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赤ちゃん言葉「喃語」とは?

赤ちゃん言葉の喃語について知りたい

赤ちゃんは成長するにつれ、様々な赤ちゃん言葉を話すようになります。

「あうあう」「ばばば」などの言葉を発することを喃語と言い、まるで赤ちゃん言葉でお話をしているような姿を見せてくれます。

喃語はいつから話せるようになるのでしょうか。

喃語を話す赤ちゃんとの接し方などについて、詳しく見ていきましょう。

 

赤ちゃん言葉の「喃語」とは?

赤ちゃんが話す「喃語(なんご)」という言葉を聞いたことがあるものの、どんなものなのか詳しく知らないというママもいるのではないでしょうか。

まずは、喃語について詳しくみていきましょう。

 

【喃語って何?】

喃語は、「あうあう」「ばばば」「んまんま」などの赤ちゃんが発する言葉のことを言います。

「あ」「う」「む」「ま」「ば」といった音を2つ以上使って発声します。

意味をもって話しているわけではなく、赤ちゃんが何かを伝えようとしている言葉ではありません。

声を出すことや、自分の声が聞こえてくるのを楽しんでいるのです。

意味はなくても、赤ちゃんにとっては大切なコミュニケーションを取る手段になります。

 

喃語が発達してくると、声のバリエーションも豊かになり、徐々に「ワンワン」「ママ」「ブーブー」など、意味を持った言葉を発するようになります。

意味を持った言葉は喃語ではなく「発語」と称されます。

 

【喃語とクーイングの違いって?】

赤ちゃんは「あー」「うー」など、吐く息と一緒に声を出すことがありますが、これは喃語ではなくクーイングと呼ばれるものです。

赤ちゃんの機嫌が良い時や、リラックスしている時に出る言葉で、生後1ヶ月頃から見られます。

赤ちゃんが成長するにつれ、クーイングから徐々に喃語に発達していきます。

 

赤ちゃん言葉の喃語はいつからいつまで?

喃語は生後5~6ヶ月頃から始まり、言葉を覚え始める生後12ヶ月頃まで見られます。

クーイングをしていた赤ちゃんの喉が発達し、声帯を使って声を出せるようになるのがこの時期なので、喃語が話せるようになるのです。

 

しかし、赤ちゃんの言葉の発達というのは、個人差が大きいもの。

喃語を話し始めるのが早い子もいれば、ゆっくり話し始める子もいます。

中には1歳頃までほとんど見られなかったという子もいるようです。

 

時期はあくまで目安ですので、赤ちゃんのペースで喃語を話し始めるのを見守っていきたいですね。

 

喃語を話し始めた赤ちゃんとの関わり方

赤ちゃんが喃語を話し始めたら、ママもたくさんお話をして返してあげましょう

赤ちゃんは、自分が発した喃語に声が返ってくると、楽しくなります。

ママがちゃんとお話を聞いてくれるのを実感できると、嬉しい気持ちになり、もっと喃語をお話ししてみたくなります。

 

【赤ちゃんの真似っこをしてみよう】

赤ちゃんが「あうあう」と言ったら、ママもそのまま「あうあう」と真似っこで返してみましょう。

赤ちゃんはママの反応を面白いと感じ取ってくれ、もっとやってみたくなります。

 

【赤ちゃんの気持ちを代弁してみよう】

赤ちゃんが嬉しそうに喃語をお話していたら「嬉しいね」「楽しいね」など、気持ちを代弁してみましょう。

繰り返すうちにこの気持ちは「嬉しいんだ」「楽しいんだ」と、少しずつ理解していきます。

他にも「眠いね」「気持ちいいね」など、色んな気持ちを代弁してあげてください。

 

【ママが思ったことを素直に話しかけよう】

赤ちゃんが喃語を話す姿に、「かわいいね」「お話上手だね」「たくさんお話してえらいね」など、ママが感じたことをそのまま赤ちゃんに話しかけてあげるのもいいでしょう。

 

【ママの関わり方のポイント】

赤ちゃんは、高い音に反応しやすいと言われています。

ママは、赤ちゃんの喃語に話しかける時は

 

・ゆっくり

・抑揚をつけて

・高めの声で

 

を心がけて話しかけてあげると、赤ちゃんも聞き取りやすい声になります。

 

赤ちゃんが喃語を話さない時

赤ちゃんの言葉の発達には個人差があります。

喃語をたくさんお話する子もいれば、おしゃべりが控えめの子もいるかと思います。

 

【ママが変わりにお話をしてあげよう】

赤ちゃんのペースを見守りつつ、赤ちゃんの代わりにママがたくさんお話をしてあげましょう。

赤ちゃんとコミュニケーションを取るつもりで声がけをしてあげたり、絵本の読み聞かせをしてあげたりするのもいいですね。

赤ちゃんが声を出した時には「上手だね」など話しかけ、赤ちゃんの言葉を拾ってあげてください。

また、赤ちゃんが機嫌良く喃語を話している時は部屋のテレビの音などを避け、赤ちゃんの声がよく聞こえるようにしてあげつつ、ママの声も聞こえるようにしてあげるといいでしょう。

 

【大人との関りを作ってみよう】

赤ちゃんは、周りに人がいると話す傾向があるそうです。

ママやパパはもちろん、祖父母や親戚などとコミュニケーションが取れる機会も作ってみると良いかと思います。

他にも子育て支援世インターに足を運んでみることで、いろんな人と関わりが持てるかもしれません。

楽しくコミュニケーションを取りながら、お話は楽しいということを伝えていけるといいですね。

 

まとめ

赤ちゃんの声帯の発達に伴い、喃語と言う赤ちゃん言葉を話すようになります。

何かを伝えたいという意図がある言葉ではありませんが、赤ちゃんなりに一生懸命に発声しているので、ママが答えてくれると、きっと嬉しい気持ちになると思いますよ。

赤ちゃんが喃語を話し始めたら、たくさんコミュニケーションをとってあげたいですね。

また、言葉の発達には個人差があるため、喃語が少ないという赤ちゃんもいることでしょう。

赤ちゃんのかわりに、ママがたくさんお話をして、声を聞かせてあげてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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