双子育児は大変!
双子を持つママやパパの中には、「育児が大変!」と思い悩むことも方もいるかもしれませんね。
双子の赤ちゃんはとても可愛く癒される存在ですが、お世話も2倍ですから、まだ育児に不慣れな新米ママにとっては大変だと感じる瞬間も多いでしょう。
そこで今回は双子育児はなぜ大変なのか、大変だと感じる瞬間などについて詳しくご紹介。
大変、つらい!…と思った時の対処法と併せてご覧ください。
双子育児はなぜ大変?
とても可愛い双子の赤ちゃんですが、現実はとても大変なもの。
一体なぜ双子育児は大変だと感じるのでしょうか?まずはその理由から見ていきましょう。
【理由①圧倒的に育児の手が足りないから】
双子育児の場合、ママ1人に対して赤ちゃんは2人。
抱っこや授乳、おむつ替えなど様々なシーンで「手が足りない!」と思うことが多いでしょう。
いつになったらママがゆっくり自分の時間を作れるの?と、心が折れてしまうこともあると思います。
【理由②お金がかかるから】
双子育児の場合、育児にかかる日用品費用や教育費も2倍。
兄弟姉妹であれば「お下がり」で済ませることができるのに、双子の場合は一度に費用がかかりますから負担も大きくなりますよね。
少しでも金銭的負担を減らすために、おもちゃや洋服を、中古品・古着で節約するママもいるそうです。
双子育児で大変と感じるシーン
では具体的にどんなシーンで「双子育児は大変だ」と感じるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
【①寝かしつけ】
双子の赤ちゃんの寝かしつけはとにかく大変!
抱っこを一度に2人することはできませんから、なかなか寝てくれないこともあるでしょう。
やっと1人が寝てくれた…と思ったら、もう1人が泣き出して結局また寝かしつけが振り出しに戻ってしまうということも。
さらには、交互で寝たり起きたりを繰り返してしまうケースもあり、ゆっくり体を休む暇もないと感じるママもいるようです。
【②お出かけ】
双子用のベビーカーも様々な種類が販売されていますが、やはり2人乗れるベビーカーはサイズも大きく、1人用と比べれば重量も増します。
その上、2人分の荷物を持って外出するわけですから、当然ママの負担は大きくなりますよね。
また、電車やバスなど公共交通機関を使う時に「2人が泣き出してしまわないか」と不安で、引きこもりになってしまうママもいるようです。
【③授乳や食事】
双子の赤ちゃんの授乳や食事の時間も大変だと感じるママは多いです。
なぜなら、授乳リズムが同じであるとは限らないから。
特にまだ生活リズムが整わない月齢の低い赤ちゃんの場合、授乳回数や飲む量が定まりませんから、双子の場合だと個々で差が出るケースもあるんです。
そうなると、常に授乳しているような気になり、ママが休まらないという大変さもあります。
また、離乳食が始まってからの食事の時間も大変!
お互いに遊び食べをするようになると、テーブルや床が汚れてしまうこともあります。
1日に何度も訪れる食事の時間が苦痛でたまらないというママもいるでしょう。
【④お風呂】
沐浴が終わり、大人と同じお風呂に入れるようになった時も双子の場合は特に大変です。
1人ずつ交互にお風呂に入れてあげるため、時間も労力も倍かかります。
ママがお風呂に入る時間が全くなく、パパが仕事から帰って来てから入り直すということも多いかもしれませんね。
【⑤病気になった時】
最も大変なのが、双子の赤ちゃんが病気になってしまった時でしょう。
お互いに風邪をうつし合ってしまうことも多く、なかなか体調が良くならないと悩むことも。
また、病院で診てもらう際も、体調不良でグズる双子の赤ちゃんを受診させるのに苦労するというママもいると思います。
特に低月齢の赤ちゃんは免疫力が弱いため、ちょっとしたことで体調を崩し、頻繁に病院に通うこともありますから、通院や家庭でのケアが大変だと感じることも多いですね。
双子育児の大変さを減らすには?
双子育児が大変だと、場合によってはママ自身が疲弊してしまい、「育児が楽しくない」「赤ちゃんが可愛いと思えない」といったうつ状態を引き起こすこともあります。
育児の手が足りない、金銭的に負担になるという双子育児の場合は、周囲のサポートをフルに活用することが大切です。
パパや家族の人の支えはもちろん、自治体の支援制度や民間の家事代行、シッターサービスなどを利用をしてできる限り負担を減らしていきましょう。
また、少しでもママの負担が減るのであれば、育児や家事の便利グッズを取り入れるというのも1つです。
まとめ
双子育児は、労力も時間もお金も倍かかるわけですから、当然ママの負担も大きくなります。
誰かの手を借りることは決して悪いことではありませんから、積極的に誰かを頼って、ママが少しでもラクになれる方法を考えていきましょう。
子どもが小さいうちは手がかかり、何事も大変だと感じてしまいますが、双子育児の大変さも一生続くわけではありません。
いつか自立をし、巣立って行く時が訪れます。
それまでの間、双子らしさ、可愛さをたっぷり感じながら、育児を楽しめるよう工夫しましょう。