赤ちゃんはおもちゃにすぐ飽きる?
赤ちゃんが日中起きている時間が長くなると、徐々におもちゃを使った遊びも増えていきますよね。
一人遊びをしてくれるようになれば、ママも少し手が離れるので育児が楽になったと感じるかもしれません。
しかしおもちゃを与えても、すぐに飽きてしまいぐずってしまう赤ちゃんも…。
というのも、赤ちゃんの集中力はとても短く、「年齢+1分」程度しか続かないと言われています。
つまり0歳児であれば1分程しか集中して遊ぶことができないんです。
このほかにも、赤ちゃんがおもちゃにすぐ飽きてしまう理由は色々あります。
今回は、おもちゃにすぐ飽きてしまう赤ちゃんの原因と対処法についてご紹介しましょう。
赤ちゃんがおもちゃにすぐ飽きる理由
赤ちゃんにせっかくおもちゃを買ってあげても、すぐに飽きてしまうのは少し悲しいですよね。
一体なぜ、赤ちゃんはおもちゃを与えてもすぐに飽きてしまうのでしょうか?
それには様々な理由があります。
【理由①そもそも集中力が持続しないから】
冒頭でもご紹介したように、小さい頃はまだ集中力が持続しませんから、おもちゃを与えてもすぐに飽きてまた別の物に気を取られしまうこともあるでしょう。
しかし逆に言えば好奇心旺盛な証拠。成長しながら遊びや学びを通して、これから集中力を伸ばしていけば良いので、今はまだあまり気にしなくてもいいですよ。
【理由②おもちゃが月齢に合っていないから】
月齢に見合っていないおもちゃを与えると、遊ぶのが難しかったり、興味を示さなかったりして、赤ちゃんがすぐに飽きてしまうことがあります。
【理由③どう遊べばいいか分からないから】
赤ちゃんにとっては、この世界にあるすべてのものが”未知”ですから、おもちゃの遊び方や使い方が分からず、興味を示してくれないこともあります。
赤ちゃんがおもちゃに飽きた時の対処法
赤ちゃんがおもちゃに飽きてしまうのは、年齢的なものも原因なので、ある程度仕方ないことかもしれません。
しかし、赤ちゃんが飽きるたびに新しいおもちゃを買い替えるのは大変ですよね。
ではどうしたら、赤ちゃんが飽きずにおもちゃで遊んでくれるのでしょうか?
【対処法①ママも一緒に遊ぶ】
おもちゃを与える時は、必ず最初にママが見本を見せてあげるようにしましょう。
ママが楽しそうに遊べば、赤ちゃんは「何だろう?」と興味津々になるはずです。
「このボタンを押せば光るんだ!」「これを振ると音が鳴るんだ!」など、赤ちゃんが徐々に遊び方を覚えることで、飽きずに楽しく遊べるようになりますよ。
【対処法②赤ちゃんの好みを見極める】
普段から赤ちゃんの様子を見て、どんな遊びが好きなのか、好みを見極めることも大切です。
おもちゃのレンタルサービスを利用してみたり、支援センターなどに遊びに行ったりして、色々なおもちゃを試し、赤ちゃんの反応を伺うのもいいでしょう。
赤ちゃんの好みのおもちゃが分かれば、あとはお気に入りのおもちゃを選んであげるだけ。
もしかしたら、何度も飽きずに繰り返し遊んでくれるようなおもちゃに出会えるかもしれませんよ。
【対処法③月齢に合ったおもちゃを選ぶ】
おもちゃを購入する際は、赤ちゃんの月齢に合ったものを選んであげましょう。
「長く遊んで欲しいから…」と、少し先の月齢のおもちゃを選んでも、赤ちゃんの成長度合いによっては遊び方が難しく、楽しめない場合もあるからです。
また、何でも口に入れてしまう赤ちゃんの場合、月齢に合ったものでないと、細かい部品を誤飲してしまう恐れもあるので大変危険です。
おもちゃに記載されている「対象月齢」に注目して選んであげてくださいね。
【対処法④おもちゃを小出しにする】
大人もそうですが、物であふれていると注意力が散漫になり、あれもこれも…となってしまいますよね。
赤ちゃんも同じことが言えるので、遊ぶおもちゃを絞り、あとはすべて見えない場所に片付けてしまいましょう。
しばらくAのおもちゃで遊ばせ、毎日繰り返し遊んで飽きてきたら、Bのおもちゃを出してあげる…というように、小出しにすることで赤ちゃんの興味を惹きます。
目新しいものがあれば、「何だろう?」と見てくれるので、新鮮な気持ちで遊んでくれるかもしれません。
こうしていくつか保有するおもちゃを、出して片付けて、また飽きたら別のものを出して…というように繰り返せば、新しいおもちゃを買い足さなくてもある程度楽しく遊んでくれるでしょう。
まとめ
最初のうちは、赤ちゃんが思うようにおもちゃで遊んでくれなくても心配はいりません。
ママも一緒に遊び方、遊ぶ楽しさを教えることで、徐々におもちゃの楽しさを覚えていきますから、そのうち飽きずに遊んでくれるかもしれませんよ。
近頃は、月齢に合った赤ちゃんのおもちゃを毎月届けてくれる”サブスク”なども存在しますから、どんなおもちゃを選んでいいか分からないときは、このようなサービスを利用してみるのもおすすめです。
日々の赤ちゃんとのコミュニケーションを通し、赤ちゃんの好みを見極めて、飽きずに遊べるおもちゃを選んだり、遊び方を工夫したりしてみましょう。