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ベビーシッターサービスを安全に利用するには

ベビーシッターサービスは安全?

ニュースなどで、近年起こったベビーシッターによる事件が記憶に新しい方も多いですよね。

日本ではなかなか定着しなかったベビーシッターですが、ようやく利用する方が増えてきた矢先に起こった事件。

「預けるのが怖い」という印象を持ってしまった方もいるのではないでしょうか。

 

これらの事件を受けて、国では個人のフリーランスベビーシッターであっても「認可外の保育事業として都道府県等に届出する義務」を対策として設けました。

事件を起こしたベビーシッターサービス会社もガイドラインを強化するなど、「誰でもベビーシッターになれる」わけではなくなりました。

しかし、それでもやはり怖い、心配だという方もいるかと思います。

 

それでも、ベビーシッターサービスは利用するとやはり便利ですし、助かるという家庭は多いでしょう。

「希望の保育園に入れるまで預けたい」

「保育園に入るまでもないけれど短時間だけ預けたい」

「急な用事にも対応してもらいたい」

「家事代行だけお願いしたい」

など、これらのちょっとしたママやパパの希望に応えられ、融通が利くのもベビーシッターサービスの利点です。

今回はこのようなベビーシッターサービスを安全に利用するために気を付けることをまとめました。

 

ベビーシッターサービスを安全に利用するには

ベビーシッターサービスを利用する際には、以下のポイントを見極めてみましょう。

 

【ポイント①べビーシッターの契約方法を考える】

まず、ベビーシッターと契約する方法は大きく分けて2種類あります。

ベビーシッター会社に紹介・派遣してもらうか、自分でマッチングサービスで探すかの2つです。

自治体の補助があるものや、勤務している会社の福利厚生で利用できるベビーシッターをただ利用するのではなく、どちらの方法が家庭に合っているのか、安心できるのか、改めて考えてみてください。

 

<ベビーシッター会社からの派遣型>

ベビーシッター会社に紹介してもらう方法は、希望条件などを会社に伝え、それに合う方を紹介していただき、派遣してもらうという方法です。

間に会社が入っており、シッターの教育や管理、育成なども会社が行っていることも多く、安全性を高める努力はされています。

契約も会社と家庭の間での契約なので、何かあれば会社が対応してくれます。

会社側の管理があるという点では安心ですし、信頼性も高まりますが、その分料金が高めであることが多いです。

 

<マッチングサービス型>

マッチングサービスは、マッチングサイトに登録しているベビーシッターを家庭で自ら探すというものです。

利用者自ら、シッターの経歴や対応できるサービスなどを見極め、お願いするというもの。

間に会社を挟まず、シッターと家庭での直接契約になります。

利用しやすい料金設定であることが多いです。

ベビーシッターは料金が高いものという概念を変えたのは、このマッチングサービスの登場でした。

 

しかし、ベビーシッターを選ぶのも、契約するのも自己責任である部分が大きいです。

ニュースでも話題になった事件が起こったのもマッチングサービス型のもの。

さまざまな制度により、改善はされてきてはいるものの、安全性には課題がまだ残っているところがあります。

 

【ポイント②事前面談で資格等を確認する】

ベビーシッターを利用することが決まったら、ベビーシッターの方と、できる限り利用前に事前面談をしましょう。

利用日にそのまますぐに預けるのではなく、面談の時間を設け、紹介された内容、もしくはマッチングサイトに書いてあった内容と異なる資格、経歴ではないか確認してください。

必要な研修を受けているか、ベビーシッターの方に対して疑問を残したまま契約しないようにしましょう。

 

【ポイント③規約を確認する】

利用する前に規約もしっかり確認することが大切です。

料金体系は明確であるか、保険の入り方など。

何かあることは想像したくもありませんが、万が一の時の対応の仕方は特に大切なことです。

規約を読むだけでなく、口頭で質問しておくのもいいでしょう。

 

【ポイント④自分の直感を信じる】

また、自分の直感も大切にしましょう。

人間同士ですので、合う、合わないはあります。

ママやパパとシッターとの相性、子どもとシッターの相性、それぞれ確認してください。

少しでも違和感があったり、合わないなと感じたら、焦って契約しない方がいいかもしれません。

安全に利用するためには、相手を信頼できるかどうかが大切なポイントです。

 

まとめ

ベビーシッターサービスは、各家庭の要望に合わせやすいなど、多くの良い点があります。

しかし、実際に起きたベビーシッターによる事件がきっかけで、利用を踏みとどまっている人もいるかもしれません。

料金が安い、都合が合わせやすい、良い口コミが多い、会社や自治体と連携しているなどの条件だけで選ばず、必ず相手(ベビーシッター)に会って話してみてから、契約するようにするといいでしょう。

信頼できる方に出会えるといいですね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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