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赤ちゃんはママをいつから認識する?

赤ちゃんはママをいつから認識するの?

赤ちゃんはこれからどんどん成長していき、ママとのコミュニケーションも深まっていくことでしょう。

これから赤ちゃんと一緒に過ごす時間を、楽しみにしている事かと思います。

 

ところで赤ちゃんは、ママの存在をいつから認識しているのでしょうか。

赤ちゃんがママのことを分かってくれると、とても嬉しいですよね。

赤ちゃんの認識について、詳しく見ていきましょう。

 

赤ちゃんがママを認識する時期

赤ちゃんはママを認識する時期と、どの程度理解しているのかについて、詳しく解説します。

 

【生後3~4日には認識している】

実は赤ちゃんは、生後3~4日頃にもなると、ママを認識していると言われています。

とはいえこの時の赤ちゃんの視力ですが、0.02ほどしかありません。

そのため、視覚としてはママの顔はぼんやりとしていて、目のような黒い点が2つあるな、という程度の認識しかないようです。

 

しかし、赤ちゃんは胎内にいる時から聴力は十分に発達しています。

お腹の中からママの声は良く聞いていたので、ママの声は生まれた直後から認識ができるようです。

 

また、母乳育児を続けていると、母乳パッドのにおいでもママの存在を認識できるようになります。

 

生後1ヶ月目ごろからは視力が急速に発達し、ママの髪型や眼鏡などの特徴からもママを認識できるようになります。

ただし、生後3ヶ月くらいまでは髪型を変えたり眼鏡をはずしたりすると、赤ちゃんがママを認識できなくなってしまうということもあるようです。

 

【本格的に認識できるのは生後4~6ヶ月頃】

ママのことを「いつも一緒にいるママという存在」だと本格的に認識できるようになるのは、生後4~6ヶ月頃です。

赤ちゃんの脳と視力が発達してきているため、このようにママという存在の認識ができるようになってくるのです。

この時期ですと、ママがイメージチェンジをしても、赤ちゃんが分からなくなってしまうということは少なくなります。

(別人になったような気がして人見知りをしたり、驚いて泣いたりしてしまうことはあります。ママを忘れてしまったということではありません。)

 

赤ちゃんがママを認識できる理由

赤ちゃんにとって、優しく自分をお世話(抱っこ、授乳など)してくれる人の存在は不可欠です。

お世話をしてくれる人は、弱い赤ちゃんが生き抜くために必要な存在となります。

親を惹きつけ、養護してもらうための本能として、赤ちゃんはママのことをしっかりと認識するのだと言われています。

ちなみに、パパが主にお世話をしている家庭では、赤ちゃんはパパをより強く認識し、好きになるのだそう。

赤ちゃんが生き残るための本能だと言われていますが、おもしろい話ですね。

 

ママの認識とコミュニケーションのポイント

赤ちゃんの認識能力を生かした、コミュニケーションの取り方のポイントを押さえておきましょう。

 

【たくさん話しかけよう】

赤ちゃんには正面からしっかりと目を見てたくさん話しかけてあげましょう。

赤ちゃんは生まれた直後に、ママの声は認識しています。

声と一緒に顔を認識しやすくなり、よりママという存在を認識できるようになるかと思います。

 

赤ちゃんは目に敏感です。

生後4ヶ月を過ぎると、相手の視線の動きまで分かるようになると言われています。

ママが赤ちゃんに関心を寄せているな、と感じてもらうためにも、目を見てお話したいですね。

なお、ママの横顔まで認識するのは、月齢が低いうちは難しいようです。

正面からお話ししてあげてくださいね。

 

【毎日コミュニケーションを取ろう】

コミュニケーションは毎日の蓄積です。

ママは毎日お世話をして赤ちゃんとコミュニケーションを取るかと思いますが、パパも赤ちゃんと触れ合う時間を持ち、楽しい時間を共有できるといいですね。

 

【表情は豊かに】

赤ちゃんが生後6~7ヶ月になると、表情を区別できるようになります。

笑う、泣く、困る、怒る、変顔などであやすなど、認識したママやパパの顔を見て学習していきます。

 

生後10ヶ月になるころには、表情の意味も理解できるようになる子もいます。

周囲の様子を伺い、赤ちゃんが行動を起こすきっかけになります。

(ママやパパが笑っているから一緒に楽しみたい、怒っているから悲しくなるなど)

赤ちゃんのコミュニケーションを通じて、たくさんの表情を見せてあげてくださいね。

 

【赤ちゃんはママやパパをよく見ている】

赤ちゃんは最も身近で信頼のできる人の存在を認識します。

ママやパパの姿を観察し、自分の置かれている立ち位置を判断して、社会と繋がるきっかけを作っていくのです。

例えば、ママやパパが楽しそうにしている姿を見たら、赤ちゃん自身も興味を持つきっかけになります。

ママやパパが祖父母や友人を信頼し親しげにしているようであれば、赤ちゃんも安心して関りを持ってみようと思うようになります。

逆に、ママやパパがつらそうだと思うことは、赤ちゃんも嫌な気持ちになります。

密なコミュニケーション以外の時間も、楽しむ姿やリラックスしている姿をたくさん赤ちゃんに見せてあげたいですね。

 

まとめ

赤ちゃんがママを認識するのは生後3~4日ごろ。

生まれてすぐに、なんとなくではありますが認識しています。

はっきり「この人がママ」と認識できるのは、生後4~6ヶ月頃と言われています。

コミュニケーションをたくさん取ったり、ママやパパが楽しく過ごす姿をたくさん見せてあげたりしながら、赤ちゃんの成長を見守っていきたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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