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赤ちゃんの月齢に合った絵本の選び方

赤ちゃんの月齢に合った絵本の選び方

赤ちゃんの月齢に合わせて絵本を選ぼう

赤ちゃんと絵本の読み聞かせを楽しみたい、と思っていても、どのような絵本を選んであげたらいいのか悩んでいませんか?
赤ちゃんの月齢別の発達の様子を見ることで、その時期にどんな絵本を読んであげたらいいのかが見えてきます。
月齢にあった絵本の選び方を知り、その時の赤ちゃんが楽しめる1冊を選んであげましょう。

 

小さいうちから絵本の読み聞かせを行うことで、赤ちゃんの想像力や解読力、語彙力、社会性などがが養われていくと言われています。
また、絵本を読み聞かせるということそのものも、親子のスキンシップに良いと言われていますので、「まだ早いかな?」なんて思わずに、どんどん絵本を読み聞かせてあげましょう!

 

今回は、赤ちゃんの月齢別の絵本の選び方をご紹介します。

 

ねんねの時期<生後0ヶ月~2ヶ月>

1日の多くを寝て過ごす新生児期。
ママの胎内にいた時から聴力は発達していて声が聞こえていたので、ママやパパの声は大好きです。
起きている時は、たくさん話しかけてスキンシップをとってあげたいですね。

 

【言葉遊びをメインとした絵本】
例えば、「ぐるぐる」「ワンワン」「ぷくぷく」など、繰り返し言葉はリズミカルで、赤ちゃんの耳にも届きやすいので、この月齢の赤ちゃんでもきっと興味を持ってくれます。
また、覚えやすい・馴染みやすい歌が入った絵本などもおすすめです。

 

【はっきりとした色使いの絵本】
視力はほとんど発達しておらず、生まれたばかりの頃は白黒がぼんやり見える程度。
そこから赤などコントラストの強い色を認識し始め、生後1〜2ヶ月ごろになると、視力も0.05〜0.1くらいに見えてきて焦点が合い始めます。
ですから、白黒や赤など鮮やかな色使いのはっきりした色彩の絵本を見せてあげると、赤ちゃんの脳の発達を促してくれますよ!

 

首すわり<生後3ヶ月~6ヶ月>

首がすわって視野が広がる時期。
あやすと笑ったり、音がする方に首を向けるようになるでしょう。
徐々にコミュニケーションを図れるようになりますので、読み聞かせだけでなく遊びとして絵本を取り入れることもできます。

 

また、昼と夜の区別をつけ始める時期でもありますので、寝かしつけ前に絵本を読む習慣を付けたいなら、この時期がおすすめ。
続けることで赤ちゃんも眠る時間だという認識がついていき、後々に寝かしつけをスムーズに行えるようになりますよ。

 

【口に入れても大丈夫な布絵本】
この時期は、何でも口に入れてしまうので、絵本を与えるときは、破れにくい布絵本がおすすめ!
読み聞かせはもちろんですが、絵本に触れて楽しむことが大切なので、まずは布絵本をおもちゃ代わりにして「絵本に親しむ」ことから始めてみましょう。

 

【いないいないばあっ!の絵本】
絵本を使って「いないばあっ!」が楽しめるものもあります。
コミュニケーションの1つとして、親子で一緒にやってみるといいかもしれませんね。

 

【形をテーマにした絵本】
丸や四角など形をテーマにした絵本もおすすめです。
ママと一緒に手や指を使ってマネをしてみましょう!

 

おすわりの時期<生後7ヶ月~10ヶ月>

寝返り、ずりばい、おすわりができるようになり、動きもますます活発に。
興味があるものに指さしをしたり、自分で気になるおもちゃを取りに行ったりもします。

 

【簡単なストーリーの絵本】
感情表現が豊かになる時期です。少し簡単な、ストーリー性のある絵本を選んでもいいかもしれません。
「オチ」があって笑える絵本を楽しむこともできますよ。
また、これまで読んできた絵本の中でも特にお気に入りの1冊が出てくると思うので、それを繰り返し読んであげたり、シリーズ絵本なら集めてみると喜んでくれるかもしれませんね。

 

【生活習慣に関する絵本】
離乳食や歯磨きなども行う時期です。
食事や歯磨きはもちろん、ねんね、あいさつ、着替えなどの生活習慣に関する絵本を選んであげると、普段の生活での行いが身に付きやすくなります。

 

【仕掛け絵本】
簡単な仕掛け絵本も楽しめます。
もしあまり絵本に興味を持ってくれないようなら、ユニークな仕掛けのある絵本を選んであげましょう。

 

自分でページをめくって楽しめるようになるため、すぐ絵本がボロボロになってしまうこともあります。
お出かけ先でも楽しめるよう、小さくてページが厚めのボードブックを用意しておくといいですね。

 

たっちの時期<生後11ヶ月~>

早いお子さんだと言葉を話し始める時期。お気に入りの絵本を持ってきて、「あ、あ」と読み始めたりする姿も見られます。
新生児期に読んでいた簡単な繰り返し言葉の絵本は、この時期の赤ちゃんの言葉を引き出すのに役立ったりするので、繰り返し読んでみましょう。

 

【食べ物・動物などがテーマの絵本】
身の回りのいろんなことに興味を持つ時期ですから、動物、食べ物など身近なものをテーマにした絵本がおすすめです。
言葉の習得につながるきっかけとなるでしょう。

 

【物語のある絵本】
これまで以上にお話の内容を理解できるようになりますから、ストーリ性のある絵本もどんどん取り入れていきたいですね。
昔話や童話など子どもが興味を持ちそうな内容がおすすめです。

 

赤ちゃんが気に入る1冊を見つけよう

赤ちゃんの月齢ごとの成長を考慮して絵本を選ぶことで、興味を惹く内容の1冊を見つけることができます。
今回ご紹介したポイントを参考にしながら、赤ちゃんが気に入ってくれる1冊を本屋さんで探してみてくださいね。

 

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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