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子どもを預けるのは幼稚園?保育園?

子どもを預けるのは幼稚園?保育園?

どちらを選ぶ?幼稚園?保育園?

今や20~40代の女性の約7割が仕事をしている時代となりました。
20~40代というとちょうど子育て世代。働くママの場合、よく考えなければならないのが子どもの預け先です。

 

まず思い浮かぶのが保育園か幼稚園どちらに預けるか、ということでしょう。

 

以前は、働くママは保育園、専業主婦は幼稚園、といった選択方法が一般的でした。
しかし、今は預かり保育のある幼稚園も増え認定こども園も選択肢に加わったため、どう選べばよいのかがよくわからないママも多いのではないでしょうか。

 

「子ども・子育て支援新制度」により、預けることのできる施設と対象年齢は以下の通りです。

 

〈保育園〉
対象年齢:0歳~小学校入学前
認定区分:2号、3号

 

〈幼稚園〉
対象年齢:3歳~小学校入学前
認定区分:1号

 

〈こども園〉
対象年齢:0歳~小学校入学前
認定区分:1号、2号、3号

 

子どもの年齢、「保育を必要とする事由」の有無などが認定区分の判断基準となります
今回は、これらを踏まえ、近い将来を見据えた「子どもの預け先」について考えていきましょう。

①保育時間や保育料で選ぶ

働くママの場合は、フルタイム、パートタイム、土曜出勤の有無など、ママの勤務時間によって子どもを預ける時間が変わってきますね。

 

また、幼児教育無償化制度が始まり、無償化や補助が受けられるようになりました
施設によって保育時間や保育料は異なります。家庭の経済的な面や、保育時間などを考慮して選ぶのも1つです。

 

【保育時間】
・保育園は原則8時間、幼稚園は原則4時間
・こども園は認定区分によって異なる
1号:1日4時間
2号、3号:1日8時間

 

ほとんどの保育園で延長保育、土曜保育、長期休暇中の保育を実施しています。
対して幼稚園では実施していないこともあり、長期休暇中も「夏季休暇中20日」「冬期休暇中4日」など、日数が決められている場合もあります。
フルタイム勤務のママは、パパと交代で休みを取ったり実家に預ける、時短勤務に変更するなど、対策が必要になります。

 

【保育料】
以前は、一般的に「保育園は保育料が高い」「私立園は公立園より高い」と言われていましたが、幼児教育無償化制度により以下のように改正されました。

 

〈0~2歳児〉
・住民税非課税世帯は利用料無償化
・0~2歳までの第2子は利用料半額、第3子以降は無償

 

〈3~5歳児〉
・世帯収入制限なしで利用料無償化
・無償期間は満3歳後の4月1日から小学校入学前まで
・幼稚園は入園できる時期に合わせて満3歳から無償化
・送迎バス費、食材費、行事費などは、従来通り保護者負担
・認可外保育園は上限37,000円/月の補助
・幼稚園は上限25,700円/月の補助

 

ひと月25,700円というのは、従来の幼稚園の利用料平均額です。
私立園などで利用料が高額な場合、25,700円/月以上は保護者負担となります。

 

幼稚園の場合は月の教育費以外にも、入園金や制服代、教材費などもかかることを覚えておきましょう。
さらに、延長保育や送迎バスを利用すれば別途料金が発生することも忘れないようにしてください。

②通いやすさや親の負担で選ぶ

施設によって多少異なりますが、送迎方法は大きなチェックポイントです。
また、保護者会や行事などの親の負担も気になりますね。

 

【通いやすさ】
毎日のことですから、通いやすい園に越したことはありません。

 

自宅、勤務先からの距離、経路はどうか
車で送迎する場合、駐車場の有無や利用しやすさはどうか
送迎バスを利用する場合、利用料金や経路、親の送迎が必須かどうか

 

【親の負担】
かわいいわが子にはいろいろな行事を体験させてあげたいと思いますが、その一方で親の負担が大きくなることもあります。

 

あらかじめ、園の行事予定や親の協力度合などを確認しておきましょう
園の説明だけではわからない部分もあるので、先輩ママに実情を聞く機会があればよいですね。

 

お弁当の有無や頻度
園行事(参観日など)は平日か休日か、休日の場合は代休があるのか
役員などの保護者の係りの負担

③カリキュラムや園の特色で選ぶ

施設によって、特色があります。
特に私立幼稚園では、独自のカリキュラム運営を行っているところも多いようです。
カリキュラムに魅力を感じてその施設を選ぶママも多いので、似たような考え方のママ友ができる場合もありますね。

 

・英語、フラッシュ計算、文字の読み書きなど、教育に力を入れている園
・キリスト教系や仏教系など、宗教の教えを園での生活に取り入れている園
・体操、竹馬、ランニングなど、体力作りや運動神経向上に力を入れている園

 

このほかにも、幼稚園であれば、課外保育の有無やその種類で選ぶのも1つです。
また、園庭の広さやプールの有無など、園内の施設の充実度も考えて選ぶといいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
まだ生まれたばかり…と思っていても、赤ちゃんの成長はあっという間。
近い将来のわが子の教育のことを考えて、どこに預けるかを夫婦で話し合っていきましょう。

 

ただし、地域によっては認可保育園など、定員数に限りがありますので希望の園に入園できないこともあります。

 

もし預ける候補がいくつかあって選べる場合、これらのポイントをチェックして選んでみてくださいね。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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