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夫に育児の協力はどこまでお願いできる?

夫に育児の協力をお願いしたい!どこまでならできる?

近年では、男性の育児休暇制度を導入し始める会社が増えてきました。

とはいえ、実際のところはパパが赤ちゃんのために育休を取得できたり、仕事の量を調整できたりする会社はまだほんの一部。

赤ちゃんが生まれても、夫の仕事は忙しいまま…という家庭も、多くあるかと思います。

しかし、夫婦2人の赤ちゃんです。

二人三脚で、夫婦一緒に育てていきたいですよね。

 

夫の仕事が忙しい家庭では、育児はどこまで任せられるのでしょうか。

協力できる体制作りについて、詳しく解説していきたいと思います。

 

どこまでできる?育児の協力は夫との話し合いから

育児をどこまで協力してやっていけるか、曖昧なままでは忙しい夫と足並みを揃えるのは難しいかもしれません。

まずは、夫婦で時間を作り、以下のことを話し合ってみましょう。

 

【①時間的な話し合いをする】

まずは、夫が育児に協力できる時間は何時間くらいなのか、明確にすると良いと思います。

例えば、仕事が終わって帰宅したらすぐ手伝ってもらえるかどうか話し合ってみましょう。

夫側も仕事で疲れているので休憩したいかもしれませんが、夜はママも忙しい時間帯。

赤ちゃんが寝るまでの時間は協力し合い、赤ちゃんが寝てからゆっくり過ごしてもらうが理想ですよね。

夜が難しければ、朝は可能なのか、休みの日は育児ができるのか、時間を明確にしておきましょう。

 

【②夫は何ならできるか話し合いをする】

技術的に、何ならできそうか話し合いをしていきます。

おむつ替えやミルクの調乳などは最初からできる人はいないので、練習しなければできるようにはなりません。

まずは夫のハードルが高そうなものからお願いするのではなく、できそうなことから協力してもらうことで、育児の自信を付けてもらうのです。

男の人は重いものを持つような仕事は向いているので、負担がかかりがちな赤ちゃんの抱っこやお風呂をお願いするのはいいと思います。

お出かけの際の荷物持ちも、ここで担当をお願いしちゃうのもいいかもしれませんね。

 

他のことは最初からできると思わず、練習をしていきましょう。

 

寝かしつけや泣き止ませは、もしかしたらママでなければ難しいという赤ちゃんもいるかと思います。

技術的に夫にお願いできそうなことを明確にしておき協力していくと、お互いがストレスなく育児を分担できるようになります。

 

【③夫は何をしたいか話し合いをする】

夫は、育児で何をしてみたいのか聞いてみるのもいいでしょう。

赤ちゃんを抱っこしたい、一緒におでかけしたい、遊んであげたい、ミルクや離乳食を与えてみたいなど。

役割を曖昧にしておくより、話し合いを通して夫の意見を聞いておくと良いかと思います。

 

【④家事の分担はできるか話し合いをする】

もし育児が苦手そうな夫でしたら、家事の分担をしてもらうのもいいでしょう。

夜は、お風呂や寝かしつけなどで何かとバタバタする時間。

そんな中で、ママは夕飯の支度や皿洗いなどの家事もこなさなければなりません。

 

夫に赤ちゃんを見てもらって家事を済ませるのも良いですが、赤ちゃんを見ているより家事をする方が得意なようでしたら、家事の分担をお願いすると凄く助かります。

 

育児の協力を夫にお願いする時のポイント

夫は仕事で疲れているし、育児のメインはいつもママ。

そんな家庭ですと、協力をお願いするにもなんとなく頼みにくかったり、夫に引け目を感じてしまったりすることはありませんか?

 

しかし、赤ちゃんは2人の子どもです

どちらかが育児を頑張るのではなく、子どもと向き合う姿勢は平等であるべきです。

夫に育児を協力してもらう時は、以下のポイントを念頭に置いてみてください。

 

【遠慮しない】

男の人は察して動くということが苦手です。

何か協力して欲しいことがあれば、言葉にして具体的に伝えていきましょう。

「本当はしてほしいけど」と思って察してもらうのではなく、遠慮せずに伝えないと夫に気が付いてもらえないこともあります。

 

【疲れているはお互い様】

家の仕事と外の仕事は違う…夫がとても疲れて帰ってくるのも理解はできます。

しかし、疲れてるのはママも一緒。

疲れていても2人の赤ちゃんですから、育児は2人で乗り越えるしかありません

せめて、疲れている分2人で協力できないか話あってみましょう。

 

【ネガティブにならないように伝えよう】

育児に協力して欲しい!と、自分の要望を伝えることは意見の押し付けともとらえられがちになり、伝え方次第では夫にはネガティブな印象を与えてしまうことも。

 

前向きな言葉も交えながら、上手に伝えられると良いですね。

抱っこが辛い→赤ちゃんが重くて腕が痛い。ムキムキになりそう。力のあるパパに変わってほしいな。

ミルクを代わりに飲ませて欲しい→飲みっぷりが良いのはパパに似たのかな?ミルクの時間だけど、お願いできるかな。

なかなか寝てくれない→起きてるのが好きな子みたい。家事を先に片づけたいから、抱っこを少し変わってくれるかな。

 

などです。

 

まとめ

夫に育児に協力してもらうためには、話し合いは不可欠。

いつ、どんなことなら協力してもらえそうか明確に言葉にしておくことで、夫も育児に協力がしやすくなる環境が作れるかと思います。

夫側は、仕事もありますし、どうしても妻に育児を頼ってしまうという気持ちを抱きがち。

育児に主体的に関わるまでには、ちょっと時間がかかることもあります。

夫婦でよく話し合いをしながら、2人で子育てを頑張って行けるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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