子育てに英語教育を取り入れたい
最近はグローバル化に向け、英語教育もどんどん低年齢化していますよね。
小学校でも英語教育が必修科目となり、幼いころから英会話教室に通う子も増えています。
そんな話を聞くと、「うちも早くから英語教育を取り入れたい」と考えるママもいますよね。
もちろん習い事に通うという方法もありますが、英語教育を取り入れる場合は、普段から「英語に慣れ親しむ」ということが大切です。
週に1度のレッスンだけでなく、普段の生活から自然と英語に慣れて行けるような環境づくりをしましょう。
そのためにはどうしたらいいのか、今回は、子育てに英語教育を取り入れるおすすめの方法や注意点についてご紹介します。
子育てに英語教育を取り入れる方法は?
では早速、具体的にどんな方法で普段の子育てに英語教育を取り入れていったら良いでしょうか?
おすすめの方法についてご紹介しましょう。
【①英語の音楽を流す】
英語のフレーズや”音”に慣れ親しむという意味では、英語の音楽をBGMとして流しておくのがおすすめです。
大人も「聴き流しラーニング」などの方法がある通り、ただ聴いているだけでも英語に慣れ親しむ効果があります。
もちろん、赤ちゃんのうちは英語を聴いて育ったとしても、ママやパパが日本語を使っていれば、発語するのは「日本語」です。
しかし、ある程度「英語を聴き取る力」が育っているので、成長してからもずっと「聴き流し」を続けることで、英語の音を聴き分けられるようになったり、発音を真似しやすくなります。
どんな曲でも構いません。聴いていて心地よくなる、楽しくなる英語の音楽を聴かせてあげましょう。
【②英語の音が出るおもちゃを使う】
最近は、バイリンガルに特化したおもちゃも多く販売されていますから、そちらを使って身近に英語の音を聴かせるのもいいでしょう。
たとえば、ボタンを押すと英語の歌が流れるおもちゃだったり、タッチペンでイラストをタッチすると英語で物の名前を教えてくれる絵本だったり、バリエーションは様々です。
日本語モード、英語モードと切り替えられるおもちゃも多いので、ママが英語教育を取り入れたいと願うなら、最初から英語モードに設定して赤ちゃんに遊ばせておくのがいいですね。
おもちゃに興味を持ってくれたら繰り返し遊んでくれますから、英語に親しむことが自然とできるかもしれませんよ。
【③英語の絵本を読み聞かせる】
海外の絵本を使って、英語で読み聞かせをするのもいいでしょう。
古くから愛されている「はらぺこあおむし」の絵本も、海外製だと英語での表記になっています。
「Apple、chocolate…」など絵本の中に出てくる食べ物なら、簡単な英語なので繰り返し読んでいるうちに覚えてくれるかもしれませんね。
絵本であれば難しい文学書と違って、英語に慣れていないママも比較的簡単に読み聞かせができるでしょう。
また、海外の絵本はイラストがポップでカラフルなものが多いので、赤ちゃんも興味津々で聞いてくれるかもしれません。
子育てに英語教育を取り入れる際の注意点
子育てに英語教育を取り入れる際は、以下の点にも十分に注意しましょう。
どんなときも「楽しく学ぶ」ことが大切ですよ。
【注意点①無理強いしない】
幼いころから英語教育を取り入れることはメリットも多いですが、あまりにも「バイリンガル教育」に固執しすぎて、嫌がっているわが子に強制しないように気を付けましょう。
無理強いをしたり、プレッシャーをかけ過ぎると、将来的に英語が嫌いになってしまうこともあります。
小さいうちは遊び程度に考えておき、「英語が話せるようになる」という目標より「英語に親しむ」くらいの感覚でいた方がいましょう。
【注意点②ママやパパも英語に触れる】
子育てに英語教育を取り入れるなら、ママやパパも英語に触れる努力をしてくださいね。
そもそも、なぜ私たちは英語を習っていたのに英語を話すことができないのか…?というと、それは環境が問題だからです。
英語を話す人がいないような環境なら、自然と「英語で話すことが恥ずかしい」という感情になってしまいますよね。
ですから自然と英語を話す機会が失われ、英語を話す勇気が失われてしまうのです。
ママもパパも、時々英語でわが子に挨拶したり話しかけたりしながら、「英語って楽しいんだよ」「話せるようになるといいんだよ」ということを教えてあげましょう。
まとめ
子育てに英語教育を取り入れること自体は、決して悪いことではありません。
将来的に、小さいうちから英語に親しんでおけば、スムーズに学習へ移行することもできるからです。
ただし、あまり「英語」「英語」…とプレッシャーをかけ過ぎたり、強要しすぎたりするのは好ましくありませんね。
近い将来、幼稚園や保育園に行ったとき、周りのお友達との付き合いもありますから、英語教育ばかりに固執しすぎず、その他の協調性や日本の文化ということも併せて教えていくことが大切です。
バランスを見ながら、ママにも赤ちゃんにも負担のないよう、上手に英語教育を取り入れていきましょう。