ママに安心なハンドクリームって?
育児や家事で忙しく過ごすママは、1日に何度も手を洗います。赤ちゃんのお世話のために清潔な手でいるには、よく手を洗わなければなりませんが、水仕事に手洗いも増えれば肌のバリア機能が低下し、手荒れもひどくなりがちです。清潔な手で赤ちゃんに触れたいけれど、ガサガサの荒れた手では触れたくない、と悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんの育児中でも安心して使えるハンドクリームの選び方についてご紹介します。
ママのハンドクリーム選びポイント4つ
赤ちゃんの育児中でも安心して使え、忙しいママが使いやすいハンドクリームの選び方を、ポイントを挙げてご紹介します。
【ポイント1.赤ちゃんへの安全性で選ぶ】
ママのハンドクリーム選びで何より大切なことは、ハンドクリームを塗ったママの手や指を赤ちゃんが舐めても問題ない成分であることですよね。
赤ちゃんが口にしても安心なものは、赤ちゃんの肌に触れても大丈夫なものになります。
安全性で選ぶ場合、強い香りや刺激のある成分が入っていないものを選びましょう。
「赤ちゃん用」や「育児中のママ向け」と謳っているものや、天然由来の成分で作られたオーガニックのハンドクリームがおすすめです。
無香料だと物足りないというママは、天然アロマ配合のものを選ぶと良いです。天然アロマなら赤ちゃんに安心で、ママもほのかな香りで癒されることでしょう。精油の保湿効果も期待できます。
【ポイント2.べたつかないものを選ぶ】
ハンドクリームで困ることの1つは、塗ると手がべたついて、すぐに赤ちゃんのお世話や家事をするのが難しいことでしょう。
べたつきが苦手なママは、さらっとした塗り心地のハンドクリームがおすすめです。
ただし、保湿成分がべたつきの原因になりやすいため、さらっとしたハンドクリームは保湿力が弱いことがあります。べたつかないハンドクリームで、保湿効果も欲しいという場合は、植物性オイルやシアバター・セラミド・グリセリンなどの成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。
保湿力が高いものはしっとりとうるおいが長続きするため、つけ直す回数も減ります。
ジェルタイプのハンドクリームは、保湿力が高いのにべたつかずに使えるため、日中使うハンドクリームとしておすすめです。
【ポイント3.携帯しやすさで選ぶ】
日中使うハンドクリームは、塗りたい時にサッといつでも塗れるように携帯できるサイズのものが便利です。
赤ちゃんの成長と共にお出かけの機会も増えていきます。公園遊びやお散歩、お買い物など、外出先でもおむつ替えをすることがありますよね。
手を洗うたびにハンドクリームを塗れるように、持ち運び可能なものを選ぶといいでしょう。特に乾燥しやすい冬の時期は、ママバッグに入れて持ち歩くようにしたいですね。
【ポイント4.昼夜で使い分ける】
保湿力が高い成分が配合されたハンドクリームは、水分を保持する力が強いため、どうしてもべたつきやすくなります。
しかし、保湿力が高ければ肌を守ってくれるので、その分手荒れを防ぐ効果が期待できます。
ハンドクリームのべたつきが気になる方は、しっとりタイプを寝る前につけ、日中はさらっとした塗り心地を優先したハンドクリームを使用するなど、昼夜で使い分けをするといいでしょう。
保湿力が高いものかどうかを見分けるには、尿素やヒアルロン酸、コラーゲン・セラミドなど肌の保湿成分がたくさん入っているものを選びます。
成分表示を見る時は、含まれる成分量が多い順に成分が表示されていることを踏まえ、確認すると良いでしょう。
ママのハンドクリームで注意すること
ママのハンドクリーム選びで注意したいポイントをまとめましたのでご覧ください。
【尿素成分のハンドクリーム】
あかぎれがひどい時に尿素成分が多いハンドクリームを使うと、しみて痛むことがあります。害はありませんが痛むのが嫌なら、尿素が少ない、または入っていないものを選ぶと良いでしょう。
また、尿素配合のハンドクリームは、赤ちゃんには刺激が強いこともありますので、赤ちゃんの保湿には使わないようにしましょう。
【オーガニックのハンドクリーム】
オーガニックハンドクリームだからと言っても、中には天然由来成分以外のものが含まれている商品もあります。
「無添加」「オーガニック」など書いてある商品でも、購入の際は成分表示をしっかり確かめて選ぶようにしましょう。サンプルなどが手に入る場合は、お試しで使ってみてから購入するといいかもしれませんね。
まとめ
赤ちゃんに安心で、ママが使いやすいハンドクリームの選び方をご紹介しました。
お気に入りのハンドクリームが見つかったら、こまめに塗ることが大切です。なるべく手を洗ったり、水仕事を終えたらハンドクリームを塗る習慣をつけるようにしましょう。
毎日のハンドケアでうるおいのあるやわらか・すべすべ手肌を取り戻し、赤ちゃんと思いきりスキンシップを楽しみましょう!