楽を聞きながら楽しい気分になりながら、たくさん話しかけてあげられるといいですね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php