おむつがきつい時はサイズアップの時期
赤ちゃんのおむつは、様々なサイズがありますよね。
新生児用~幼児期まで使えるビッグサイズまで、体の成長に合わせて適切なサイズを選ばなければなりません。
しかし初めての育児では、どれが赤ちゃんの体に適したサイズのおむつなのか、見当もつかない…というママもいると思います。
適正体重の表記はあるものの、メーカーによって多少大きさが異なったり使用感が異なったりすることがありますよね。
そこで今回は、赤ちゃんのおむつが「きついかな?」と判断するポイントについてご紹介します。
サイズアップのタイミングを見極める参考にしてくださいね。
おむつが「きつい」と判断するポイント
言葉で訴えることができない赤ちゃんの場合、ママがおむつ替えのときなどに、おむつがきついかどうかを判断してあげる必要があります。
以下のような状態が見られたら、おむつがきつくなってきたかもしれませんので、サイズアップを検討してみましょう。
【お腹や足の付け根部分にゴムの跡が残る】
お腹周りや足の付け根部分に、おむつのゴムの跡がくっきり残ってしまうような場合は、おむつがきつくなっているサインです。
赤くかぶれてしまっているようなら、すぐにおむつのサイズを大きくしてあげましょう。
【おむつ交換がしにくくなった】
おむつを替える際に、「履かせにくい」とママが思ったら、それもきつくなってきたサインですね。
体が大きくなり、おむつが小さくなっているのかもしれません。
今一度、おむつの適正体重と赤ちゃんの体重が合っているか確認してみましょう。
【うんちやおしっこがよく漏れるようになった】
おむつをしっかりと履かせているにも関わらず、うんちやおしっこが頻繁に漏れるという場合も、実はおむつがきつくなったサイン。
排泄量がおむつが吸収できる量を超えてしまっている可能性があります。
【テープの留位置がかなり外側に来ている】
テープタイプのおむつの場合、テープを留める位置がだいぶ外側に来ている場合も、ウエスト周りがきつくなっている証拠です。
お腹が苦しそうにしていないかなど赤ちゃんの様子を確認し、ワンサイズ上のおむつを購入してあげるといいでしょう。
おむつがきついとどうなる?
おむつが赤ちゃんの体よりも小さくてきつくなっていると分かっても、まだ在庫があった場合、小さいおむつを履かせ続けていてもいいのか疑問に思うママもいるでしょう。
しかし、おむつは大きすぎても小さすぎても、赤ちゃんにとって好ましくないんです。
おむつがきついとどうなるのか、赤ちゃんへの影響について見ていきましょう。
【肌トラブルの原因になる】
赤ちゃんのおむつがきついと、体が圧迫されますから、おむつかぶれなどの肌トラブルの原因になることがあります。
皮膚が赤くなり、痛がったり痒がったりしている場合は注意しましょう。
【体を動かしにくくなる】
おむつがきつくなっていると、お腹や足周りが締め付けられているので、体が動かしにくくなってしまいます。
赤ちゃんは、手足をバタバタ動かしたり寝返りをうったりすることで、少しずつ体の筋肉が発達していきますから、成長を妨げないよう、おむつのサイズは正しいものを選んであげてください。
体に合ったサイズのおむつを使うには?
前述したように、赤ちゃんのおむつは、体に合ったぴったりのサイズを使用するのが理想です。
そのためには、ママがおむつ替えの際などに、おむつがしっかりフィットしているかを確認する必要があります。
下記のポイントを参考に、体に合ったサイズのおむつを使いましょう。
【おむつの適正体重に合っているか】
おむつに表記されている赤ちゃんの適正体重が範囲内であるか、必ず確認しましょう。
あくまで「月齢」ではなく「体重」を目安にします。
健診時などに赤ちゃんの体重を計測し、成長度合いをチェックしながら、体重に合ったサイズのおむつを購入するといいですね。
【足周り腰周りはきつくないか】
先ほどもご紹介したとおり、おむつがきつくなってくると、足周りや腰周りがゴムで締め付けられ、赤くなったりゴムの跡が残ったりします。
パンツタイプであれば、
◎履かせたときにママの指2本分がウエスト部分に入る余裕があるか
◎履かせたときにおへそまでしっかり隠れるか
をチェックするといいでしょう。
まとめ
赤ちゃんのおむつは、サイズがきつくなってしまうと、肌トラブルや動きにくいなど体の発達にも影響を与えてしまいます。
こまめに赤ちゃんの様子を確認し、体にフィットしたおむつを履かせてあげてくださいね。
初めての育児では、どの程度おむつを用意しておけばいいか分からない・サイズアップの時期が読めない…というママも多いですから、慣れるまではおむつを何パックもまとめ買いせず、赤ちゃんの成長度合いを見ながら購入すると失敗が少ないですよ。
もし、おむつを大量に余らせてしまったという場合も、掃除やトイレトレーニング時などに活用する方法があります。こちらも参考にしながら、賢く楽しく育児をしましょう。