予防接種持ち物リストを用意すると便利
赤ちゃんは、生まれてから1歳までの間に多くの定期予防接種を打ちます。
かなりタイトなスケジュールをこなさなければなりませんから、毎回赤ちゃんを連れて病院に行くママは大変ですよね。
予防接種をスムーズに行うためには、予防接種を受けるのに必要な持ち物を用意しておくととても便利です。病院によって持ち物に指定があることもありますが、基本的な持ち物は同じ。
あらかじめチェックリストを用意する・ひとまとめにポーチなどに入れておくなどすると忘れ物をせずに済みますよ。
今回は、そんな予防接種に必要な持ち物をから、あると便利な持ち物まで詳しくご紹介します。
予防接種の基本の持ち物
予防接種に必ず必要な持ち物は病院に提出するものです。これらを忘れてしまうと、その日に接種できなかったり、接種の予約時間がズレてしまったりするので確実に持っていく必要があります。
・市や区が発行する予診票や接種券
・母子手帳
・健康保険証
・医療受給者証
(※場合によっては診察券も)
市や区が発行する予診票や接種券は、赤ちゃんの誕生時にまとめて手渡しされたり、都度郵送されてきたりと地区によって発行の仕方は様々です。手元にない場合は、市に問い合わせをしてみてください。再発行も可能です。
これがないと、定期予防接種が無料で接種できませんので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、予診票には記入事項があります。
予防接種に向かう前にチェック欄やサイン欄を必ず確認し、内容をよく読んでから記入をしましょう。
同意書のサイン欄に記入した場合、注意事項を承諾したうえで接種を承諾したという意味になります。
不明点があれば、サインをする前に医師に確認するようにしてくださいね。
予防接種時にあると便利な持ち物
基本の持ち物に加え、持っていくと便利な持ち物もご紹介します。
・ミルクや授乳の用意
・着替え(羽織れるものもプラス)
・タオルまたはブランケット
・おむつ・おしりふき
など。
予防接種の前後は、あまり飲んだり食べたりすることは推奨されていません。気持ち悪くなりやすかったり、嘔吐してしまったりする可能性があるからです。
しかし、予防接種の所要時間は待ち時間+接種(10〜15分)+待機時間(30分)で最低でも40分以上かかります。混雑していると、それよりもっと時間がかかることも…。
万が一、赤ちゃんがお腹が空いて泣き出してしまわないよう、念の為ミルクや授乳の用意があると安心です。
また、着替えも持っていると安心でしょう。
予防接種後に泣き過ぎて嘔吐するなど汚れてしまった際に便利です。
タオルやブランケットは、病院で防寒対策として使用します。
予防接種は手足部分に注射するので、肌着で待機することが多いからです。
季節によっては肌着だけだと肌寒く感じてしまうこともありますから、タオルやブランケットを持参し、待ち時間に包んであげてもいいいですよ。
もしくは、脱ぎ着しやすいカーディガンのような羽織ものがあってもいいですね!
予防接種の準備をする際の注意点
赤ちゃんの予防接種を受ける際は、以下の点にも注意しながら準備を進めましょう。
【任意予防接種の場合は支払いがある】
公費負担となる定期予防接種とは別に、任意の予防接種の場合、現金での支払いが必要なものがあります。
必ず予約の時点で、かかる費用を確認し、費用が発生する場合はそのお金も持参しましょう。
【スケジュールに余裕をもって予約をする】
赤ちゃんの予防接種を予約する際は、必ずスケジュールに余裕をもって予約をしましょう。
というのも、赤ちゃんの体調は急に変化することがあります。この日に予定をしていたとしても、体調が悪く接種できないこともあるからです。
特に生後1歳までは、計画的に予防接種を進めていかないと、接種すべき時期に打ち終わらないこともあるので気を付けましょう。
また、予防接種をした当日は、なるべく遠出などはせず自宅でゆっくり過ごすことも大切です。
お出かけの予定を入れたいママもいるかもしれませんが、予防接種後に体調を崩すことも考えられるため、すぐに対処ができるよう自宅で過ごすのがおすすめですよ。
【いつどれを接種するのかママがスケジュール管理をする】
予防接種はたくさんの種類があり、追加接種までに期間が空いてしまうこともあるため、いつどれを接種すべきかをきちんとママがスケジュール管理をする必要があります。
うっかり予約が漏れてしまわないよう、母子手帳や予防接種管理の専用アプリを活用するといいですよ!
まとめ
生後1歳くらいまでは予防接種の項目がたくさんあり、ママも大変ですよね。
この時期は健診もあり、病院に行く回数も多いので、可能であれば病院を受診するのに必要なセットをいつもひとまとめにしておくと安心ですよ!
また、冒頭でもご紹介したとおり、リストを作成して持ち物に抜けがないかチェックすることも大切です。
うっかり忘れ物をして、自宅に取りに帰らなければならないなどの失敗がないよう、予防接種時の持ち物の整理・管理を徹底しましょう。