育児中でもネイルを楽しみたい
妊娠出産を経て、今は赤ちゃんの育児に大忙しのママ。自分に費やす時間が取れず、メイクなどのおしゃれを楽しむことができないと悩む方も多いですよね。
しかし、徐々に赤ちゃんの生活リズムが整ってくると、ママの気持ちにも余裕が出てくるものです。時にはママ友と子連れランチを楽しんだり、ショッピングを楽しんだりすることもあるでしょう。
外出の機会が増えれば、妊娠前のようにメイクやファッションを楽しみたいと思うママもいるかもしれませんね。そこで今回は、育児中のネイルを楽しむポイントについてご紹介します。
おしゃれを楽しむことと、赤ちゃんのお世話をすることを上手く両立して、ママ自身の生活も楽しんでください。
育児中のネイルはいつから?
育児中のネイルは、いつから再開してもいいのでしょうか。
これと言って決まりはありませんが、ママが育児に慣れてくる産後半年~1年後くらいから再開する人が多いようです。
理由としては、産後半年~1年後くらいになると、赤ちゃんの生活リズムが整い、ママ自身も育児に慣れることでネイルをする時間が持てるようになるからです。
最初は、フットネイルから始めたり、お出かけをする日だけネイルを楽しんでみたりと、様子を見ながら再開するのもいいでしょう。
育児中のネイルは赤ちゃんに害がある?
授乳中や赤ちゃんをあやしている時など、ネイルしている指を赤ちゃんがうっかり舐めてしまうこともありますよね。赤ちゃんの健康に影響はないのか、心配になってしまうと思います。
基本的に、乾いたネイルをうっかり舐めた程度であれば問題ないことがほとんどですが、ネイルポリッシュや除光液を誤って飲んでしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。
これは、ネイルポリッシュや除光液に含まれる「エタノール」や「アセトン」という成分による中毒の危険があるからです。
誤飲だけでなく、換気のしていない室内で、ネイルを塗ったり除光液を使ったりするのも危険です。空気中に広がったエタノールやアセトンを、赤ちゃんが吸い込んでしまう恐れがあります。
これらのことから、赤ちゃんの傍でネイルを塗ったり、除光液を使ったりしないように注意しましょう。
育児中のネイルを楽しむ4つのポイント
では、育児中にネイルを楽しむにはどうしたらいいのでしょうか。4つのポイントを見ていきましょう。
【ポイント①爪は短く切る】
育児中のネイルはショートネイルが基本です。
長い爪の方が、ネイルが映える気がしますが、ショートネイルでも楽しめるデザインはたくさんあります。
赤ちゃんに触れる機会が多いため、赤ちゃんの肌を傷つけないように爪は短く切り、形も角を丸く切るようにしましょう。
また、長い爪は、爪の間に雑菌が繁殖しやすくなります。赤ちゃんのおむつ替えや離乳食の準備をすることもあるので、爪を清潔に保つためにも伸びたらきちんとカットするようにしてくださいね。
【ポイント②デザインはシンプルに】
ネイルが好きな方は、ネイルにストーンやラメなどを施したデザインをすることもありますよね。
キラキラした爪は、見ていてとても美しいもの。妊娠前のようにそんな華やかなデザインを楽しみたいと思うママもいるかもしれません。
しかし、何かの拍子にネイルに付いていたストーンやラメが取れてしまい、赤ちゃんがうっかり飲み込んでしまう危険もあります。
また、気付かないうちに赤ちゃんに食べさせる料理に入り込んでしまうことも考えられます。
赤ちゃんのお世話の妨げにならないよう、育児中のネイルは、なるべくシンプルなデザインを心がけるようにしましょう。
【ポイント③ネイルの状態をこまめにチェックする】
育児中は何かと手を洗う機会が多いもの。水仕事が多いと、それだけネイルの持ちが悪くなってしまいます。
知らず知らずのうちにネイルが剝げて、その破片を赤ちゃんが食べてしまったりすることありますので、ネイルの状態はこまめにチェックするようにしましょう。
ハンドクリームやネイルオイルを使うと、ネイルの持ちが良くなりますが、この時も赤ちゃんがうっかり舐めてしまわないように注意が必要です。
【ポイント④赤ちゃんの傍で作業しない】
前述したとおり、赤ちゃんの誤飲事故や中毒事故などを防ぐために、ネイルを塗ったりオフしたりする場合は、赤ちゃんの傍では作業しないようにしましょう。
また、ネイルポリッシュや除光液など、ネイル道具の保管場所にも注意が必要です。必ず赤ちゃんの手が届かない場所に保管するようにしましょう。
まとめ
育児中でもネイルを楽しむことは可能ですが、今回ご紹介したように赤ちゃんのお世話の妨げになったり、赤ちゃんの健康に害を及ぼす行為には注意しなければなりません。
妊娠前のように思い切りネイルを楽しむ…というのは、まだ少し先ですが、爪を保護するという意味でシンプルなネイルをするのは問題ないことだと思います。ツヤのあるきれいな指先は、それだけで気分が上がるもの。
手軽にセルフネイルをするのも良し、パパに赤ちゃんを預けてネイルサロンに行くのも良し。どちらにしても、ママのリフレッシュになりますので、無理のない範囲でネイルを楽しんでくださいね。